「インフラエンジニアになっても後悔しないためにはどうしたらよい?」
インフラエンジニアを目指している人のなかには、このような不安な思いや悩みを抱えている人もいるでしょう。
インフラエンジニアをはじめとするIT業界はブラック企業が多いイメージが強く、「しんどい」「ついていけない」「やばい」というネガティブな言葉がついて回ります。
実際に、インフラエンジニアは学習し続けなければならない職種のひとつであるため、人によってはついていけない可能性も高いです。
そこで、この記事ではなぜインフラエンジニアがついていきにくい職業なのか、インフラエンジニアになって後悔しないためのポイントについて詳細に解説します。
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インフラエンジニアはついていけないほどしんどい職業なのか?
インフラエンジニアは、生活する上で欠かせないインフラ関連の構築、設計、運用をおこなう職業であり、はじめは誰もが運用からおこないます。
運用は、インフラにトラブルが起きていないか監視する役目があり、高度な技術が求められないため未経験からでも携われる比較的楽な仕事です。
しかし、インフラエンジニアは構築や設計という上流工程に携わるために、資格の取得が必須とされており、勉強をし続けなければキャリアアップすることさえ難しい職業といわれています。
最初のうちは仕事が楽に感じていても、責任もあり給与も高い役職につくためには自分自身の努力が必要なため、ついていけないと感じる人もいるでしょう。
インフラエンジニアについていけないのはなんで?
インフラエンジニアについていけないと感じる理由は、以下の7つです。
人によっては、インフラエンジニアが「しんどい」「ついていけない」と感じる理由はさまざまですが、どれも自分の頑張り次第では克服できるものばかりです。
一番は、自分が努力できるかできないかが肝となるため、見極めていきましょう。
夜勤が体に合っていないから
インフラエンジニアは、24時間365日インフラを管理しなければならない職業のため、夜勤が発生します。
夜勤は、シフト制で担当が決まることが多く、週に2〜3回担当することもあるでしょう。
21時〜早朝までインフラの監視や保守の業務をメインにおこないますが、人によっては夜に働くことが向いていないこともあります。
そもそも夜勤が身体に合っていない場合、インフラエンジニアの仕事を続けることは難しいため、自分が夜勤やシフト制でも働けるタイプの人間なのか、しっかりと見定めることが大切です。
残業が多いから
インフラエンジニアはトラブルや問題が発生すると、解決するまで帰れません。
障害や不具合は、見つけたらすぐに解決する必要があり、多くの人が困ってしまいます。
仮に帰宅直前にトラブルが発生したら、残業をして解決する必要があるため、予期せぬ仕事に見舞われることもあるでしょう。
トラブルは事前に防ぐことができず、突発的に起こるもののため、計画的に仕事をしていても残業が発生してしまうことに、「ついていけない」と感じることもあります。
IT用語や専門用語が難しいから
インフラエンジニアは、サーバーやネットワークに関連する知識や技術を豊富に保有する必要があります。
そのため、ひとつの専門分野だけではなく多くの専門分野が入り混じることになり、覚えなければならないIT用語や専門用語が多いところが「ついていけない」と感じる原因です。
しかし、どの業界や職種でも専門知識は必要であり、インフラエンジニアはとくに資格を取得するかしないかで今後のキャリアも変わる特徴があります。
勉強はし続けなければならず、最初は知らなくとも業務を続けたり自分で勉強していけばいずれ理解できるようになるでしょう。
仕事内容がわからないから
インフラエンジニアの仕事内容は、おもに以下3つにわけることができます。
- 設計
- 構築
- 運用・保守
設計や構築は上流工程と呼ばれており、はじめから関わることはできません。
一方、運用や保守は高度な技術が必要になるわけではなく、最初に携わる工程ですが、会社によっては携わる業務の境目が曖昧なこともあります。
仕事内容が理解できず「ついていけない」と感じる場合は、就職する前に会社に仕事内容を聞き、充分に理解してから入社するようにしましょう。
環境があっていないから
インフラエンジニアは、サーバー室や社内にこもって業務を進めることが多いです。
サーバー室や作業場は機器に熱を籠らせないために冷やしていることが多く、寒いと感じる場合もあります。
また、職場での人間関係などが肌に合わないこともあるでしょう。
環境があっていないのは、インフラエンジニアという仕事のせいではなく、働いている職場が合っていないだけのため、転職を検討することで解決することができます。
トラブル対応で体が休まっていないから
インフラエンジニアは、トラブルが突然発生することが多く、帰宅直前に仕事が発生することもあります。
また、夜勤や休日出勤で対応している人だけでは対応できない場合、突然駆り出されることもあり、ゆっくりと身体を休めることができません。
トラブルが起きない日が長く続いている場合でも、「いつトラブルが起きるかわからない」緊張状態のため常に気を張る必要があります。
インフラエンジニアはトラブルや障害に迅速に反応しなければならず、身体が休まらない仕事のため「ついていけない」と感じる人も多いです。
周囲の先輩などが教えてくれないから
インフラエンジニアは、自分でエラーやログの中身を調査することが多く、手取り足取り教えてくれる人は少ないです。
周囲の先輩の技術を目で見て盗むことも多く、研修やしっかりと教えてくれる企業も滅多にありません。
また、基本的にひとりで作業を進めることも多いため、周囲から教えてもらえる機会も少ないです。
ひとりで作業を進めるのではなく、チームで仕事を進めたり教えてもらったりしながら進めたい人は、インフラエンジニアの仕事に「ついていけない」と感じることもあります。
インフラエンジニアはやばいと言われる理由
インフラエンジニアは、以下の理由から「やばい」といわれることがあります。
自分の仕事の進め方次第では解決することばかりのため、実際に「やばい」のかどうか見定めることが大切です。
インフラエンジニアは「やばい」「辛い」などネガティブなイメージが強いですが、人によってはそれらがメリットになることもあります。
自分の目で見て、どう思うか確認しましょう。
残業が伸びることもある
インフラエンジニアは、基本的にシフト制のため残業が発生することはありません。
しかし、トラブルが発生すれば残業時間が発生し、遅くまで仕事をおこなう必要もあります。
さらに、「繁忙期だから」「忙しい時期だから」残業があるわけではなく、不定期に起こるトラブルのせいで残業が伸びるため、予測不可能なところもきつい点です。
残業が少ない時期が固定であるわけではないため、残業に免疫がない人はインフラエンジニアがきつい職業になるでしょう。
夜勤もある
インフラエンジニアは、基本的に24時間365日機器の状態を確認しなければならない職業です。
そのため、夜間業務が発生することもありますし、定期的に夜勤を担当する必要があります。
夜勤は、日勤とは異なり体力が必要であり、身体を壊すこともあるでしょう。
休日も不定期になるため、しっかりと休むことができない点が、インフラエンジニアのきついところです。
トラブルは突然起こる
インフラエンジニアの仕事では、トラブルが突然発生します。
深夜や早朝など、人が働いていない時間帯でも障害は発生するため、常に対応できる体制を整えておく必要があるでしょう。
そのため、インフラエンジニアはシフト制で仕事が区分されており、夜勤を担当することもあります。
上の立場になればなるほど、トラブル時には呼び出しに応じなければならなず、そんな特徴が、インフラエンジニアはきついといわれる原因です。
休日は不定期で休めない
インフラエンジニアはシフト制のため、休日は不定期です。
必ず土日や祝日が休みになるわけではないため、身体を休ませることも難しく、体調を崩すこともあります。
また、夜勤があればさらに生活リズムが崩れてしまい、体力がない人はすぐに身体を壊してしまうでしょう。
必ず休める日があるわけではなく、プライベートでもスケジュールを組み立てることが難しい点が、インフラエンジニアのきついと言われるところです。
勉強しなければならない
インフラエンジニアに資格が必要なわけではありませんが、流行に追いつかなければインフラエンジニアとしての仕事を失います。
インフラエンジニアは、近年普及が広まっているクラウドやAI技術に関する仕事も増えており、最新技術について勉強しなければなりません。
インフラエンジニアとして活躍していくためには、常に新しい技術を勉強し、さまざまな知識を習得しているエンジニアになる必要があります。
また、最新機器についての勉強も必要なため、さまざまなことについて勉強しなければならず、働きながら勉強をする点がインフラエンジニアのきつい部分です。
作業場が寒い
サーバールームは常に安定して運転させるために、温度を低い状態で保つようになっています。
そのため、冬でも関係なくサーバールームが寒くなっており、代謝が悪い人であれば風邪を引くこともあるでしょう。
温度などの空調環境が快適でないと、人はストレスを感じやすい生きもののため、仕事に対してではなくほかのことに対してストレスを抱え込みやすくなります。
不要な部分でストレスを感じることもあるため、ストレス耐性がない人にとって、インフラエンジニアはきつい仕事といえるでしょう。
仕事の成果は見えにくく自分が成長しているか分からない
インフラエンジニアは、何かを納品したりクライアントと協力しながら完成を目的に業務を進めるわけではありません。
メインの仕事は、管理しているインフラの運用や監視、保守であり、ほかのエンジニア職のように仕事の成果が目に見えることはないでしょう。
そのため、自分がどれくらい成長したのかも分からず、達成感を抱くこともできない点が、インフラエンジニアのきついところです。
一方、仕事の成果が見えずとも、自分のなかで成長したと実感できる基準があれば、きついとは感じにくい仕事ともいえます。
トラブルが解決しないと帰れない
インフラエンジニアの仕事は、基本的にトラブルの対応をおこなうことが多く、突発的に起きた問題は放置せず、最後まで解決しなければ帰宅することもできません。
さらに、トラブルは毎回決まったタイミングで起きるわけではないため、残業が不定期に発生することもあります。
毎回同じ時間にトラブルが起きれば、対応も素早くできますが、トラブルはこちらの都合よくおきるものではないため、仕事の後に用事があったとしても仕事優先になってしまいます。
計画どおりに仕事をしていても残業が発生することがあるところが、インフラエンジニアのきついところです。
インフラエンジニアになると後悔する理由
以下の理由から、インフラエンジニアになると後悔するといわれています。
- インフラエンジニアはプログラミングをしないから
- 単調な作業が多いから
- 夜勤や休日出勤が多いから
- 自分がどれだけ成長したか分からないから
- 給料が低い会社もあるから
- 保守や運用がつまらないから
- 職場の人間関係が悪いから
インフラエンジニアは、人によっては後悔することもありますが、必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。
仕事の進め方や、仕事へ抱く感情次第で後悔しない人もいます。
そのため、必ずしも「インフラエンジニアだから」という理由で後悔するわけではないことを念頭に置いてください。
インフラエンジニアはプログラミングをしないから
インフラエンジニアはエンジニア職のひとつではありますが、システムエンジニアやプログラマーのようにプログラミングをおこなうわけではありません。
どちらかというと物理的な機器に触れることのほうが多く、ドラマのような花形業務をイメージしている人には合っていない職業です。
エンジニアという言葉に惹かれただけで、インフラエンジニアの仕事内容を理解せずに就職すると、思っていたような仕事ではなく後悔する可能性もあります。
一方、機械に触れることが好きで、インフラエンジニアの仕事内容を理解している人であれば、後悔することはないでしょう。
単調な作業が多いから
インフラエンジニアは、運用や保守、監視の業務工程の場合毎日同じ作業の繰り返しです。
ほぼルーティンワークのため、単調な作業が苦手な人はインフラエンジニアになったことを後悔します。
しかし、インフラエンジニアの単調な作業はトラブルや不具合が生じたときに、すぐに対処するための重大な作業です。
単調な作業がどれほど大切な作業なのか理解していれば、後悔することもないでしょう。
夜勤や休日出勤が多いから
インフラエンジニアは夜勤や休日出勤が多い仕事ですが、夜勤手当など福利厚生が整っている企業もたくさんあります。
インフラエンジニアは、24時間常に管理し続けなければならない職業のため、夜勤と休日出勤がなくなることはありません。
一方、企業によっては夜勤や休日出勤を希望しない人には割り当てない優遇処置をおこなっている企業もあり、選ぶ会社によっては働き方があっている会社もあるでしょう。
入社する前に、自分に合っている企業を選べば働きやすい可能性もあるため、夜勤や休日出勤が多いから後悔するのはもったいないです。
自分がどれだけ成長したか分からないから
インフラエンジニアは、システムエンジニアのように案件ごとにプロジェクトが終わることで達成感を感じるような仕事ではありません。
そのため、なにかを達成することもなく、自分がどれだけ成長したのかが目に見えて分かりにくい部分がインフラエンジニアのデメリットです。
しかし、インフラエンジニアは資格を取得すればキャリアアップができ、年収を上げることもできます。
自分が努力しなければ成果が見えない仕事のため、仕事をとおして成長するのではなく積極的に学習することがインフラエンジニアには必要です。
給料が低い会社もあるから
インフラエンジニアの平均年収は、求人ボックスによると539万円とされており、日本の平均年収よりも大幅に上回っています。
しかし、企業規模や勤務地によっては年収が低い場所もあります。
給料が低い会社もあるという理由でインフラエンジニアを退職するのはもったいなく、大手企業であれば年収900万円を狙うことも可能です。
企業規模別によると、以下の表のとおりに年収の価格帯が異なるため、給料が高い企業へ転職することも検討しましょう。
従業員数 | 年収 |
100人未満 | 490万円 |
1000人未満 | 520万円 |
1000人以上 | 610万円 |
保守や運用がつまらないから
下流工程と呼ばれる保守や運用は、トラブルや障害が発生しないか常にモニターを監視することが大きな役目です。
同じことを永遠と繰り返すだけの単調な作業が多く、飽きることもあります。
しかし、保守や運用を怠れば障害が発生し、利用している多くの人が困るでしょう。
保守や運用は確かに飽きる作業ではありますが、トラブルが発生しないための重大な工程であり、やりがいもあります。
職場の人間関係が悪いから
職場の人間関係が悪いのは、インフラエンジニアになったことが原因なわけではありません。
職場の人間関係が悪いのは、会社の雰囲気や会社で働いている従業員が影響しています。
インフラエンジニアが全員悪いわけではないため、インフラエンジニアは続けつつ、別の職場に転職することを検討しましょう。
人間関係はインフラエンジニアになったことで後悔することではないため、誤解しないように気を付けてください。
インフラエンジニアになって後悔しないポイント
インフラエンジニアになっても後悔しないためには、以下のポイントを意識しましょう。
インフラエンジニアになったあとも後悔せずに続けるためには、積極的に学習したり動くことが大切です。
受け身では後悔することもあるため、能動的にアプローチしましょう。
インフラエンジニアの仕事を理解してから転職する
インフラエンジニアの仕事は、プログラミングをするエンジニア職とは異なり、特殊な仕事です。
そのため、インフラエンジニアの仕事を理解せずに就職すると、後悔する可能性もあるでしょう。
インフラエンジニアになる前に、しっかりと仕事内容を理解してから転職してください。
インフラエンジニアの仕事内容は以下のとおりです。
- 設計・構築
- 上流工程とよばれており、インフラの機器の手配やどのようにインフラを設計するのか仕様書を書くしごと。スキルや資格がある人でないと就くことはできない。
- 運用・保守
- 下流工程と呼ばれている。インフラエンジニアになった人が最初に携わる工程。高度な技術は必要としないが、アップデートやトラブル調査などさまざまな知識が必要となる。資格を取得し経験を積めば上流工程にキャリアアップ可能。
スキルは身に着けてからインフラエンジニアになる
インフラエンジニアに必要なスキルとは、資格を取得することで身に着けることができます。
必ずしも資格が必要なわけではありませんが、資格があれば最低限の知識を得ることができるため、以下の資格を取得しましょう。
- CCNA
- CCNP
- LPIC
- 基本・応用情報技術者試験
- ITパスポート試験
IT業界自体がはじめての人は、IT業界全体を知ることができる基本・応用情報技術者試験やITパスポート試験を先に取得しましょう。
そのあと、インフラエンジニアに必要な知識を学べるCCNAやLPICを取得すれば、インフラエンジニアの仕事内容も充分に理解でき即戦力となります。
ひとつの企業だけを見ない
ひとつの企業だけを見ていれば、給料や仕事内容、福利厚生などを比較することができません。
そのため、転職求人サイトや転職エージェントに登録して複数の求人を紹介してもらうことで、自分にあっている求人を選ぶことがおすすめです。
転職エージェントは無料で登録できる転職サービスであり、マイナビAGENTやリクルートAGENTなど種類もさまざまです。
転職活動中は多くの機能を有効活用し、自分にあっている企業をさまざまな視点から選ぶことで、後悔せずにインフラエンジニアになることができます。
インフラエンジニアは楽すぎ?
以下の理由から、インフラエンジニアは「楽すぎ」ともいわれています。
インフラエンジニアは「やめとけ」「辛い」などといわれることもありますが、楽に感じる部分があるのも事実です。
魅力的な部分を見て、インフラエンジニアが自分にあっているのか、ついていける職業なのか見極めましょう。
スキルアップさえすれば年収が上がる
インフラエンジニアは、資格取得などのスキルアップをすれば、年収を上げることができます。
下流工程に携わるだけでなく、上流工程に携われば年収があがるため資格取得を目指すとよいでしょう。
インフラエンジニアは年収が上がりにくいともいわれていますが、自分自身がスキルアップさえしていれば年収は簡単に上がります。
自分が成長すれば年収があがるところが、楽に感じる部分といえるでしょう。
マニュアルがあるから安心
インフラエンジニアはIT基盤のインフラを管理する職業のため、ほぼすべての工程にマニュアルが存在します。
すべて自分ひとりで作業するわけではなく、マニュアルどおりに業務をおこなえばよいため安心です。
マニュアルがあるおかげで、未経験の人でも安心して業務を進めることができます。
一度やり方を覚えれば早く仕事を終わらせることができるため、残業も発生しにくいです。
納期のストレスがない
インフラエンジニアはシステムエンジニアのように、納期が設定されているわけではありません。
そのため、毎日忙しさに追われることはなく、淡々と仕事を進めることができます。
納期が設定されていると体力だけでなく精神的にも疲れてしまいますが、インフラエンジニアはそんなプレッシャーを感じることは少ないため、楽に感じる部分も多いでしょう。
しかし、IT基盤というとても重要なインフラを管理するため、責任は重大です。
学習しなくてもなんとかなる
インフラエンジニアの仕事は、下流工程と上流工程にわけることができ、最初のうちは下流工程からはじめます。
下流工程から上流工程にキャリアアップしたい場合は、スキル取得や資格の勉強など、みずから積極的に勉強することが大切です。
一方、下流工程のままでもよい場合は、とくに勉強や学習をする必要はないため楽といえます。
しかし、今後はクラウドなどのスキルを持っているインフラエンジニアが求められる時代になるため、ある程度の学習は必要になるでしょう。
夜勤は案外暇な時間がある
インフラエンジニアは夜勤が多く、忙しいイメージが強いですが、実は夜勤はそこまで忙しくありません。
トラブルや障害が発生することはほぼなく、暇な時間のほうが多いです。
夜勤の時間を使って資格試験に向けた勉強もでき、人によっては夜勤が好きな人もいるでしょう。
インフラエンジニアであれば夜勤を担当することもありますが、ほぼほぼ暇な時間が多いため楽といえます。
ホワイト企業が多い
インフラエンジニアはホワイト企業が多く、福利厚生の待遇も手厚いです。
インフラエンジニアは夜勤や休日出勤があるため、手当を多く出している企業も多く、一般的にホワイト企業と呼ばれる部類の企業が多いという特徴があります。
企業によっては、女性に夜勤を担当させない待遇をしているところもあるため、女性でも働きやすい環境が整っていることが多いです。
IT業界はブラック企業が多いイメージを持っている人は多いですが、インフラエンジニアは逆にホワイト企業が多いため、安心できます。
ルーティンワークだから楽
インフラエンジニアはルーティンワークが多く、仕事に慣れてしまえば早く終わらせられます。
毎日同じことの繰り返しのため飽きる人もいますが、毎日違う業務をすると精神的に疲れることもあるでしょう。
一方、ルーティンワークであれば精神がすり減ることもなく、淡々と同じことを繰り返すだけでよいです。
早く独り立ちもできるため、自分の好きな働き方が叶います。
シフト制で自由に働ける
インフラエンジニアは、24時間365日インフラを監視しなければならない仕事のため、シフト制の企業が多いです。
そのため、自分の働きたい時間で働くことができ、自由な面がインフラエンジニアのよいところといえます。
シフト制であれば休みの調節もしやすく、夜勤のほうが働きやすい場合は夜勤をいれることもできるでしょう。
シフト制のため残業時間も発生せず、自由に働けるところがインフラエンジニアが楽に感じる部分です。
インフラエンジニアは楽しい!魅力やメリットは?
インフラエンジニアは、以下の魅力やメリットもあります。
- 学歴も文理も関係ない
- 知識やスキルが今後役に立つ
- 需要が非常に高い
- 一人で仕事をすることが多い
- ホワイト企業が多くて安心できる
- 将来性が高くて安定している
- 社会への貢献もできる
- 自分の頑張り次第では年収を上げることができる
インフラエンジニアは忙しく大変な仕事ではありますが、人によっては楽しいと感じることもあります。
デメリットからインフラエンジニアの仕事を見極めるのではなく、魅力やメリットから判断することも大切です。
学歴も文理も関係ない
インフラエンジニアは、理系や文系関係なく就職することができます。
また、大学を卒業していなくとも、知識や資格を取得していれば就職でき、フリーランスとして独立も可能です。
未経験だとしても目指すこともできるため、IT企業やIT業界にたずさわりたいと感じた場合は、インフラエンジニアを目指してみるのもよいでしょう。
また、インフラエンジニアは多くの知識を必要とするため、インフラエンジニアとしての経験があればほかの職種へのキャリアアップを叶えることもできます。
知識やスキルが今後役に立つ
インフラエンジニアの知識は貴重なため、今後どの業界にいっても役立つでしょう。
たとえば、ネットワークの構築や設計は、ほとんどの人ができないため、一度経験して知識を身につければ、ほかの会社でも重宝されます。
ITコンサルタントになった場合も、ネットワークの構築の経験から、クライアントの企業に必要なITツールについて考えつくこともできるため、インフラエンジニアの知識はあらゆる面で必要になるでしょう。
今後、クラウドサービスが普及していくことを考えても、インフラエンジニアの知識や経験は、多くの企業が欲している貴重な知識になります。
需要が非常に高い
インフラエンジニアは、今後クラウドサービスの普及が広まるにつれて、需要が高まる仕事といえます。
クラウドサービスの普及により、インフラエンジニアはクラウドを利用した運用の保守や監視、さらにはクラウドの構築や設計も担当することになるからです。
また、オンプレミスな運用をやめる企業も少なく、オンプレミスとクラウドの兼用で運用を進める企業も増えるでしょう。
そのため、インフラエンジニアの仕事は減ることがなく、むしろ増えていくと考えられるため、今後も需要が高い職業といえます。
一人で仕事をすることが多い
インフラエンジニアはシステムエンジニアのようにチームワークで仕事をするよりも、一人で仕事を進めることのほうが多いです。
そのため、グループで仕事をすることが苦手な人にとっては、一人で仕事を進められるインフラエンジニアは魅力的でしょう。
人間関係で苦しむことは多くあり、一人で仕事を進めたい人も多いはずです。
そんな場合は、インフラエンジニアであればストレスフリーで仕事を進めることができます。
ホワイト企業が多くて安心できる
インフラエンジニアは、大手企業やホワイトな優良企業が多いとされています。
なぜなら、インフラエンジニアは私たちの生活の基盤となるインフラを管理する職業であり、サーバーなどを安全に保管するためには経費も必要になるからです。
また、インフラエンジニアはシフト制のため残業はほとんどなく、シフト制も人によっては自由に働けるメリットとなります。
夜勤が多いことから手当も厚いため、優良企業が多く、安心して働くことができる点がインフラエンジニアの魅力です。
将来性が高くて安定している
インフラエンジニアは「オワコン」と言われることがあり、将来性のない職業なのではないかと不安に思う人もいます。
理由として、クラウドサービスの普及があります。
クラウドを導入している企業が増えてきたことにより、オンプレミスな環境が減り、さらにAIによる自動化がインフラエンジニアの仕事を減らすと考えられていますが、実際はインフラエンジニアの仕事が増えているのが現状です。
今後さらに新しい技術が発展したとしても、インフラエンジニアの仕事は減ることがなく、むしろ仕事が増えて安定すると考えられているため、魅力的といえます。
社会への貢献もできる
インフラエンジニアは、私たちの生活に必要不可欠なインフラを管理しているエンジニア職のため、なくてはならない職業です。
そのため、インフラエンジニアの仕事をしているというだけで、社会に貢献ができるでしょう。
やりがいを目的に仕事をしたい人であれば、社会に貢献できるインフラエンジニアはとくにおすすめです。
一方、インフラエンジニアの仕事が滞れば、多くの企業やサービスが迷惑を感じるため、責任重大ともいえます。
自分の頑張り次第では年収を上げることができる
インフラエンジニアは、最初は年収がそこまで高くない特徴がありますが、資格を取得すれば年収を上げることができます。
年収を上げるためにおすすめの資格は、以下のとおりです。
- ITパスポート
- 基本・応用情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
- LinuC
- CCNA
- AWS認定ソリューションアーキテクト
- オラクルマスター
上記の資格は、取得するのに学習時間も必要とするため大変ですが、取得すれば上流工程にたずさわることができるため、取得に挑戦してみましょう。
未経験で就職する場合は、なおさら取得することがおすすめです。
インフラエンジニアは勉強嫌いでもなれる?
インフラエンジニアは、勉強嫌いでもなることはできます。
理由は、以下の2つです。
必ずしも資格が必要なわけではなく、学歴も関係ないため、インフラエンジニアは誰でも目指すことはできます。
しかし、キャリアアップや年収を上げたいのであれば、勉強は大切です。
資格がなくてもインフラエンジニアにはなれる
勉強嫌いでもインフラエンジニアになることはできますが、働きながら積極的に知識を学ぶ必要があります。
インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどの知識が必要であり、一朝一夕で身に着けるものではありません。
一方、近年はクラウド技術の台頭により、クラウドに関する知識もインフラエンジニアには求められています。
インフラエンジニアとして今後も活躍するためには、勉強嫌いだとしても積極的に学べる姿勢が重要です。
クラウドやセキュリティの勉強は今後必要になる
インフラエンジニアは、新しいサーバー機器やネットワーク機器などの使い方を勉強していかなければなりません。
また、クラウドの技術も今後進化するため、自ら学んでいくことは大切です。
勉強嫌いだとしても、自分から勉強できるインフラエンジニアは活躍できます。
しかし、勉強嫌いだから勉強しないインフラエンジニアは知識が足りないとされ、仕事が減っていくでしょう。
インフラエンジニアは難しい?頭悪くてもなれる?
インフラエンジニアは、資格や学歴がなくとも目指すことはできます。
数学や国語など、学生時代の勉強の知識が必要になるわけではないため、頭が悪くとも人間性で判断して採用してくれる企業もあるでしょう。
しかし、キャリアアップを考えるのであれば資格取得は必須であり、勉強をし続ける必要もあります。
学生時代頭が悪かったことで、資格が取得できなくなるわけではないため、時間をかけて勉強し資格を取得することを目標にすれば、インフラエンジニアは難しくありません。
勉強をせずになんとなくでインフラエンジニアをつづけた人の末路
インフラエンジニアは常に勉強を続けなければならない職業であり、今現在もクラウドやAWSなど最新技術について勉強しているエンジニアが多いです。
インフラエンジニアは管理するものがインフラのため、需要が高く安定した職業ではありますが、勉強をせずに続けると、ずっと下流工程から離れることもできず、年収を上げることもできません。
インフラエンジニアとして上流工程に携わるためには、資格の取得や最新技術の学習が必要なため、勉強をしていない人はインフラエンジニアとして活躍することはできないでしょう。
下流工程のままでもよいのであれば問題ないですが、上流工程へのキャリアアップや年収アップを狙うのであれば、勉強は必要不可欠です。
まとめ|インフラエンジニアはついていけない?魅力もたくさんある職業!
インフラエンジニアは、人によってはついていけない部分もあります。
たとえば、キャリアアップのために資格を取得しなければならず、勉強が苦手な人はインフラエンジニアについていくことができないでしょう。
しかし、勉強が必要なのはどの職業も同じであり、夜勤や休日出勤も手当がでるため、給与が欲しい人の場合はむしろメリットにもなります。
インフラエンジニアは、自分の努力次第で働きやすい環境に整えることが可能です。
ついていけないと感じる場合は、改善できる対策方法はないのか考えたり、転職を検討することでインフラエンジニアになったことを後悔せずに済みます。
努力ができる人であればインフラエンジニアを続けることができるため、魅力や楽しい部分を見ながら挑戦してみましょう。
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