新たな取り組み

Web3型IoT統合ソリューション構想

データの信頼性担保から、自律的な「価値の交換」へ。 これまでの実証実験(PoC)の成果を統合し、ステーブルコイン基盤によるM2M決済の実現を目指します。

実証実験(PoC)の歩み

段階的に積み上げてきた、技術と信頼のプロセス

Web3型M2M基盤PoC Phase 1

リアルタイム通信とクラウド連携

M2M(Machine to Machine)/ MEC(Multi-access Edge Computing)基盤とOBDⅡデバイスとの動作検証を実施。AWS WavelengthやNode-RED等を活用し、リアルタイム通信処理とクラウド連携の安定性を確認しました。

Web3型M2M基盤PoC Phase 2

5G RedCap/MQTTによる通信高度化

5G RedCapおよびMQTTプロトコルに対応させ、環境センサデータのリアルタイム処理を検証。物流・倉庫環境における温度異常アラート等のM2M最適化を実現しました。

Web3型M2M基盤PoC Phase 3

分散型ID(DID)による認証統合

全車両・デバイスにDIDを付与し、ブロックチェーン上での認証連携を実施。中央管理者に依存しない「自己主権型ID(SSI)」による、企業間を跨いだ信頼基盤を確立しました。

NEXT STAGE

ステーブルコイン基盤PoCへ移行

DIDに紐づく車両データをVC(検証可能証明)・NFT化し、独自発行のステーブルコインで対価を支払う「M2M決済」の実証段階へ進みます。これにより自律的な「機械経済圏」のインフラを構築します。

実証されたネクスの強み

ハードウェア・トラスト

通信モジュール層で秘密鍵を管理し、デバイス単体で署名・認証を行う物理的な信頼性を確保。ソフトのみでは困難な改ざん防止を実現します。

エッジ処理と高速通信

5G等の高度な通信技術とエッジ解析を統合。現場でのデータ処理とブロックチェーン連携を低遅延かつセキュアに行う技術力を保有しています。

社会実装への適応力

改正資金決済法などの規制を遵守したステーブルコイン基盤の設計など、商用利用を見据えた実用的なシステム構築をリードします。

想定ユースケース

車両データ提供への
自動対価支払

車両が収集した走行データやメンテナンス情報をマーケットへ提供。その価値に応じ、車両のWalletへステーブルコインで即時報酬が支払われます。

デバイス間
リアルタイム決済

自動運転車とEV充電スタンドなどが直接通信。給電量に基づいた精算を、人間を介さずデバイス同士で完結させるM2M決済を実現します。

IoTデータの
NFT化・二次流通

環境センサ等のデータをNFT化して資産価値を付与。マーケットプレイスでの二次流通時にも、データの生成元へ自動でロイヤリティを還元します。

デバイスが自ら「価値」を稼ぎ、精算する未来へ。

ネクスはこれまでのPoCで培った「通信」と「信頼(DID)」の技術を、「決済(ステーブルコイン)」と統合します。
人手を介さない自律的な経済活動こそが、次世代のスマート社会を支えるインフラになると確信しています。

Web3型IoT統合ソリューション構想イメージ
Web3型M2M基盤×ステーブルコイン基盤がもたらす未来
Web3型M2M基盤 ステーブルコイン基盤がもたらす未来

①車両などデバイスがDIDとウォレットを持ち、充電器、ETC、駐車場、デジタルサイネージなど他のデバイスと接続し、ステーブルコインで自動的に、M2M決済を行う未来。②車両がDIDを持つことで、それに紐づく車両データをNFT化し、保険会社等に自動的に販売することで、その分安い保険料を享受することができる未来。③さらに、デジタル空間にリアルタイムでデジタルツインとして再現し、自動最適化や自律制御を行う未来