ドコモ光の口コミ・評判|最新キャンペーンや割引特典について徹底解説

ドコモ光は、フレッツ光の回線を借りてドコモが提供している光回線です。

ドコモのスマホとセットで割引が適用されるので、ドコモユーザーの人に最も適しています。

「ドコモ光って最近よく聞くけれど、実際はどうなの?」

「プロバイダって何?どこを選ぶべき?」

「できるだけお得に使うにはどうすればいい?」

本記事では、こういった疑問を解決できるように、ドコモ光の料金プラン・プロバイダ比較・キャンペーン・回線速度などについて徹底解説します。

目次

ドコモ光はどんな回線?

ドコモ光の基本的なスペックや特徴をまとめます。

ドコモ光とは?

ドコモ光とは、NTTドコモがフレッツ光の光回線を借りてユーザーに提供している、「光コラボレーション」と呼ばれるサービスです。

回線エリアはフレッツ光と同じですが、月額料金や各種オプション、キャンペーンなどは提供する事業者によって異なります。また、対応している通信規格やルーターの性能によって通信速度も異なるので、後ほど詳細を説明します。

中でもドコモ光の特徴は、ドコモのスマホと一緒に使うとセット割引が適用できることです。スマホ1台あたり、最大月額1,100円割引となるので、ドコモユーザーはとてもお得に使えます。

「光コラボ」により光回線サービスを提供している通信会社は、ドコモ光以外にもビッグローブ光・OCN光・DTI光などがあります。

ドコモ光の基本スペック

基本スペックは表の通りです。

運営会社株式会社NTTドコモ
月額料金【ドコモ光1ギガ タイプA】
戸建て:月額5,720円
マンション:月額4,400円
※2年定期契約の場合
工事費用戸建て:19,800円
マンション:16,500円
※新規工事料無料キャンペーン実施中
転用:0円
初期費用契約事務手数料:3,300円
通信速度最大1Gbps
※ドコモ光1ギガプラン
契約期間2年間/なし
提供エリア全国
キャッシュバックドコモ光1ギガ dポイントプレゼント
ドコモ光お引越し特典
キャンペーンドコモ光新規工事料無料
ドコモ光セット割
ドコモ光更新ありがとうポイント

プロバイダについて

インターネットを利用するには、光回線に加えて「プロバイダ」と呼ばれるインターネット接続事業社を利用する必要があります。以前までは光回線とプロバイダを別々に契約するのが一般的で、「ややこしそう」「きちんと契約できるか不安」と思われる要因でした。

ドコモ光は、プロバイダ一体型料金を採用しているので、契約手続きをまとめて済ませることができます。

「ドコモ光 1ギガ」の提携プロバイダは24社で、どれを選んでも変わらないようですが、実際には通信速度・サービスに違いがあります。例えば、人気のプロバイダであれば、アクセス集中のために通信速度が落ちるといった具合です。

そのため、以下の3項目がプロバイダを選ぶ重要なポイントとなります。

  • 通信速度
  • キャンペーン・キャッシュバック
  • その他サービス内容

記事内でそれぞれ詳しく解説します。

ドコモ光とフレッツ光の違い

ドコモ光はフレッツ光の回線を使用しているので、両者の違いがよくわからない人も多いと思います。回線自体は同じでも、それを提供する事業者によって、料金やキャンペーン内容が異なります。

ドコモ光とフレッツ光の違いについて詳しく解説します。

料金の違い

ドコモ光とフレッツ光の料金面の違いを表にまとめました。

ドコモ光フレッツ光 ネクスト
月額料金戸建て:5,720円
マンション:4,400円
※ドコモ光1ギガ タイプA
※2年定期契約の場合
戸建て:6,270円
マンション:3,335〜4,455円
プロバイダ利用料不要(月額料金に含む)月額550円〜が別途必要
通信速度最大1Gbps最大1Gbps
解約金
(更新月以外の解約)
マンションタイプ:4,180円
戸建てタイプ:5,500円
10,450円
工事費用戸建て:19,800円
マンション:16,500円
※新規工事料無料キャンペーン実施中
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
※土日は+3,300円
初期費用事務手数料3,300円契約料880円
キャンペーンドコモ光1ギガ dポイントプレゼント
ドコモ光お引越し(移転)特典
ドコモ光新規工事料無料
ドコモ光セット割
ドコモ光更新ありがとうポイント
にねん割

ポイントは、

  • 2万円近くかかる工事費用がドコモ光なら無料
  • 実質月額料金もドコモ光がお得
  • ドコモ光はキャンペーンが豊富

月額料金はほぼ同じように見えますが、フレッツ光はプロバイダ利用料が毎月かかるので、見た目より高くつきます。

ドコモのスマホをお使いの方は、ドコモ光とのセット割引が適用できるので、さらに金額の差は大きくなります。

ドコモ光のキャンペーン内容の詳細は以下のとおりです。

ドコモ光1ギガ
dポイントプレゼント
新規契約:10,000ポイント
乗り換え:5,000ポイント
分のdポイントをプレゼント
ドコモ光お引越し(移転)特典お引越し先でのドコモ光(定期契約あり)継続利用で
2,000ポイントのdポイントをプレゼント
ドコモ光新規工事料無料ドコモ光を新規申し込みで、
戸建て・集合住宅問わず工事費無料
ドコモ光セット割ドコモのスマホとドコモ光のセット利用で、
スマホ料金から1台あたり最大月額1,100円が割引
ドコモ光更新ありがとうポイント2年契約の更新のたびに、3,000ポイントのdポイントをプレゼント

フレッツ光の「にねん割」は、2年契約を選ぶことで戸建ては毎月770円、集合住宅は毎月110円の割引が適用されるものなので、2年間で最大18,480円の割引にしかなりません。ドコモのスマホを使っていない場合でも、工事費無料とdポイントの還元の方が割引額は断然大きくなります。

解約金はややドコモ光のほうが高いですが、基本的に光回線は契約後数年間使い続けるものなので、あまり気にする必要はありません。

速度の違い

ドコモ光・フレッツ光は同じ回線を利用しており、最大通信速度は1Gbpsと変わりません。このため、どちらの光回線も同程度の通信速度を期待できます。

ただし、以下の違いにより通信速度は少しずつ変わることがあります。

  • ルーターの違い
  • プロバイダの違い

Wi-Fiルーターで重要なのは、次世代インターネット接続方式であるIPv6に対応していることです。これより古いIPv4にしか対応していない場合、夕方や夜のインターネット利用者が増える時間帯に通信速度が落ちます。

また、プロバイダの設備や利用者数によっても通信速度は変わりますが、こちらは日常使いで気になるほど速度が落ちることはないでしょう。

ドコモ光であれば「GMOとくとくBB」というプロバイダから申し込めばIPv6に対応した高性能ルーターを無料レンタルできます。どうせ契約するならこれを利用するのがおすすめです。

ドコモ光・フレッツ光それぞれの優位性

ドコモ光フレッツ光
・プロバイダ一体型料金でわかりやすい
・月額料金が安い
・キャンペーンが豊富にある
・dポイントのキャッシュバックがある
・スマホセット割でさらにお得になる
・24社の提携プロバイダによる独自のサポートが受けられる
・初期工事費用が無料になる
・解約金が安い
・長年光回線を運用してきた実績がある
・光回線において知名度がある

フレッツ光を選ぶメリットは、解約金が少し安いことくらいです。それも、光回線を2年以内に解約することは基本的には少ないのと、ドコモ光のキャッシュバックや工事費無料などを考慮すると、解約金の差額以上のプラスがあります。

フレッツ光という光回線を長年提供してきたことに対する信頼感はあるかもしれませんが、ドコモも十分に安心感のある企業であると言えます。

総合的に見て、フレッツ光を選ぶメリットはほぼありません。

フレッツ光からドコモ光への乗り換え=転用

ドコモユーザーの方は、フレッツ光からドコモ光に乗り換えるとセット割で月額料金が安くなるので、基本的には乗り換えっる方がお得です。

すでにフレッツ光の設備が整っているはずなので工事は不要な上に、「ドコモ光1ギガ dポイントプレゼント」キャンペーンの対象なので5,000円分のdポイントを受け取れます。

フレッツ光からドコモ光への転用手順は以下のとおりです。

  1. 転用承諾番号を取得する
  2. 契約中のプロバイダを確認する
  3. ドコモ光に申し込む

1つずつ簡単に説明します。

1.転用承諾番号を取得する

契約中のNTT東日本・NTT西日本から「転用承諾番号」を取得します。

この際に、以下の4つが必要です。

  • フレッツ光のお客様ID・光電話番号・連絡先電話番号のいずれか
  • フレッツ光の契約者氏名
  • フレッツ光の利用住所
  • フレッツ光の利用料金の支払い方法

また、フレッツ光で加入しているオプションが無いかどうかも併せて確認します。

2.契約中のプロバイダを確認する

ドコモ光で選択できるプロバイダの場合は、そのまま使えます。

ドコモ光が提携していないプロバイダの場合は、解約するか「ドコモ光単独タイプ」を利用するかのどちらかになります。

ただし、「ドコモ光単独タイプ」はドコモスマホとのセット割が適用できないため、基本的には解約して新たなプロバイダと契約し直した方がよいでしょう。

3.ドコモ光に申し込む

電話・オンライン・ドコモショップで転用申し込みをします。転用時に利用できるドコモ光のキャッシュバックキャンペーンは以下の2つです。

内容適用条件
【ドコモ光 1ギガ】dポイントプレゼント特典dポイント5000円分キャッシュバック
・ドコモ光(2年定期契約)を申し込み7ヶ月以内に利用開始
・契約者がdポイントクラブ会員であること
ドコモ光お引越し(移転)特典dポイント2,000円分キャッシュバック・ドコモ光(定期契約あり)で移転の申し込みをして、7ヶ月以内に利用開始
・契約者がdポイントクラブ会員であること

フレッツ光の解約金は発生しませんが、契約中のプロバイダの解約金が発生する場合はあります。ただ、解約金は高くても5,000円程度のプロバイダが多いので、乗り換えてキャッシュバック+月額料金を抑えたほうがお得です。

ドコモ光の費用

ドコモ光は、料金プラン・プロバイダ・定期契約の有無・キャンペーンなどに様々な選択肢があります。それらの選択肢を組み合わせることで、自分にピッタリの光回線サービスがお得な料金で契約できます。

ここでは、ドコモ光のプラン・オプションの違い・お得な組み合わせ例を紹介します。

ドコモ光の月額料金プラン

マンション向け戸建て向け
1ギガ タイプA2年定期契約:4,400円
定期契約なし:5,500円
2年定期契約:5,720円
定期契約なし:7,370円
1ギガ タイプB2年定期契約:4,620円
定期契約なし:5,720円
2年定期契約:5,940円
定期契約なし:7,590円

ドコモ光に限らず、マンション向けプランよりも戸建て向けプランが少し高額になります。工事費用や解約金も異なります。

マンションは工事費用が16,500円・解約金が8,800円、戸建ては工事費用が19,800円・解約金が14,300円です。ちなみに現在ドコモ光では、工事費無料キャンペーンを実施しているので、マンションも戸建ても工事費は不要です。

タイプの違い

タイプAとBの違いは、契約できるプロバイダです。

タイプAで契約できるプロバイダ

  • ドコモnet
  • plala
  • GMOとくとくBB
  • @nifty
  • andline
  • SIS
  • BIGLOBE
  • IC-NET
  • hi-ho
  • Tigers-net.com
  • BB.excite
  • エディオンネット
  • SYNAPSE
  • 楽天ブロードバンド
  • DTI
  • @ネスク
  • TikiTiki
  • 01光コアラ(2022年5月31日でサービス終了)

タイプBで契約できるプロバイダ

  • OCN
  • @T COM
  • TNC
  • @ちゃんぷるネット
  • WAKWAK
  • AsahiNet

ドコモ光を利用する際には、上記の24社から選択します。選ぶ際の判断基準は「IPv6が標準対応」「キャッシュバックの有無」「通信速度が速い」「その他サービスの有無」となります。

スマホセット割

割引額スマホ1台あたり月額最大1,100円割引
適用条件・ドコモのスマホで対象プランを利用し、ドコモ光を契約している方
・ドコモ光契約者と「ファミリー割引」グループ内であれば、離れている家族も割引対象
※ahamoは割引対象外です。
対象プラン5ギガ プレミア
5ギガホ
5ギガライト
ギガホ プレミア
ギガホ
ギガライト
パケットパック
最大回線数最大20回線まで

「ドコモ光セット割」の特徴は、「ファミリー割引」のグループ内であれば一緒に住んでいる家族も、離れて暮らしている家族も対象になることです。たとえば3人家族でドコモのスマホを利用している場合、スマホ1台あたり1,100円×3回線=月額最大3,300円割引となります。

スマホの料金プランが「5G ギガホ プレミア/5G ギガホ/ギガホ プレミア/ギガホ」の場合、ドコモ光の「1ギガプラン」ならどれも月額1,100円割引、「ドコモ光ミニ」のみ月額550円割引になります。

オプションサービス

ドコモ光が提供しているオプションをまとめます。

オプション料金サービス内容
ドコモ光電話550円・IP電話サービス
・国内の携帯電話への通話が1分あたり17.6円
・国内の固定電話への通話が3分あたり8.8円
ドコモ光電話バリュー1,650円・ドコモ光電話のサービス内容
+528円分の無料通話付き
・発信者番号表示機能など、6サービスがセット
ひかりTV for docomo2,750円専門チャンネル、ビデオオンデマンド、
地デジ/BSデジタル放送がまとめて楽しめる
スカパー!基本プラン:3,960円
セレクト5:1,980円
セレクト10:2,860円
光パックHD:4,138円
・光回線を利用してスカパーを楽しめる
・アンテナ不要、専用チューナー不要
ドコモ光テレビオプション825円・アンテナ不要でBS/CSが楽しめる

A/B以外のプランタイプ

プラン名プラン内容
タイプC光回線でなく、ケーブルテレビの設備を利用した光サービス。
提携ケーブルテレビを利用している場合そのまま切り替え可能。
月額料金は「1ギガ タイプA」と同額です。
ドコモ光ミニ基本使用料2,970円からの2段階定額プラン。
データ通信が少ない月は安く、多い月も上限が6,720円。
200MBまでは2,970円で、それ以降は10MBあたり33円加算です。
単独タイプドコモ光の提携プロバイダ以外を利用する場合のプランです。

単独タイプは、タイプA/B以外のプロバイダを選択したい場合に検討することになります。しかし通常の月額料金に加えてプロバイダ料金がかかる上に特にメリットもないので、どうしてもプロバイダにこだわりがある人以外は考えなくてよいでしょう。

どうすれば最も安く/お得に利用できるか

ドコモ光を最も安く利用するには、

  • プロバイダは「GMO とくとくBB」を選ぶ
  • プランは「2年定期契約」を選ぶ

の2点だけ抑えておきましょう。

GMOとくとくBBでは、以下の2つのキャッシュバックから1つを選んで適用できます。

  1. 最大35,500円キャッシュバック
  2. 他社からの乗り換えで20,000円

①については、ドコモ光のみの契約で5,500円バック、映像サービスを同時に契約することで増額できて最大35,500円まのキャッシュバックとなるキャンペーンです。契約する映像サービスとそれぞれのキャッシュバック金額は以下の通りです。

同時申し込みキャッシュバック金額
なし5,500円
dTV
もしくは
dアニメストア
10,000円
DAZN for docomo
または
スカパー
15,000円
ひかりTV18,000円
ひかりTV
+
DAZN for docomo
35,000円

連絡希望日を平日の14:00〜17:00に設定することで、上記の金額+500円の増額になります。

DAZN for docomo以外のサービスは申し込み後数週間無料で使える期間がありますが、キャッシュバック適用のためには90日間の継続が必要です。つまり、無料期間のみで解約することはできません。

それぞれの月額料金は、

  • dTV:440円
  • dTV:550円
  • DAZN for docomo:3,000円
  • ひかりTV:2,750円
  • スカパー:1,980円〜3,960円

です。

最も高額キャッシュバックの35,000円のためには「ひかりTV+DAZN for docomo」の契約が必要で、ひかりTVには初回31日間の無料期間があります。つまりちょうど90日で解約した場合、最大で「2,750円+3,000円×2=8,750円」の出費となり、35,000円もらえるため差額分の26,250円がプラスになります。
契約・解約の手間はありますが、キャッシュバック金額は非常に大きいです。

貰える金額が最も大きいのは↑のパターンですが、解約する手間が面倒で、なおかつ現在他社のインターネットサービスを使っている人は、「解約違約金補助20,000円」の方を活用するのもおすすめです。

ただしこちらも乗り換えたら無条件で貰えるわけではなく、他社を解約したときに届く解約明細をメールで送る必要があります。

ドコモ光の回線速度

ドコモ光の最大通信速度は1Gbpsです。しかし、利用環境・回線の混雑状況・ルーターなどの設備によって通信速度は変化します。そのため、実際に1Gbpsの通信速度でインターネットを楽しめるわけではありません。これは技術的な問題のため、他の光回線会社を利用しても同様です。

そこで、実際に使った際の回線速度(実測値)や、その速度がどれだけ快適なのかを説明しつつ、他社との比較をしていきます。

ドコモ光の速度の実測値

表で簡単にまとめたのが以下です。

最大通信速度実測値(平均値)
ドコモ光1Gbps下り速度:271.5Mbps
上り速度:207.83Mbps

参考)みんなのネット回線速度(ドコモ光の通信速度レポート)
https://minsoku.net/speeds/optical/services/docomo-hikari

下り速度は、ダウンロードの速度でストリーミング動画視聴・インターネット閲覧などに関係します。上り速度は、動画投稿・写真投稿・ファイルをアップロードする速度です。

それでは、ドコモ光の下り速度「271.5Mbps」がどの程度の速度なのかを検証します。

インターネット利用の目的別に必要な回線速度は、以下のとおりです。

目的必要な回線速度目安
オンラインゲーム10Mbps~100Mbps
動画視聴HD動画:5Mbps
4K動画:20Mbps
Web会議Zoom:600kbps~3.8Mbps

ドコモ光の実測値は安定して200Mbpsを超えるので、速度的に全く問題なく、快適に楽しむことができます。また、PCやスマホ、ゲーム機など複数台を同時に接続することを考慮しても十分です。

ドコモ光は200Mbps以上なので、一般的なインターネットの利用に必要な回線速度を大きく超えています。また、パソコン・スマホ・家庭用ゲーム機など、複数台が同時にインターネット接続することを考慮しても十分な速度といえます。

他社との比較

他社光回線と通信速度を比較してみます。

フレッツ光の回線を使っている光コラボ事業者と比較しても、ほとんど同じ数値になるので、独自回線を使っている光回線と比較します。

平均速度(上り)平均速度(下り)
ドコモ光1Gbps207.83Mbps271.5Mbps
フレッツ光 ネクスト1Gbps206.43Mbps271.53Mbps
auひかり1Gbps
5Gbps
10Gbps
359.64Mbps421.59Mbps
NURO上り速度:1Gbps
下り速度:2Gbps
434.19Mbps499.21Mbps
eo1Gbps 5Gbps 10Gbps361.16Mbps492.14Mbps

ドコモ光をフレッツ光ネクストは、同じ回線を使っているので、実測値もほぼ同じです。

表で挙げている「auひかり」「NURO光」「eo光」は、フレッツ光の回線を利用していない独自回線の事業者です。フレッツ光の回線は利用者が多く、混雑する時間帯があるため独自回線の光回線と比べるとやや速度は劣ることがあります。

ただ、200Mbpsあればオンラインゲームでも問題なくサクサク楽しめるので、ドコモ光の速度でも十分です。実測値で見ると2倍近い差がありますが、だからといって使用感に2倍の差が出るわけではないので、安心してください。

上記の口コミくらいの速度が比較的安定的に出ると考えてよいでしょう。

ドコモユーザーは、速度の快適さ・料金のどちらを取ってもドコモ光が最適です。

ドコモ光どうしの速度の違い

同じ回線を使っているのに速度に違いが出る理由は、「プロバイダ」と「ルーター」です。

プロバイダについてはユーザー数や各社の設備によって、ルーターについては主にIPv6に対応しているか否かで速度が変わります。実測値を比較してみましょう。

プロバイダ平均速度
GMOとくとくBB下り速度:290.39Mbps
上り速度:229.08Mbps
OCN下り速度:271.0Mbps
上り速度:196.99Mbps
plala下り速度:276.86Mbps
上り速度:204.74Mbps
@nifty下り速度:206.69Mbps
上り速度:217.53Mbps
BIGLOBE下り速度:306.07Mbps
上り速度:193.48Mbps
ドコモnet下り速度:307.1Mbps
上り速度:240.7Mbps
ASAHIネット下り速度:304.55Mbps
上り速度:244.87Mbps
参考:みんなのネット回線速度

上記表の通り、有名どころのプロバイダだとほとんどの場合300Mbps程度の速度が出ます。GMOとくとくBBは速度も速い上に、キャッシュバック等も充実しているので、おすすめです。

環境にもよりますが、上記のような速度を出すこともできます。

次にIPv6ですが、それまでのIPv4と比べて混雑に強い次世代のインターネット方式で、Wi-FiルーターがIPv6に対応しているか否かで速度はかなり変わります。

ドコモ光の提携プロバイダの中でIPv6が標準サービスに含まれているのは、以下の20社です。

  • GMOとくとくBB
  • ドコモnet
  • plala
  • @nifty
  • andline
  • SIS
  • BIGLOBE
  • IC-NET
  • BB.excite
  • エディオンネット
  • SYNAPSE
  • 楽天ブロードバンド
  • DTI
  • TikiTiki
  • 01光コアラ
  • OCN
  • @T COM
  • @ちゃんぷるネット
  • WAKWAK
  • AsahiNet

GMOとくとくBBは、こちらにもきちんと対応しています。

ドコモ光のサポート体制

光回線を快適に利用するためには、サポート体制の充実も重要な要素です。

ドコモ光のサポート体制について紹介します。

問い合わせ窓口

窓口対応時間内容
電話24時間対応0120-800-800
※ドコモの電話回線の場合「151」
チャットボット24時間対応・公式サイトのチャットボットから
・イレギュラーな質問には対応できないことも
LINE午前9時~午後5時・「ドコモ故障サポート」を友だち登録後、利用可能
・設定方法や不具合についての問い合わせのみ
メール24時間対応公式サイトから

ドコモの問い合わせ窓口は非常に丁寧な対応で評判が高いですが、繋がりにくいことも多い点が指摘されています。

電話で繋がりにくい場合は、午前中などなら比較的繋がりやすいので時間帯を変えてみましょう。もしくは、メールやLINEでの問い合わせもできるので、繋がるのを待ちながらとりあえず質問を送っておくのも良いでしょう。

ドコモ光のメリット・デメリットまとめ

これまでに紹介してきたドコモ光のメリット・デメリットをまとめます。

メリット・初期工事費用約20,000万円が無料
・高性能Wi-Fiルーター無料
・ドコモスマホとセットで非常にお得
・提携プロバイダによる豊富なサービス
・ドコモという安心感
・ドコモならではの特典
・他社から乗り換えで最大35,500円キャッシュバック
デメリット・ドコモユーザー以外のスマホはセット割の対象外

とにかくドコモのスマホを使っている人は、光回線をドコモ光にすることで最もお得にインターネットが使えるようになります。

セット割でスマホ代が最大月額1,100円安くなるのに加えて、20,000円ほどの工事費用が無料になり、高性能のWi-Fiルーターも無料でレンタルできて、

プロバイダのキャッシュバックも豊富です。

GMOとくとくBB20,000円キャッシュバック
plala15,000円キャッシュバック
@nifty20,000円キャッシュバック
TikiTikidポイントを20,000ポイントプレゼント
キャッシュバックを行っているプロバイダ

中でもGMOは、回線速度が速く、高性能ルーターを無料でレンタルできるので非常におすすめです。

また、ドコモならではの特典として、dカード GOLDで支払うと毎月のスマホ代・ドコモ光料金の10%がdポイントとして還元されます。たとえばスマホ代+ドコモ光で毎月10,000円だとすると、それだけで毎月1,000円分のdポイントが付与されます。

ドコモ以外のスマホを使っている方は、別の光回線を利用した方がお得な場合が多いですが、ドコモユーザーはドコモ光を選んでおけば間違いありません。

申し込み方法と開通まで

ドコモ光を申し込みから開通までの流れを紹介します。

申し込み方法は、店頭・ドコモ公式・各プロバイダの3パターンです。

申し込み方法メリットデメリット
店頭・スタッフに直接質問できる・店頭まで出向く必要がある
・待ち時間が発生する可能性がある
・キャッシュバック特典対象外
ドコモ公式・24時間申し込みが可能
・待ち時間なし
・不明点をスタッフに聞けない
・プロバイダ独自のキャンペーン対象外
プロバイダ・24時間申し込みが可能
・待ち時間なし
・プロバイダのキャッシュバックが受けられる
・不明点をスタッフに聞けない

プロバイダのキャッシュバックが受けられるというメリットが非常に大きいため、各プロバイダからの申し込みが最もおすすめです。申し込みの手順は特に難しいものではないので、人にすぐ聞けないからといって不安に思う必要はありません。

利用開始までの手順は以下のとおりです。

  1. 利用する地域が提供エリア内かどうか確認する
  2. プロバイダ公式サイトの申し込みフォームを入力する
  3. 折返しの電話で申し込み内容を確認される
  4. 郵送物の受け取り
  5. 開通工事
  6. ルーター設定

工事も含めて、2週間〜1ヶ月程度見ておきましょう。工事作業自体は1時間ほどで終わりますが、3月など引っ越しのシーズンは、すぐに工事に来てもらえるとは限りません。早めに工事日を予約してしまいましょう。

他社からの乗り換えについて

他社から新しくドコモ光と契約する場合、大きく分けて以下の3パターンがあります。

  • フレッツ光からの乗り換え=転用
  • 他の光コラボからの乗り換え=事業者変更
  • 他社独自回線からの乗り換え=新規契約

NURO光やeo光などの、フレッツ光以外の独自回線からドコモ光に乗り換えを考えている人は、上記で解説した「新規申し込み」と同じ申し込み手順になります。また、フレッツ光の回線を敷くための工事が必要です。

BIGLOBE光やOCN光などの、他社光コラボ事業者からドコモ光に乗り換える場合は「事業者変更」、フレッツ光からの乗り換えは「転用」と呼びます。この2つは引き続きフレッツの光回線を使用するので工事は不要です。

転用の申し込み手続きについてはすでに本記事の上の方で説明したとおりで、

  1. 転用承諾番号を取得する
  2. 契約中のプロバイダを確認する
  3. ドコモ光に申し込む

以上です。

ドコモ光に関するよくある質問

最後に、ドコモ光についてよく疑問に思われるものを紹介します。

自分の地域は提供エリアに入ってる?

ドコモ光の提供エリアはフレッツ光と同じく全国です。詳細についてはフレッツ光公式サイトより確認できます。

参考:提供エリア検索|フレッツ光

速度が遅いと感じたらどうしたら良い?

ドコモ光を使っていて通信速度が遅いと感じたら、以下の3つを確認してみてください。

  • 端末の再起動
    PCやスマホ、もしくはルーターの再起動をしてみてください。
    原因がわからないトラブルは再起動するだけで解決することも多いです。
  • LANケーブルの確認
    古い規格のLANケーブルを使っていないか、しっかり差し込まれているかなどを確認しましょう。LANケーブルが古いものだった場合、新型のケーブルに買い換えない限り速度は改善されません。使用中のケーブル本体に「CAT5」と記載されている場合、1Gbpsに対応していない規格であるため、1Gbpsに対応している「CAT5e」や「CAT6」以降のケーブルに買い換えてください。
  • プロバイダ・ルーターがIPv6に対応しているかを確認する
    IPv6は、それまでのIPv4と比べて混雑に強い回線です。なので、回線が混雑する時間帯でも安定した通信速度で使い続けることができます。また、ルーター側もIPv6に対応しているものを使う必要があります。GMOとくとくBBやBIGLOBE光は、IPv6対応のルーターを無料でレンタルできるのでおすすめです。
賃貸だけど工事できる?

賃貸マンションの場合、マンション自体に光回線の設備が整っていることも多いです。その場合は物理的な工事なしですぐに使用できます。マンションにフレッツ光の回線が敷かれていない場合は、大家さんに許可をもらって工事することになります。許可を取れたら申し込み・工事を進められますが、断られた場合はどうしようもないので、光回線ではなく、モバイルルーターやSoftBank Airのようなコンセントに刺すだけでWi-Fiが使えるデバイスを検討しましょう。

法人契約はできる?

できます。法人向けに、携帯電話を内線化できたり、Wi-Fiの導入から管理まで全てをプロにおまかせできたりするオプションもあるので、法人契約の光回線としてもおすすめです。

支払い方法は?

ドコモ光の支払い方法は、「口座振替」「クレジットカード払い」の2種類から選択できます。万が一、口座の残高が不足している場合や、クレジットカードの利用が停止されている場合のみ、請求書払いをすることができます。

こだわりがなければ、ポイントが付くクレジットカードでの支払いがおすすめです。特に、dカード GOLDであればポイント10倍なので、ドコモのスマホと併せて毎月1000ポイントほど貯まるので非常にお得です。

「ドコモ光10ギガプラン」って何?

最大通信速度10Gbpsの超高速光回線サービスです。

提供エリアはまだ一部のみで、料金も1ギガプランと比べてかなり高くなっています。

プラン名定期契約あり定期契約なし
10ギガ タイプA6,930円8,580円
10ギガ タイプB7,150円8,800円
10ギガ 単独タイプ6,490円8,140円

ほとんどの人は1ギガプランで十分すぎるほどの速度なので、あえて10ギガプランを選ぶ必要はありません。

たとえば、10人で同時にオンラインゲームをするとか、とにかく最速のインターネットが使いたいという人以外はスルーして構いません。

プラン変更はできる

可能です。また、ドコモ光1ギガプランからドコモ光10ギガプランへプラン変更する場合は、提供エリア・対応プロバイダなど条件が異なるので確認が必要です。

解約方法は?解約金は必要?

ドコモの契約電話であれば「151」、それ以外であれば「0120-800-800」に電話することで解約手続きを進められます。ドコモショップからでも解約は可能です。

解約金については、2年定期契約の場合、契約満了月の当月・翌月・翌々月の3カ月以外であれば解約金14,300円がかかります。解約する際には解約満了月の確認をしましょう。

引っ越しのときはどうすればいい?

ドコモ公式サイトから所定の手続きをすることで、引越し先でもドコモ光を利用できます。

あとは「エリアの変更があるか」「工事が必要か」によって、引越し時にかかる金額が変わります。

工事の必要あり工事の必要なし
エリア内でのお引越し
NTT東日本内・NTT西日本内
8,250円2,200円
※移転事務手数料
エリアが変わるお引越し
NTT東日本⇔NTT西日本
16,500円2,200円
※移転事務手数料

上記の初期費用はかかりますが、複雑な手続きはありません。

スマホをドコモからahamoに変えたら安くなる?

安くなります。

ahamoはドコモ光とのセット割の対象外なので割引は適用されませんが、月額料金自体が非常に安いため、総額はahamoに変えた方が安くなります。

ドコモの場合ahamoの場合
スマホ料金7,865円
※ギガホ
2,970円
dカードお支払割-187円割引対象外
ドコモ光セット割-1,100円割引対象外
合計6,578円2,970円

スマホをドコモではなくahamoにするのであれば、ドコモ光にこだわる必要はありません。

テレビオプションって何?

月額750円で、アンテナ無しで地デジや無料のBS番組を楽しめるオプションです。

「ひかりTV for docomo」というのが別でありますが、こちらは月額3,850円(ドコモの2年割適用なら2,750円)で、地デジ/CSに加えて、13万本以上のコンテンツを誇るビデオオンデマンド、様々なジャンルの専門チャンネルが楽しめます。

テレビさえ見られたらいいという人は「テレビオプション」、映画やドラマなどのコンテンツをたくさん楽しみたい方は「ひかりTV for docomo」を検討してみてください。

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