フリーランスの平均年収と職種別年収ランキング!年収アップを目指すには?

フリーランスの平均年収と職種別年収ランキング!年収アップを目指すには?

「フリーランスの平均年収っていくら?」

「フリーランスで一番稼げる職種って何?」

「フリーランスで年収を上げる方法は?」

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、フリーランスの年収について解説しています。

最後まで読むことで、フリーランスの平均年収やもっとも稼げる職種がイメージできるでしょう。

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フリーランスの平均年収はいくら?中央値と目安を解説

フリーランスの平均年収はいくら?中央値と目安を解説

フリーランスの平均年収と、目標となる目安を紹介します。

フリーランス全体の年収と本業フリーランスが目安とするべき年収は、以下のとおりです。

フリーランスの中央値の平均年収は約200万円

フリーランスとして働いている人全体の平均年収は、約200万円です。

「フリーランス白書2020」では、年収200万円未満と200万~400万円の層が全体の約45%を占めています。

次いで多いのは年収400万~600万円で、全体の約2割という数字になっています。

本業フリーランスの平均年収の目安

フリーランスのみで生計を立てる本業フリーランスならば、年収400万円以上は目指したいところです。

フリーランスは会社員と比べて税金や保険の納付額が高く、利用できる社会保障が少ないため、生活が不安定になりがちです。

そのため、できるだけ多く稼いで安定をはからなければなりません。

また、仕事の保証がなく収入に波があるので、最低でも年収400万円を目安に稼ぐことをおすすめします。

フリーランスは年収低いといわれる理由と最低月収の実態

フリーランスは年収低いといわれる理由と最低月収の実態

フリーランス全体の年収が低いのは、フリーランスという働き方に幅がありすぎるためです。

また、フリーランス1年目の最低月収も解説します。

低い理由①副業でフリーランスをしている人が多い

フリーランス全体の年収が低くなる理由は、副業フリーランスやパラレルワーカーが占める層が多いためです。

本業の合間に副業をするフリーランスは年収が低く、フリーランス全体の平均を下げる結果となっています。

本業フリーランスのみの年収でいえば、平均年収は400万~600万円に近くなるでしょう。

低い理由②フリーランス1年目の月収は15万~16万円が最多

「フリーランス名鑑」によると、フリーランス1年目の年収で一番多かったのは200万円未満(82%)でした。

年収200万円を月収に換算すると、16万~17万円です。

居住地にもよりますが、生活レベルは決してよいものとはいえません。

「フリーランス白書2020」の調査では、経験が長くなるほど年収が上がっていき、10年以上になると年収400万~600万円の層が約3割と最多です。

フリーランスで年収1000万円を稼ぐ人の割合は?手取りも紹介

フリーランスで年収1000万円を稼ぐ人の割合は?手取りも紹介

フリーランスで年収1,000万円を稼ぐ人の割合と、年収1,000万円の手取り額を紹介します。

フリーランスで年収1000万円以上の割合は全体の1割

「フリーランス白書2020」によると、フリーランスで年収1,000万円以上を稼いでいる人の割合は、全体の約1割です。

また、年収800万円以上を稼いでいる層の約3割が10社以上と取引しており、満足度も高いことがわかっています。

職種や稼働時間、取引社数などの条件が合えば、フリーランスで年収1,000万円を得ることは決して不可能ではありません。

年収1000万円の手取りは約700万円

年収1,000万円を稼ぐフリーランスの手取り額は、約700万円です。

税金や保険料の内訳は、以下のとおりです。

  • 所得税…116万9,500円
  • 住民税…79万5,000円
  • 国民健康保険…82万円
  • 国民年金…19万9,320円

上記の約298万4,000円を差し引いた額が約700万円です。

業種によっては個人事業税35万5,000円の納付義務が発生し、その際の手取り額は約666万円となります。

フリーランスはどのくらい稼ぐの?年収相場を紹介

フリーランスには、副業や本業などさまざまな働き方があります。

フリーランスの年収相場一覧

それぞれの年収相場を、以下の表にまとめました。

働き方年収相場
副業系
フリーランス
70万~80万円
複業系
フリーランス
150万~160万円
本業系
フリーランス
150万~160万円
独立オーナー系
フリーランス
350万~360万円

もっとも年収が高いのは、個人事業主として働く独立系フリーランサーです。

専門スキルを持っていたりフリーランス歴が長い人は、年収800万~1,000万円というケースも少なくありません。

一方、副業フリーランスは年収100万円以下と低く、本業のかたわらでお小遣い稼ぎとして働いている人も多くいます。

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年収1000万円も!フリーランスの職種別年収ランキング

フリーランスの年収は、職種によって大きく異なります。

職種別年収ランキング

職種別の年収ランキングは、以下のとおりです。

職種平均年収
1位
コンサルタント
800万円以上
2位
ITエンジニア
約800万円
3位
Webマーケター
600万~800万円
4位
専門
士業
500~800万円
5位
Webデザイナー
300万円未満
6位
Webライター
200万円未満

フリーランスでもっとも年収が高い職種は、コンサルティング業です。

企業の規模や業種によっては月単価100万円以上の契約もあり、年収1,000万円も夢ではありません。

また、専門・士業の中でも比較的難易度の低い社会保険労務士と難易度の高い弁護士では、年収に大きく幅があります。

求人にも差があるため、士業といっても一概に高年収とはいえません。

フリーランスで年収1000万~2000万円を目指す方法

フリーランスで年収1,000万~2,000万円を目指す方法は、以下の5つです。

  1. 稼げる職種を選ぶ
  2. 人材価値を高める
  3. 期待以上の成果を上げる
  4. 実績を増やす
  5. フリーランスエージェントに登録する

稼ぐ方法①稼げる職種を選ぶ

年収1,000万円以上を叶えるには、平均年収の高い職種で独立することが大事です。

単価自体が低めに設定されている職種では、仕事量を増やしてもなかなか年収は上がりません。

稼ぐ方法②スキルを磨いて人材価値を高める

常に勉強し、新しい知識やスキルを習得したり専門性を高めたりすることで、人材価値を高めることができます。

この人に仕事を頼みたいと思ってもらえるフリーランスになると、契約金額が上がり年収も増えていきます。

稼ぐ方法③クライアントの期待以上の成果を上げる

クライアントの要望以上の成果を出すことで、単価アップと安定した仕事の受注に期待することができます。

高い単価で契約できるようになり、常に仕事がある状態をキープできると年収は徐々に上がっていくでしょう。

稼ぐ方法④さまざまな案件をこなして実績を増やす

さまざまなタイプの案件に挑戦して実績を増やすと、受注できる案件の幅が広がります。

経験豊富なフリーランスはクライアントから頼られ、さまざまな仕事を任せてもらえるようになります。

経験がある分報酬も上がり、年収アップにつながるでしょう。

稼ぐ方法⑤フリーランスエージェントに登録する

フリーランスエージェントに登録しておくと、仕事の受注に時間をかけずに済むようになります。

担当エージェントからの案件オファーにも期待ができるため、自分で営業活動をして仕事を獲得する手間がかかりません。

自然と仕事量が増え、年収も上がります。

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フリーランスは会社員の何倍稼げる?平均年収と手取りを比較

フリーランスと会社員の年収と手取りを比較していきます。

個人事業主の年収の定義や、扶養についてもあわせて紹介します。

フリーランスと会社員の平均年収

フリーランス全体の平均年収は、約200万円です。

一方、国税庁の「民間給与実態統計調査(令和2年)」によると、会社員(正社員)の年間平均給与は433万円でした。

会社員と比べて、フリーランス全体の平均年収がかなり低い傾向にあることがわかります。

しかし、フリーランスを本業としている人の平均年収は400万~600万円に近くなるため、その場合のフリーランスと会社員の年収にはそれほど差はありません。

フリーランスと会社員の手取り計算方法

フリーランスと会社員は、納付する所得税と住民税の税率は同じですが控除額が異なります。

また、保険料も異なるため同じ収入でも手取り額に差が出ます。

手取り計算方法の詳細

手取り計算方法の違いについては、以下のとおりです。

フリーランス会社員
控除基礎控除
青色申告特別控除
(最大113万円)
給与所得控除
(最大195万円)
健康保険全額負担会社と折半
国民年金全額負担会社と折半
厚生年金なし会社と折半
雇用保険なし会社と折半
個人事業税業種により
税率3~5%
なし
経費計上できる計上できない
福利厚生なしあり

上記をもとに、仮に年間の総収入を500万円(フリーランスの月間経費10万円)とした場合、それぞれの手取りは以下の金額になります。

  • フリーランス…約410万円
  • 会社員…約390万円

フリーランスは経費を計上できるメリットがあり、活用することで課税対象の所得を抑えることができます。

一方、会社員は福利厚生が充実しているため、見た目の金額よりも手元に残る額が多くなる可能性もあります。

フリーランスの収入面でのデメリットを回避するためには、節税や貯金が重要になってきます。

個人事業主の年収はどう定義される?

個人事業主の年収とは、総収入額から経費や売上原価を差し引いた金額をいいます。

確定申告で経費計上できる主な支出は、以下のとおりです。

  • 仕入れ費用
  • 従業員への給与
  • 交通費
  • 事務所家賃や光熱費
  • パソコンや周辺機器などの設備費

在宅でリモートワークをしている場合は、自宅家賃/光熱費の一部を経費にすることができます。

1月1日から12月31日までに発生した収入から経費を引いた、残りの金額が年収です。

さらに税金や保険料を差し引いた額が、手取り額となります。

フリーランスの扶養内はいくらまで?扶養に入る条件とは

フリーランスが配偶者の扶養に入るには、配偶者控除/配偶者特別控除の対象でなければなりません。

いわゆる「年収103万円の壁」はフリーランスには当てはまらず、年間の事業所得が48万円以下/133万円以下の場合に適用となります。

詳しくは以下のとおりです。

  • 年収-年間経費-青色申告特別控除65万円=事業所得
  • 事業所得が48万以下の場合は配偶者控除が適用
  • 事業所得が48万~133万円の場合は配偶者特別控除が適用

さらに、各種保険の扶養に入る条件は以下のとおりです。

  • 健康保険…年収130万円以下かつ配偶者の収入の2分の1未満
  • 国民年金…年収130万円以下の場合

配偶者の扶養に入りたいフリーランスは、適用される所得や年収の範囲内で収入をコントロールする必要があります。

扶養に入らずに税金や保険料を納める場合は、確定申告の前に手取り額を計算し、扶養に入るよりもプラスになるよう考えて仕事をしましょう。

そもそもフリーランスの意味とは?

フリーランスとは、企業に雇用されずに独立して仕事をする働き方です。

フリーランスの意味を紹介します。

フリーランスの意味

フリーランスの言葉の由来には諸説あり、中世ヨーロッパで活躍したいわゆる「傭兵」をフリーランスと呼んだ説が有力です。

  • free(フリー)…自由/組織に所属しないことを指す
  • lance(ランス)…槍/闘う(働く)ことを指す

日本社会におけるフリーランスとは、組織に所属せずに自由に仕事をする働き方をいいます。

またフリーランスの中でも、単発の案件を受注して働く請負型フリーランスと、契約期間に応じて企業に出社して働く常駐型フリーランスとがあります。

まとめ|フリーランスの年収は職種とスキル次第で高くなる

フリーランスの年収は、働き方や職種、スキル次第で大きく異なります。

全体の収入としては一見低く感じられますが、副業フリーランスの年収が平均に含まれているためです。

個人事業主として働くフリーランスの年収は、会社員と同等かそれ以上と考えられます。

また、年収1,000~2,000万円を目指すには、平均年収が高い職種を選んで独立することが大前提です。

さらに、スキルアップの努力を続ける謙虚さも年収を左右するでしょう。

どの仕事でフリーランスになるかを考え、フリーランスエージェントなどを上手に利用して高年収を叶えてください。