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引っ越し料金は、時期や荷物の量、移動距離といったそれぞれの条件によって変わりますが、安くするコツは利用者全てに共通します。
ズバリ安くするコツは、「複数の業者の見積もりを比較すること」です。
理由は、引っ越し料金は各業者が独自に決めているからで、見積もりを比較することで、最大50%引っ越し料金が安くなるケースも。
逆に間違った業者に依頼した場合、数万円単位で損するので、引っ越し料金を安くしたい人は、絶対に見積もりを比較するようにしましょう!
引っ越し料金の大まかな相場をチェック!

料金を決める大きな要素は「時期」「荷物の量」「移動距離」の3つです。
今回、標準的な料金になる5月中旬を基準に、2人暮らしと4人暮らしの家庭別に距離毎の料金相場をまとめてみました。
引っ越し料金の相場価格表
移動距離 | 2人家族 | 4人家族 |
---|---|---|
同一市内 (~15km) | 65,000円 | 96,000円 |
同一県内 (~50km) | 69,000円 | 107,000円 |
同一地方 (~200km) | 81,000円 | 132,000円 |
中距離 (~300km) | 108,000円 | 153,000円 |
遠距離 (~500km) | 136,000円 | 196,000円 |
※目安として、東京-大阪間の距離がおよそ400kmです。
上記が引っ越し料金の大まかな相場です。もちろん荷物の量や時間帯などによって変わりますが、目安としてまずは覚えておいて下さい。
2人暮らし、4人暮らしの荷物量の具体的なイメージは下記の通りです。
2人暮らしの場合
大人2人家庭で、40平米前後の1LDK~2DKの間取りを想定した見積もりとなっています。
料金相場は同市内であれば平均65,000円、転勤などで遠距離に引っ越す場合であれば136,000円程度の費用となります。
2人暮らしの場合の、想定荷物量は以下の通りです。
2ドア冷蔵庫、2人掛けソファー、洗濯機、液晶テレビ、テレビ台、ダブルベッド、エアコン、照明器具、食器棚(小)、本棚・タンス類、ローテーブル、その他、ダンボール20箱程度
4人家族の場合
大人2人・子供2人家庭で、100平米前後の2LDK~3LDKの間取りを想定した見積もりとなっています。
料金相場は同市内であれば平均96,000円、遠方に引っ越す場合であれば196,000円程度となり、2人家族と比較して約1.5倍の相場価格となります。
4人暮らしの場合の、想定荷物量は以下の通りです。
大型冷蔵庫、ソファー、洗濯機、液晶テレビ、エアコン、照明器具、テレビ台、ダブルベッド、2段ベッド、食器棚(大)、本棚・タンス類、ダイニングテーブル、学習机、その他、ダンボール40箱程度
荷物が多い家庭の場合
家庭によってはもっと荷物の量が多くなる場合もあると思います。
その際には「荷物が入った段ボール箱が何個あるか?」が一つの目安となります。
引っ越し業者が見積もりを行う際は、1人当たり10個程度のダンボール箱を目安と考えますので、4人暮らしの場合であれば40箱を想定して料金が計算されます。
もし荷物が多くてこの目安を超えた場合はいくらになるのか、ざっくりとした料金を計算してみました。
下記は「4人家族で40箱を基準(=100%)」とした場合の料金表です。
箱数 | 料金相場 |
---|---|
40箱 | 100% |
50箱 | 103% |
60箱 | 103% |
70箱 | 106% |
80箱 | 106% |
90箱 | 110% |
もし引っ越しの際にダンボール箱が60個になってしまった場合、料金が6%ほど上乗せされるという計算になります。
例えば4人暮らしで「同一市内の引っ越し」の場合、料金相場は96,000円になりますが、ここに6%の上乗せがあると、「96,000円+5,760円=101,760円」という計算になります。
荷物が多いほど料金は高くなるので、なるべく少ない箱数に収まるように整理しておくのがポイントです!
繁忙期の料金相場について
引っ越し料金は季節によって大きく変動します。3月や4月はとても料金が高くなります。
では一体どれくらい高くなるのか?平均的な5月中旬の引っ越し料金を基準として、1月~12月までの相場をパーセンテージでまとめました。
時期 | 料金相場 |
---|---|
1月 | 93% |
2月 | 99% |
3月 | 175% |
4月 | 125% |
5月 | 100% |
6月 | 94% |
7月 | 105% |
8月 | 100% |
9月 | 95% |
10月 | 97% |
11月 | 91% |
12月 | 95% |
一年を通して最も見積もりが高くなるのは3月の「175%」で、次が4月の「125%」です。
例えば5月に引っ越そうとした時に80,000円の見積もりだったとしたら、同じ内容でも3月だと140,000円もかかってしまうということですね。
一方で、最も料金が安くなる11月であれば、5月と比べて約1割ほど近く引っ越せる計算になります。
これは非常に大きな差なので、引っ越しをするならできる限り3月と4月は避けて、少しでも安く引っ越せる時期を選びたいところです。
ただ就職や転勤など、どうしてもこの時期に引っ越さなければいけない人もいると思うので、そういった場合は必ず「相見積もり」で安い業者を比較しましょう。
多少手間に思うかもしれませんが、やるかやらないかで、一番高い引っ越しシーズンであっても1~2万円程度は確実に変わってくるはずです。
安く引っ越したければ「相見積もり」は必須

大まかな料金目安を把握したら、次にやらなければいけないのは「引っ越し業者の比較」です。
最近ではほとんどの人がやっていると思いますが、いくつかの業者に見積もりを依頼して、どこが安いかを比べることを「相見積もり」と呼びます。
安く引っ越したければ「相見積もり」は絶対に必要で、最低でも3社程度は見積もりを比べた方がよいです。
実際に引っ越し業者の査定を経験したことがある人ならわかると思いますが、業者側が最初に提示してくる見積額は明らかに高いです。
ある意味、「値引き交渉されることを前提とした価格」になっているので、もし最初の金額のままで契約してしまったら大損です。
多少面倒に感じたとしても、相見積もりをするかどうかで金額は大きく変わってきますので、絶対にやることをおすすめします。
手間がかかるのが嫌だという人は、「引越し侍」などのインターネットの一括見積もりサイトを使えば簡単に比較できるので、ぜひチェックしておきましょう!
ネット査定はなるべく多めに、実査定(下見)は3社程度やる
最近ではほとんどの人がインターネットの「一括見積もり査定」を使って料金を比較しています。
スマホやPCで簡単に申し込めて、8~10社程度の査定額をパッと調べる事ができます。
これは「ネット査定」と呼ばれるもので、あくまで大まかな見積額となっているので、実際にはその後に「実査定(ちゃんとした下見)」を行う必要はありますが、おおまかな料金相場がすぐに調べられるので便利です。
ネット査定は簡単に出来るので、なるべくたくさんの業者を比較した方が安く引っ越せる確率が上がります。
その中から条件の良いところを3社くらい選んで、実査定を依頼しましょう。
この時のコツは、最低でも1社は「大手の引っ越し業者」を入れることです。
いくら安くても、知名度が低い業者だけだとサービス内容に不安があるので、大手を含めて実査定の料金を比較しましょう。
もし「大手の半額以下」など、明らかに安すぎる見積もりを提示してきた業者がいたら、トラブルになるリスクが高いので避けた方が無難です。
一括見積もりサイトの上手な活用方法
一括見積もりサイトは無料で使えるし、とても便利なのですが、1つだけデメリットとして「引っ越し業者からの営業がくる」という点が挙げられます。
これはある意味仕方がないことですが、電話営業などをされるのが嫌な人は、申込時に「日中は仕事なので連絡はメールで」と書いておきましょう。
また申し込む際のメールアドレスも、普段使っているのとは別に、Gmailなど無料メールでアカウントを作って分けておくと便利です。
専用メールアドレスを作っておけば管理が楽ですし、万が一引っ越し業者からしつこい営業メールが来ても無視することができます。
多少のデメリットはありますが、
- 安い引っ越し業者が簡単に見つかる
- 一括見積もりサイト独自のお得な特典がある
- 悪質な業者に当たる確率が減る
といったメリットがあるので、使わないよりは使った方がお得だと思います。
有名なところだと「引越し侍」や「SUUMO」があるので、少しでも安く引っ越したいと考えている人は上手に活用しましょう。
おすすめの引越し見積もりサイト

では、実際におすすめの一括見積もりサイトをいくつか紹介します。
実は一括見積もりサイトにもそれぞれ違いがあって、「お得な一括見積もりサイト」を選ぶことで、通常よりも安く引っ越せる確率が上がります。
今回はくらしNAVI編集部で厳選した2つを紹介するので、引っ越しの際にぜひ使ってみて下さい。
引越し侍

「引越し侍」はテレビCMでもおなじみで、一括見積もりサイトの中ではNo.1の人気と知名度を持っています。
330社以上の中から最大で10社まで見積もり比較できるので、たくさんの業者を比較してとにかく安く引っ越したい人にはおすすめです。
最大で引っ越し料金が50%安くなる他、期間限定でキャッシュバックキャンペーンや、お得な電子マネーギフトがもらえる独自の特典サービスがあります。
大手から地元の引っ越し業者まで幅広く登録しているサイトなので、まず使うなら引越し侍からがおすすめです。
SUUMO

「SUUMO」は不動産ポータルサイトとして日本最大級のメディアです。
テレビCMなどでは引っ越しよりも「お部屋探し」のイメージが強いかもしれませんが、引っ越しの一括見積もりにも対応しています。
SUUMOのおすすめポイントは、「見積もり先を自分で選べる」という点です。これは他の一括見積もりサイトにはない特徴です。
「複数の業者を比較したいけど、名前も知らないところはイヤだ…」といった不安がある人にはぴったりです。
数をたくさん比較するなら引越し侍、自分で選んで比較するならSUUMOと使い分けるのがおすすめです。
この2つは一括見積もりサイトの中でも特に利用者が多く、特典なども充実しているのでおすすめのサイトです。
それぞれ提携している業者が違うので、時間があるなら両方等も使って徹底的に比較するのがベストです。
相見積もりをするのとしないので、引っ越し料金が倍近く変わってくる可能性もあるので、必ずやっておきましょう!
引っ越し料金を値引きするためのコツ

引っ越し料金を一番安くするのは「相見積もり」ですが、それ以外にも多少役立つコツがあります。
さらに料金を節約したい方のために、値引きのコツをまとめました。
引っ越し業者の下見までに荷物を減らす
先ほど解説しましたが、引っ越し料金を決める要素の一つに「荷物の量」があります。
したがって、荷物の量をできる限り減らすことで、安く引っ越すことができます。
もし使わない家具や家電があるなら、できれば引っ越し業者が見積もりに来る前に処分しておくか、「これは引っ越しまでに処分します」と言えるように部屋の隅にまとめておきましょう。
そうしないと、運ばない荷物まで容量に加算されてしまい、見積額が高くなります。
また大型家具や家電製品、トレーニング器具を処分する場合、粗大ごみとして地方自治体に処分費用を払わなければならないかもしれません。
そういった時は、メルカリやヤフオク、ジモティーなどを活用して、無料で処分するのも節約のコツです。
手間はかかりますが、処分費用が浮くだけでなく、場合によっては売却益を得ることも出来るので、引っ越し費用の足しになります。
くらしNAVI編集部の経験上ですが、大型家具や家電などは、ジモティーで「無料で譲ります」と書いておけば、かなり高確率で無料で引き渡すことができると思います。
遠距離引っ越しの場合は家具の買い替えも検討
引っ越し料金は「荷物の量×距離」で算出されるため、「遠距離+荷物が多い」場合の費用は高額になります。
遠距離引っ越しであれば尚更、荷物を減らすことが重要になってきます。
ただ遠距離の場合は、ダンボールに入るサイズの荷物を減らしても大きな節約は見込めません。
冷蔵庫や洗濯機、ベットやタンスなど大型家財を売却し、引っ越し先で買い替えを行うことも一つの方法です。
例えば冷蔵庫1つだけで、引越し料金は7,000円から17,000円程度高くなります。
それなら古い冷蔵庫は処分して、新居で新しいものを買おう…と考えるのもありではないでしょうか。
曜日、時間は「お任せ」が最安値
時期が料金を決める要素ですが、曜日や午前・午後などの日時によっても料金は変動します。
大まかな料金の目安は下記となります。
曜日 | 平日 | 土日祝 |
---|---|---|
午前便 | 119% | 126% |
午後便 | 100% | 108% |
フリー便 | 84% | 92% |
平日の午後を基準とした場合、土日祝日と朝の便が割高になることが分かります。
理由としては、どちらも需要が高くなるためです。
特に午前便は利用者の65%以上が希望する時間帯で、かなり割高に設定されます。
午前中に引っ越しを終わらせて、午後にゆっくり荷解きしたい気持ちはみんな同じです。
一番安く引っ越せるのは、時間帯を指定しない「フリー便」です。
引っ越し業者の都合で時間帯が決まるので、終わるのがかなり遅くなってしまう可能性がありますが、その分確実に安くなります。
もし安さ優先で引っ越しを考えるなら、交渉材料の一つとして覚えておきましょう。
ちなみに、フリー便といっても当日いつ来るか分からないわけではなく、基本的には前日か前々日までには大まかな開始時間の連絡が来ます。
値引き交渉は遠慮せずにやるが、即決はしない
引っ越し業者が下見に訪問に来た際には、値引き交渉をすることになると思います。
自分から言い出さなかった場合でも、業者側から「今決めてくれれば特別にお安くします」などといって、その場で契約することを求めてきます。
ですが、もし最安値で引っ越したいなら、値引きの提示があったとしても即決はしないで下さい。
この時に提示される金額は、まだまだ下がる可能性があるからです。
「一度ゆっくり考えてみて、また後日連絡します」と伝えて、残りの業者にも見積もりを依頼しましょう。
その上で、「他社はこれくらいの金額だったけど、貴社ならもっと安くできますか?」と交渉を持ちかければ、スムーズに値下げすることができます。
オプション料金についての考え方

ピアノの運搬やエアコンの取り外しなど、標準料金に入っていない作業はオプション料金の扱いになります。
また絵画やペットなどは、そもそも運送の対象外になっており、専門の運送サービスが必要なことがあります。
このような特殊な荷物に関しては、事前に確認をしておかないと思わぬ高額になることがあるので注意しましょう。
以下に主なオプションサービスをまとめたので、ぜひ事前に確認してみて下さい。
オプション名 | 相場料金 |
---|---|
荷造り・荷解き | 20,000~60,000円 |
エアコンの取り外し | 10,000~30,000円 |
ピアノの運搬 | 15,000~50,000円 |
不要品の処分 | 5,000~15,000円 |
荷物の一時預かり | 15,000~25,000円 |
ハウスクリーニング | 20,000~80,000円 |
引っ越し業者によって料金はバラつきがあるので、上記は目安となります。
大手なら大体のオプションに対応してくれると思いますが、地元密着の小さな業者だとそもそも対応してくれないこともあるので注意しましょう。
それぞれのオプションサービスについて簡単に解説します。
荷造り・荷解き
こちらは「おまかせプラン」といった名前のサービスで、ダンボールへの梱包、荷解き、家具解体など何もせずに利用できるというオプションです。
準備の作業時間が取れない方や、妊娠中や病気などで事情があって作業ができない方向けにあるサービスです。
大手の引っ越し会社であれば必ずあるオプションで、荷物量によりますが割高な金額設定になっているため、安く済ませたい方にはおすすめできません。
エアコンの取り外し
引っ越しの標準料金には基本的にエアコンの取り外しは含まれていません。
これを引っ越し業者に任せると割高になる傾向があり、できればエアコンの専門業者に依頼した方が安くなります。
同じ地域の引っ越しなら別々に依頼してもいいですが、県外や遠方になるようであれば、引っ越し業者へ依頼する方が結局安くなるかもしれません。
ピアノの運搬
電子ピアノであれば費用は安くおさまりますが、グランドピアノといった重量のあるピアノの場合は料金が高くなります。
特に2階以上の階への運搬で、クレーンを使う状況になれば30,000~50,000円と費用が跳ね上がりますので、事前に確認するようにしましょう。
不用品の処分
粗大ゴミや不要な大型家具を引っ越し業者に引き取ってもらうこともできます。
ただし割高になる傾向があるので、事前にフリマやオークションサイトで譲渡できるものはしておきましょう。
どうしても処分できなかった場合は、地方自治体に問い合わせて廃棄すると安く済ませることができます。
荷物の一時預かり
入居と退去のタイミングがズレた場合に、一時的にトラックに詰んだ荷物を預かってもらうサービスです。
1日あたりの料金で相場は15,000~25,000円程度となります。
基本的には預けている間は荷物の取り出しはできません。
業者によっては対応していない場合もあり、その時はトランクルームに預ける方法もあります。
トランクルームであれば約7平米(4畳)のスペースで、月間12,000~40,000円程度なので、長期に預ける場合はこちらの方が安く済みます。
ハウスクリーニング
旧居、新居の部屋を清掃してもらうサービスで、こちらも業者によってオプションメニューにない場合があります。
部屋の間取りや家具家電の数によっても料金が異なり、割高になることが多いので、安く済ませたい方は自身で清掃する方がいいでしょう。
宅急便などを使って引っ越すのは節約になるのか?

荷物が少ない人の場合、引っ越し業者は使わずに、宅急便などで荷物を送った方が安くなるのでは…と考えるかもしれません。
しかし結論から言うと、宅急便を使った引っ越しの多くは節約にはなりません。
宅急便は、箱の大きさ・重さ・距離で価格が異なります。
そのため「近距離かつ荷物が少ない」場合以外は、引っ越し業者に依頼した方が安いです。
例えば、一般的な宅急便のダンボールに入らないような家具や家電などがあります。
その場合はソファーや冷蔵後などの大型家具や白物家電に対応した、「家財宅急便」「ラージサイズ宅急便」といったサービスが宅配会社毎に用意されています。
これらは便利ではありますが、1点から対応できる分、料金がかなり割高に設定されているのが特徴です。
以下は家具配送で1番利用されているクロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」の料金例です。
らくらく家財宅急便の料金例
・冷蔵庫:16,555円
・洗濯機:7,535円
・シングルベッド:16,555円
・ダブルベッド:23,375円
※同一県内移動での料金
150kgまでで、100kgを超過するものにはさらに追加料金も発生します。
また、商品価格が50万円を超える高価品も対応外であったり制約も多いです。
この宅急便を利用した引っ越しのシュミレーションすると、このようになります。
サービス名 | 2人家族 | 4人家族 |
---|---|---|
一般宅急便 | 32,000円 | 64,400円 |
家財宅急便 | 47,465円 | 80,575円 |
合計料金 | 79,665円 | 144,975円 |
※2人家族は冷蔵庫、洗濯機、ダブルベッド、ダンボール20箱で算出しています。
※4人家族は冷蔵庫、洗濯機、ダブルベッド、シングルベットx2、ダンボール40箱で算出しています。
宅急便を使って引っ越しをした場合、2人家族で79,665円、4人家族で144,975円という試算になります。
一方で同じ荷物量で引っ越し業者を使った場合、2人家族で69,000円、4人家族で107,000円が相場料金です。
「一括見積もりサイト」を使って値切り交渉をすればもっと安く引っ越せる可能性もあるので、基本的には宅急便を使わない方がお得に引っ越せるでしょう。
よくある質問

見積もりはどれくらい前にすればいいの?
希望日に引っ越しするためにも、早い段階で見積もりを取るのがベストです。
引っ越し業者にも1日の受け入れ上限があり、また先着順の対応となるため、できるだけ早い段階での引っ越し見積もりを取る必要があります。
特に繁忙期の3月~4月に引っ越し予定の方は、1ヵ月前の見積もりでは遅く、希望日に引っ越しができない可能性があるので、できれば2ヵ月くらい前には見積もりを取っておいた方がよいです。
通常期に引っ越す場合にしても、1ヵ月前を目安に見積もりを取っておくのがベストです。
早く見積もりを取ることで、引っ越し業者との値段交渉燃しやすくなるので、「なるべく早く」が得するコツです。
一括見積もりをするとしつこい営業が来るのでは?
先ほども書いたように、一括見積もりサイトを利用すると、しつこい営業電話がかかってくるかもしれないというデメリットがあります。
これに関しては、申込時の備考欄に「日中は仕事なので連絡はメールで」と書くことである程度減らせますが、それでも電話をかけてくる業者はいます。
その場合は「もう他で契約しました」と断ってしまうのがベストな対応です。
こちらの要望を無視して電話をかけてくる強引な業者ということになるので、無理に相手をせず、もう他で契約してしまったからと伝えてください。
相手も無駄な営業はしたくないので、もうかかってこなくなると思います。
引っ越し料金はどうやって決まるの?
引っ越しの見積もり料金は下記の4つの要素から算出しています。
基礎運賃 | 移動時間による「時間制」と移動距離による「距離制」の2種類 |
割増料金 | 「繁忙期」や「時間帯」、「休日」などにより加算 |
実費 | 作業員の人権費や梱包資材費、交通費など |
オプション料金 | エアコンの取り外しや不用品の処理などのサービス |
基礎運賃は引っ越し業者の約款に基づいて算出される運賃のことであり、これは国土交通省が定めているのでどの引っ越し業者も大きな差はありません。
2種類の基礎運賃があり、移動時間による「時間制」と移動距離による「距離制」です。
短距離引っ越しには「時間制」、長距離引っ越しの際は「距離制」が適用されます。
ここはあまり変えようがないので、引っ越し料金を安くしたければ、「割増料金」と「オプション料金」の2つを軽くできないか考えるのがコツになります。
クレジットカードで支払うことはできる?
基本的にはクレジットカードでの支払いは可能ですが、中には対応していない業者もあるので事前確認をしましょう。
対応している場合も、カードの種類や支払い回数にバラつきもあるようですので注意が必要です。
クレジットカード決済の場合のメリット・デメリットをまとめました。
- ポイントが貯まる
- クレジットカード会社によっては優待サービスがある(指定業者利用の場合)
- 分割払いで費用を抑えることができる
- 分割払いができない場合がある
- 別途手数料が発生する場合がある
- 引越業者への事前申告がなければクレジットカードを利用できない場合がある
デメリットの部分は事前に確認すれば未然に防ぐことができるので、クレジットカードを利用した方がお得だということが分かります。
かかった費用をローンで支払うことはできる?
あまり知られていないですが、引っ越しでかかった費用はローンで支払う事ができます。
引っ越しの際には、引っ越し業者に払う料金の他にも、敷金・礼金、仲介手数料、家具の購入費など大きな出費があります。
その費用を払う際に使えるのが「フリーローン」です。
フリーローンとは借入金の使い道に制限のない個人向けローンであり、引っ越し費用などにも利用することができます。
金利が低く、WEBより申込が可能なので利用しやすくなっています。
フリーローンは審査に時間がかかり、融資されるまでに時間を要することがデメリットとなっています。
フリーローン以外ではカードローンも用途の制限はないので利用する事ができます。
カードローンは審査が早いですが、金利が高いこともあるので、どちらが自分に合ってるか確認した上で利用しましょう。
まとめ
今回は引っ越し料金の相場と、安くするためのコツを解説しました。引っ越し料金に関しては、時期と荷物の量が大きく影響してきます。
引っ越し時期に関してはズラすのが難しい人もいるかもしれませんが、荷物は工夫次第で減らせると思うので、なるべく引っ越し業者の下見前に整理しておきましょう。
そして最も大事なのが引っ越し業者の「相見積もり」です。
これはやらないと確実に損をしてしまうので、引っ越しが決まったらなるべく早めに一括見積もりサイトを使って比較しましょう。
早く見積もりを依頼した方が、引っ越し業者側もスケジュール調整がしやすいので値引き交渉も通りやすくなります。
相見積もりをすると、最大50%引っ越し料金が安くなることもあるので、とにかく金額を抑えたい人は、絶対に行いましょう!