Webデザイナーの末路は暗いわけではありません。
ただし、労働時間の長さや給料の低さなどを理由に、やめとけという人は多いです。
Webデザイナーの現実を理解し、求められるスキルを身につけておけば、悲惨な末路を迎える可能性は低いでしょう。
この記事では、Webデザイナーの末路や「やめとけ」と言われる理由、Webデザイナーを目指す方法を解説します。
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Webデザイナーの末路とは?
Webデザイナーの末路について、以下3つの観点から解説します。
Webデザイナーはなくなる?
結論、Webデザイナーはなくなりません。
もちろん、ただ目の前の仕事を機械的にこなすだけのWebデザイナーは淘汰されます。
選ばれる人材になるための努力をコツコツ積み上げれば、Webデザイナーとして生き残れるでしょう。
Webデザイナーの挫折率は?
Webデザインを独学で学ぶ人の挫折率は90%程度と言われます。
初心者が今からWebデザイナーを志すなら、Webデザインスクールで学ぶのが確実です。
Webデザイナーを目指す人の9割が諦めるわけではない点に注意しましょう。
Webデザイナーの離職率は?
2020年に実施された厚生労働省の離職率調査によると、Webデザイナーを含む情報通信業の離職率は9.2%です。
ちなみに宿泊業・飲食サービス業は最も離職率が高く、26.9%が転職に踏み切っています。
職業 | 離職率 |
---|---|
鉱業・採石業・砂利採取業 | 5.6% |
金融業・保険業 | 7.7% |
複合サービス事業 | 7.8% |
情報通信業 | 9.2% |
製造業 | 9.4% |
建設業 | 9.5% |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 10.0% |
学術研究・専門・技術サービス業 | 10.3% |
卸売業・小売業 | 13.1% |
運輸業・郵便業 | 13.3% |
医療・福祉 | 14.2% |
不動産業・物品賃貸業 | 14.8% |
教育・学習支援業 | 15.6% |
生活関連サービス業・娯楽業 | 18.4% |
サービス業(ほかに分類されないもの) | 19.3% |
宿泊業・飲食サービス業 | 26.9% |
上記をふまえると、Webデザイナーの離職率は決して高いわけではなく、むしろ平均以下と言えます。
「Webデザイナーの末路が悲惨」と言われる理由
「Webデザイナーの末路が悲惨」と言われる理由を6つにまとめました。
- Webデザイナーが増えすぎた
- Webデザイナーの仕事は過酷でついていけない
- Webデザイナーは給料が安い
- Webデザイナーはキャリアアップが難しい
- Webデザイナーはいじめやストレスなどで病むケースが多い
- Webデザイナーに転職して後悔する声が多い
今からWebデザイナーを目指す人は必見です。
Webデザイナーが増えすぎた
Webデザイナーは非常に人気の職種で、レッドオーシャン化が止まりません。
他人と同じ努力では、Webデザイナーとして生き残るのは難しいでしょう。
「クライアントを感動させる仕事」を意識し、知識やスキルを磨き続ける気持ちが重要です。
Webデザイナーの仕事は過酷でついていけない
「Webデザイナーの仕事は過酷」という声は多いです。
【WEBデザイナー系 入職してみて解った事】
辞めさせるために、じりじり追い込む人。
そんなに即戦力を望むなら未就業者OK!って告知しないで欲しい。学生以下の時給で、報酬と過酷さがバランス悪過ぎる。— 50歳からの転職マニュアル (@tenshokuweb) February 20, 2023
結婚する前はWEBデザイナーとして超過酷労働バリキャリしてたから、もう今は楽したい😂外国行かなきゃだしキャリアは諦めてる🤣
自分が作ったゆるキャラのCM流れる度に、あー、やりがいあったなーっとは思うけど。。— みー🌸流産→1人目妊活→🧚♀️ (@m373t0123) October 26, 2019
答えのないデザインの世界に振り回され、ブラック企業に荒らされ、エンジニアからはjavascriptもやれと責め立てられ、画像加工もして、イラストも描き、ついでにディレクション領域もやる…
WEBデザイナー過酷。#WEBデザイナー
— イライジャ|WEBデザイナー デザイン添削おじさん (@Elijah_School) July 6, 2021
ただし、すべての会社で過酷な労働を強いられるわけではありません。
WEBデザイナーは過酷なお仕事ですって、会社によるでしょ。
昔、雑誌メインの職場の時は17:15まで、いかに時間をつぶすかがテーマの曜日が多かった。
卒業生の方々を見てても、会社によりますが、昔よりかは労働時間は明らかに減っているはず。
— 坂元 剛 (@ho_designschool) August 21, 2021
「Webデザイナーが過酷」と決めつけるのではなく、「会社によってさまざま」と考えるほうが真理に近いでしょう。
Webデザイナーは給料が安い
「Webデザイナーは給料が安い」と言われるケースがあります。
実際はどうなのか、求人ボックス 給料ナビのデータをご覧ください。
平均年収 | 458万円 |
---|---|
平均時給(アルバイト・パート) | 1,963円 |
平均時給(派遣社員) | 1,095円 |
初任給の相場 | 22万円 |
引用:求人ボックス 給料ナビ(2023年2月下旬)
世の噂とは異なり、Webデザイナーの給料は日本の平均よりも高い傾向にあります。
給与の安い職場は存在するかもしれませんが、「Webデザイナーの給料が安い」は正しい情報とは言えません。
Webデザイナーはキャリアアップが難しい
Webデザイナーはキャリアアップが厳しいことで知られています。
確かにWebデザイナーを志す人は多いため、思うように昇進や昇給が実現しないケースは考えられます。
ただし、「キャリアアップが難しい」を理由にWebデザイナーを諦める人は、そもそも向いていません。
「どんな困難も乗り越える」という気概を持った人こそ、キャリアアップに相応しい人材と言えるでしょう。
Webデザイナーはいじめやストレスなどで病むケースが多い
「Webデザイナーはいじめやストレスなどで病む」と言われます。
ただし、Webデザイナーは他業種と比較していじめが多いという根拠やデータはありません。
また、同じWebデザイナーの仕事でも、職場によってストレスの感じ方に大きな差が生じます。
以上をふまえ、「Webデザイナーはいじめやストレスが多い」は一人歩きした情報です。
風通しがよく、ストレスが少ない職場を選べば、夢に向かって邁進できるでしょう。
Webデザイナーに転職して後悔する声が多い
Webデザイナーに転職して後悔する声は多いです。
Webデザイナーになると体に起こる変化
😭目が痛い
😭肩がこる
😭猫背になる
😭太る
😭足腰が弱くなる在宅ワーク・フリーランスになると上記の変化がさらに加速する。とにかく歩かなくなる。「体が資本」なので元気で丈夫で健康な体を手に入れておく必要がある。何もしてないと数年後に後悔するる!
— 通販LPくん|伝説のD2Cデザイナー (@eclp_design) February 17, 2023
Webデザイナーになりたくてwebスクールに通ったけど、私の場合は本当お金を無駄にしたなーと今でも後悔してる🙄
時間もお金も無駄にしたけど、一点だけ良かったのはスクールで出来た人脈のおかげで今の会社に転職できたこと。
良いんだか悪いんだか😅
— YMD (@YMD33073145) July 21, 2019
未経験から事業会社のWebデザイナーになりましたが、1人デザイナー状態です😭
率直な感想としては制作会社の内定が出るまで転職活動すれば良かったと後悔しています。
スキルの面では完全に自分次第なので日々試行錯誤中です。
メリットは何の制約も無く自由に出来ることくらいですかね🤔
— リュウ@フロントエンドエンジニア(Web制作) (@ryu0947) May 18, 2020
大切な視点は、後悔の声が多いからやめるのではなく、後悔しないために何をすべきかを考えることです。
座りすぎで健康を害することに対しては、「30分に1回は立ち上がる」「長時間座っても疲れない椅子を購入する」などの対策が打てます。
転職を急ぐと失敗するとわかっているなら、「Webデザイナーの業界を徹底的にリサーチする」「最初は副業からスタートする」といった行動で後悔する確率は激減します。
Webデザイナーへの転職経験者の意見を参考に、同じ轍を踏まないように注意しましょう。
Webデザイナーを目指す人の道のり
Webデザイナーを目指す人の道のりは以下の3ステップです。
独学やWebデザインスクールで学ぶ
未経験可のWebデザインの仕事はありますが、最低限の知識がないと一人前の仕事ができません。
まずは独学かWebデザインスクールで以下の知識を身につけることが先決です。
- Webデザインの基礎知識
- プログラミングスキル
- デザインソフトを使いこなすスキル
なお、Webデザインの独学の挫折率は90%と言われます。
まとまった資金を用意できるなら、Webデザインスクールを選ぶのがおすすめです。
実務経験を積み上げる
Webデザイン業界で働くための知識やスキルを習得したら、どんどん実務経験を積みましょう。
未経験のうちは低単価で数をこなす必要がありますが、経験に応じてWebサイトのデザインやWordPressの制作など、高単価の案件にもチャレンジしてください。
Webデザインの案件は、クラウドワークスなどのクラウドソーシングのほか、ITプロパートナーズやレバテッククリエイターといったフリーランスエージェントなどで獲得できます。
自信を持って納品できた仕事はポートフォリオにまとめ、いつでもクライアントに提示できる準備を整えましょう。
理想の働き方を実現する
Webデザインの業界で3年ほど実績を積めば、フリーランスで活動する基盤は構築できます。
会社勤めでどんどんキャリアアップを目指すのもよし、独立して自由にWebデザインの仕事と向き合うのもよしです。
たとえ独立を目指していなくても、「いつでも独り立ちできる準備」をするに越したことはありません。
当事者意識を持って仕事をすれば、需要の高いWebデザイナーとして活躍するでしょう。
まとめ|Webデザイナーは副業で安定してから独立するのが現実的
Webデザイナーの末路は、挑戦する人の志次第で大きく変わります。
まずは副業で圧倒的な知識とスキル、経験を蓄えてください。
クライアントを感動させ続ければ、いつ独立しても生き残れる実力が身につくでしょう。
「ITプロパートナーズ」は、起業や独立にチャレンジしたい個人やこれからフリーランスになりたい人、現役のフリーランスと、フリーランスを募集する企業のマッチングをサポートしているフリーランスエージェントです。
無料で紹介してもらえる案件の職種は、「エンジニア」「マーケター」「ディレクター」「デザイナー」などの幅広い案件があり、登録後最短60分で案件を紹介してもらえます。
さらに審査はありますが、取引先に送った入金前の請求書情報を登録すると、報酬を即日受け取ることができる「フリーランス向け報酬即日払いサービス」が特別料金で利用できます。(手続きはすべてオンラインで完結。面談や書面でのやり取りは一切不要。審査は最短60分で完了し、会員登録をした当日からご利用可能。)
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