インフラエンジニアの悲惨な末路とは？

「インフラエンジニアの末路は？将来性のある仕事なの？」

「インフラエンジニアになって後悔しない？悲惨な末路を遂げないためにはどうしたらよい？」

クラウドサービスの普及により、インフラエンジニアの仕事が減るという口コミに不安を覚えている人は多いです。

実際のところ、インフラエンジニアの仕事は、減るどころか増えているのが現状であり、悲惨な末路を遂げることはありません。

しかし、インフラエンジニアが生き残っていくためには勉強が必須のため、知識や技術は必ず取得する必要があります。

そこでこの記事では、悲惨な末路を遂げないために、インフラエンジニアはどのような対策をするべきなのかについて詳しく解説します。

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インフラエンジニアの末路とは？将来性はある？

クラウドサービスやAIなどの最新技術の発展により、インフラエンジニアの将来性を危惧している人は多いです。

実際に、インフラエンジニアの将来性は以下の2つのとおりで、今後も需要のある仕事だといえるでしょう。

1. クラウドサービスが普及している
2. デジタル化推進により業務が増加している

最新技術の台頭により、インフラエンジニアの仕事は減るばかりか増えているのが現状です。

しかし、仕事が増えるインフラエンジニアとして活躍するためには、自分自身の努力が必須であることを念頭に置きましょう。

クラウドサービスが普及している

クラウドサービスが普及していることから、オンプレミスな運用が減っている傾向にあります。

それにともない、インフラエンジニアの設計や構築などの仕事が減っていると考えられていますが、実際はクラウドサービスの仕事も増えているのが現状です。

また、オンプレミスな運用が確実になくなるとも言い切れず、クラウドとオンプレミスを併用している企業も今後は増えていくと考えられます。

そのため、インフラエンジニアの仕事は減ることがなく、むしろ新しい技術を学ぶことで、仕事が増えていくのが現状であり、将来性が高い仕事だといえるでしょう。

デジタル化推進により業務が増加している

近年、多くの企業がアナログを脱却しデジタル化を進めています。

そのため、クラウドサービスを利用することが当たり前となりつつありますが、設計や構築をおこなうためには、必要な知識が足りないのが現状です。

インフラエンジニアとしての技術や知識は、ほかのエンジニア職とは異なる特殊なものであり、デジタル化が進めば進むほどインフラエンジニアのスキルは必要となるでしょう。

このことから、デジタル化の推進によりインフラエンジニアの仕事が減ると考えられていますが、実際は増えていくのが実情です。

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インフラエンジニアとは？

インフラエンジニアについて、以下2つを説明します。

1. インフラエンジニアの仕事内容
2. インフラエンジニアの平均年収

将来性や需要から、インフラエンジニアになるべきか不安に感じる人もいますが、まずは仕事内容や平均年収について把握しましょう。

インフラエンジニアがどんな仕事をしているのか、どれだけ稼ぐことができるのかを詳しく知った上で、将来性や末路について考えたほうが、具体的に分かりやすいはずです。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは、IT基盤の設計や構築、監視、保守や運用などをおこなうエンジニア職のひとつです。

担当する領域は、サーバーやネットワーク、セキュリティなどさまざまであり、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアを総称してインフラエンジニアとも呼びます。

主に仕事は上流工程と下流工程に分かれており、多くの人が下流工程から携わり、経験を積みながら上流工程へとステップアップするのが基本です。

インフラエンジニアは私たちが生活する上で欠かせない基盤を扱っているため、責任が重く、人々に貢献できる仕事をメインにおこなっています。

インフラエンジニアの平均年収

求人ボックスによると、インフラエンジニアの平均年収は539万円とされており、これは国税庁により発表された日本の平均年収である461万円よりも上回っている数字です。

そのため、インフラエンジニアの平均年収は充分高いといえます。

しかし、企業によっては平均年収を下回ることもあり、キャリアや役職によっては年収がさらに上回ることもあるため、すべての人にあてはまるわけではありません。

インフラエンジニアは資格さえあればキャリアアップも可能なため、自分の頑張り次第では年収1,000万円を越えることもあるでしょう。

未経験でエンジニア転職した人の末路

インフラエンジニアは今後需要が高まる職業だと言われており、未経験から転職を目指している人もいるでしょう。

実際に、未経験からインフラエンジニアへ転職する場合、どんな末路になるのか以下2つについて説明します。

1. 未経験でも働くことはできる
2. 理解しながら働かないと将来性はない

新卒の応募もあることから、未経験からでも働くことはできますが、やはり自分自身の努力が大切です。

悲惨な末路を遂げないためにも、何が必要なのか把握しましょう。

未経験でも働くことはできる

インフラエンジニアは未経験からでも転職することが可能ですが、学ぶべき知識や技術が多く、転職してからが大変です。

働きながら資格を勉強することは当然であり、スキルアップのための自己学習も毎日続けなければなりません。

未経験から転職しても、悲惨な末路を遂げることはありませんが、どれだけ学習や努力をしたかで末路は変わるでしょう。

学習せず、スキルアップもせずに怠惰に過ごせば、価値のないインフラエンジニアに成り下がることもあるため、未経験から転職する人こそ学習が大切です。

理解しながら働かないと将来性はない

インフラエンジニアは、毎日ルーティンワークの繰り返しですが、何も考えずに業務をこなしても意味はありません。

一つひとつの作業を理解して業務を進め、新しい技術についても学びながら仕事をしましょう。

インフラエンジニアは、確かに将来性が高く需要のある職業ではありますが、最新技術を学ばなければ価値のないエンジニアとみなされてしまいます。

未経験で転職したとしても、新しい技術について学びながら日々の業務を理解して仕事をおこなえば、キャリアアップもできるでしょう。

なんとなくでインフラエンジニアをつづけた人の末路

インフラエンジニアは常に勉強を続けなければならない職業であり、今現在もクラウドやAWSなど最新技術について勉強しているエンジニアが多いです。

インフラエンジニアは管理するものがインフラのため、需要が高く安定した職業ではありますが、勉強をせずに続けると、ずっと下流工程から離れることもできず、年収を上げることもできません。

インフラエンジニアとして上流工程に携わるためには、資格の取得や最新技術の学習が必要なため、勉強をしていない人はインフラエンジニアとして活躍することはできないでしょう。

下流工程のままでもよいのであれば問題ないですが、上流工程へのキャリアアップや年収アップを狙うのであれば、勉強は必要不可欠です。

ほかのIT系職種の末路について

インフラエンジニア以外のほかのIT系の職種の末路について、以下2つを説明します。

1. プログラマーの末路
2. SESの末路

インフラエンジニア以外にも、さまざまな職業がIT系にはあります。

しかし、どれも「なんとなく就職した」「なんとなくで仕事をしている」では、悲惨な末路が待っている可能性も高いです。

どの職業に就職する場合も、学習をしなければ無意味な人材となってしまうため注意しましょう。

プログラマーの末路

IT人材の不足を補うために、プログラマーに挑戦する人が増えています。

近年、プログラマーの待遇は改善されつつあり、給与が高いだけではなくフレックス制度や自由な働き方を推進してる企業も増え、プログラマーの価値が高まりつつあるのが現状です。

しかし、プログラマーになれたからといって誰もが安定的に働けるわけではなく、技術や知識のないプログラマーは活躍できません。

さらに、30代後半を迎えるとスペシャリストと呼べるプログラマー以外は仕事がなくなり、退職することも増えるため、努力を積み重ねることを怠れば悲惨な末路を迎えることになるでしょう。

SESの末路

SESとは、自社勤務ではなく常駐先が決まっている派遣のような雇用形態で働くエンジニアのことであり、IT人材が不足している企業にとっては非常に需要の高い職業です。

一方で、近年はフリーランスとして働いているフリーランスエンジニアも多数おり、SESに頼らずとも別の媒体からエンジニアを雇うことも増えています。

SESは、企業全体で見れば将来性のある働き方ではありますが、人や所属している企業によっては、スキルを重ねることができず無意味な時間を過ごす可能性も高いです。

SESとして活躍するためには、仕事が豊富にあるSESの企業へ就職し、自分自身でスキルアップしなければ、仕事もスキルもないエンジニアに成り下がってしまうでしょう。

インフラエンジニアになったことを後悔しない末路を迎えるコツ

インフラエンジニアになったことを後悔しないために、以下のコツがあります。

1. インフラエンジニアの仕事をきちんと理解する
2. 多くの企業を参考にする
3. スキルを身に着けてから転職した

インフラエンジニアの需要は高く、将来性のある職業ではありますが、人によってはインフラエンジニアになったことを後悔することもあります。

後悔しない末路を迎えるために、自分からできることをおこない、インフラエンジニアとして活躍しなければなりません。

上記のコツを身に着けて、価値のあるインフラエンジニアとして活躍しましょう。

インフラエンジニアの仕事をきちんと理解する

インフラエンジニアの仕事は、プログラミングをするエンジニア職とは異なり、特殊な仕事です。

そのため、インフラエンジニアの仕事を理解せずに就職すると、後悔する可能性もあるでしょう。

インフラエンジニアになる前に、しっかりと仕事内容を理解してから転職してください。

インフラエンジニアの仕事内容は以下のとおりです。

多くの企業を参考にする

ひとつの企業だけを見ていれば、給料や仕事内容、福利厚生などを比較することができません。

そのため、転職求人サイトや転職エージェントに登録して複数の求人を紹介してもらうことで、自分にあっている求人を選ぶことがおすすめです。

転職エージェントは無料で登録できる転職サービスであり、マイナビAGENTやリクルートAGENTなど種類もさまざまです。

転職活動中は多くの機能を有効活用し、自分にあっている企業をさまざまな視点から選ぶことで、後悔せずにインフラエンジニアになることができます。

スキルを身に着けてから転職した

インフラエンジニアに必要なスキルとは、資格を取得することで身に着けることができます。

必ずしも資格が必要なわけではありませんが、資格があれば最低限の知識を得ることができるため、以下の資格を取得しましょう。

• CCNA
• CCNP
• LPIC
• 基本・応用情報技術者試験
• ITパスポート試験

IT業界自体がはじめての人は、IT業界全体を知ることができる基本・応用情報技術者試験やITパスポート試験を先に取得しましょう。

そのあと、インフラエンジニアに必要な知識を学べるCCNAやLPICを取得すれば、インフラエンジニアの仕事内容も充分に理解でき即戦力となります。

悲惨な末路を遂げない！インフラエンジニアに必要なスキルとは？

悲惨な末路を遂げないために、インフラエンジニアには以下のスキルがあると便利です。

1. 自主的に動ける積極性
2. 新しい分野も学習できる意欲
3. エンドユーザーを意識できるか？
4. セキュリティに関する知識やスキル

インフラエンジニアになったあとも需要のあるインフラエンジニアになるために、上記のスキルを身に付けましょう。

インフラエンジニアは、ルーティンワークが多い職業ではありますが、学ぶべきことは多いです。

スキルや知識を身に着ければ、多くの企業から頼られるインフラエンジニアになれます。

自主的に動ける積極性

インフラエンジニアになったあとも、自分から知識を学んだり、先輩の技術を盗んだりすることが大切です。

また、資格取得に向けた勉強も必要であり、常に自主的に学ぶ姿勢が求められます。

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークだけではなく、今後さらに普及が広まるクラウドに関する知識も、専門的なレベルにまで保有しなければなりません。

需要が高まる職種ではありますが、必要とされる人材になれるかは、自分の努力次第なため、積極的に自分から動き、さまざまな経験を積むことを意識しましょう。

新しい分野も学習できる意欲

インフラエンジニアは、夜勤や休日出勤が多く学習する時間を確保するのが難しいです。

しかし、資格を取得しなければ上流工程へキャリアアップするのは難しく、どれだけ努力できるかが肝となります。

学ぶためには自分から時間を見つけて勉強する必要があり、学習意欲がなければそれも難しいでしょう。

キャリアアップや、今後も活躍できるインフラエンジニアになるためには、学習意欲を持つことが大切です。

エンドユーザーを意識できるか？

インフラエンジニアは、実際にインフラを利用している人と関わりがあるわけではありません。

しかし、だからこそ利用者であるエンドユーザーを意識して構築や設計、運用をする必要があります。

インフラといっても、社内インフラという小さなものから、大規模なインフラまでさまざまなため、使う人を意識し利用者のために考え工夫できるエンジニアは貴重です。

また、緊急事態下でもどんな動きをするのか、安全性を保証して運用できるインフラエンジニアも、重宝されるでしょう。

セキュリティに関する知識やスキル

多くの企業が、オンプレミスな運用からクラウドサービスでの利用にシフトチェンジしつつあり、便利な面もある一方で危惧しなければならない面も増えています。

いくら便利だとしても、セキュリティレベルが低いままインターネット上でクラウド運用をしていれば、サイバー攻撃の対象となり機密情報の漏洩が起きる可能性が非常に高いです。

インフラエンジニアは、クラウドを利用した運用を管理する仕事も増えていくため、セキュリティに関しては知識を豊富にそろえておかなければなりません。

近年はサイバー攻撃も巧妙化しているため、インフラエンジニアのセキュリティレベルを上げていくことで、大切な情報やインフラを守ることができるでしょう。

インフラエンジニアは楽すぎ？

インフラエンジニアは将来性の高い仕事でありつつも、楽な面もあります。

具体的には、以下のとおりです。

1. マニュアルがあるから安心
2. ルーティンワークが多い
3. シフト制で自由に働ける
4. スキルアップで年収が上がる
5. ホワイト企業が多い
6. 夜勤は基本的に楽
7. 納期のストレスがない
8. 勉強しなくてもなんとかなる

生活に欠かせないインフラに携わる重大な仕事でありながら、実は楽な一面もあるため、インフラエンジニアになりたい人は確認しましょう。

しかし、楽ではありますが、必要最低限自分で学ぶべきところはあるため、注意してください。

マニュアルがあるから安心

インフラエンジニアはIT基盤のインフラを管理する職業のため、ほぼすべての工程にマニュアルが存在します。

すべて自分ひとりで作業するわけではなく、マニュアルどおりに業務をおこなえばよいため安心です。

マニュアルがあるおかげで、未経験の人でも安心して業務を進めることができます。

一度やり方を覚えれば早く仕事を終わらせることができるため、残業も発生しにくいです。

ルーティンワークが多い

インフラエンジニアはルーティンワークが多く、仕事に慣れてしまえば早く終わらせられます。

毎日同じことの繰り返しのため飽きる人もいますが、毎日違う業務をすると精神的に疲れることもあるでしょう。

一方、ルーティンワークであれば精神がすり減ることもなく、淡々と同じことを繰り返すだけでよいです。

早く独り立ちもできるため、自分の好きな働き方が叶います。

シフト制で自由に働ける

インフラエンジニアは、24時間365日インフラを監視しなければならない仕事のため、シフト制の企業が多いです。

そのため、自分の働きたい時間で働くことができ、自由な面がインフラエンジニアのよいところといえます。

シフト制であれば休みの調節もしやすく、夜勤のほうが働きやすい場合は夜勤をいれることもできるでしょう。

シフト制のため残業時間も発生せず、自由に働けるところがインフラエンジニアが楽に感じる部分です。

スキルアップで年収が上がる

インフラエンジニアは、資格取得などのスキルアップをすれば、年収を上げることができます。

下流工程に携わるだけでなく、上流工程に携われば年収があがるため資格取得を目指すとよいでしょう。

インフラエンジニアは年収が上がりにくいともいわれていますが、自分自身がスキルアップさえしていれば年収は簡単に上がります。

自分が成長すれば年収があがるところが、楽に感じる部分といえるでしょう。

ホワイト企業が多い

インフラエンジニアはホワイト企業が多く、福利厚生の待遇も手厚いです。

インフラエンジニアは夜勤や休日出勤があるため、手当を多く出している企業も多く、一般的にホワイト企業と呼ばれる部類の企業が多いという特徴があります。

企業によっては、女性に夜勤を担当させない待遇をしているところもあるため、女性でも働きやすい環境が整っていることが多いです。

IT業界はブラック企業が多いイメージを持っている人は多いですが、インフラエンジニアは逆にホワイト企業が多いため、安心できます。

夜勤は基本的に楽

インフラエンジニアは夜勤が多く、忙しいイメージが強いですが、実は夜勤はそこまで忙しくありません。

トラブルや障害が発生することはほぼなく、暇な時間のほうが多いです。

夜勤の時間を使って資格試験に向けた勉強もでき、人によっては夜勤が好きな人もいるでしょう。

インフラエンジニアであれば夜勤を担当することもありますが、ほぼほぼ暇な時間が多いため楽といえます。

納期のストレスがない

インフラエンジニアはシステムエンジニアのように、納期が設定されているわけではありません。

そのため、毎日忙しさに追われることはなく、淡々と仕事を進めることができます。

納期が設定されていると体力だけでなく精神的にも疲れてしまいますが、インフラエンジニアはそんなプレッシャーを感じることは少ないため、楽に感じる部分も多いでしょう。

しかし、IT基盤というとても重要なインフラを管理するため、責任は重大です。

勉強しなくてもなんとかなる

インフラエンジニアの仕事は、下流工程と上流工程にわけることができ、最初のうちは下流工程からはじめます。

下流工程から上流工程にキャリアアップしたい場合は、スキル取得や資格の勉強など、みずから積極的に勉強することが大切です。

一方、下流工程のままでもよい場合は、とくに勉強や学習をする必要はないため楽といえます。

しかし、今後はクラウドなどのスキルを持っているインフラエンジニアが求められる時代になるため、ある程度の学習は必要になるでしょう。

インフラエンジニアは楽しい？メリットや魅力は？

インフラエンジニアには、以下のメリットや魅力があります。

1. 需要が高い
2. 将来性もある
3. 学歴が関係ない
4. 経験した知識やスキルは役立つ
5. チームより個人で仕事を進めることが多い
6. ホワイト企業が多くて安心
7. 社会への貢献も可能
8. 頑張れば年収アップ

インフラエンジニアは責任のある重大な仕事ですが、インフラエンジニアにしかないメリットや魅力もあります。

インフラエンジニアを目指す上で、魅力や楽しい面は重要なため、目指す前にしっかりと把握しておきましょう。

需要が高い

インフラエンジニアは、今後クラウドサービスの普及が広まるにつれて、需要が高まる仕事といえます。

クラウドサービスの普及により、インフラエンジニアはクラウドを利用した運用の保守や監視、さらにはクラウドの構築や設計も担当することになるからです。

また、オンプレミスな運用をやめる企業も少なく、オンプレミスとクラウドの兼用で運用を進める企業も増えるでしょう。

そのため、インフラエンジニアの仕事は減ることがなく、むしろ増えていくと考えられるため、今後も需要が高い職業といえます。

将来性もある

インフラエンジニアは「オワコン」と言われることがあり、将来性のない職業なのではないかと不安に思う人もいます。

理由として、クラウドサービスの普及があります。

クラウドを導入している企業が増えてきたことにより、オンプレミスな環境が減り、さらにAIによる自動化がインフラエンジニアの仕事を減らすと考えられていますが、実際はインフラエンジニアの仕事が増えているのが現状です。

今後さらに新しい技術が発展したとしても、インフラエンジニアの仕事は減ることがなく、むしろ仕事が増えて安定すると考えられているため、魅力的といえます。

学歴が関係ない

インフラエンジニアは、理系や文系関係なく就職することができます。

また、大学を卒業していなくとも、知識や資格を取得していれば就職でき、フリーランスとして独立も可能です。

未経験だとしても目指すこともできるため、IT企業やIT業界にたずさわりたいと感じた場合は、インフラエンジニアを目指してみるのもよいでしょう。

また、インフラエンジニアは多くの知識を必要とするため、インフラエンジニアとしての経験があればほかの職種へのキャリアアップを叶えることもできます。

経験した知識やスキルは役立つ

インフラエンジニアの知識は貴重なため、今後どの業界にいっても役立つでしょう。

たとえば、ネットワークの構築や設計は、ほとんどの人ができないため、一度経験して知識を身につければ、ほかの会社でも重宝されます。

ITコンサルタントになった場合も、ネットワークの構築の経験から、クライアントの企業に必要なITツールについて考えつくこともできるため、インフラエンジニアの知識はあらゆる面で必要になるでしょう。

今後、クラウドサービスが普及していくことを考えても、インフラエンジニアの知識や経験は、多くの企業が欲している貴重な知識になります。

チームより個人で仕事を進めることが多い

インフラエンジニアはシステムエンジニアのようにチームワークで仕事をするよりも、一人で仕事を進めることのほうが多いです。

そのため、グループで仕事をすることが苦手な人にとっては、一人で仕事を進められるインフラエンジニアは魅力的でしょう。

人間関係で苦しむことは多くあり、一人で仕事を進めたい人も多いはずです。

そんな場合は、インフラエンジニアであればストレスフリーで仕事を進めることができます。

ホワイト企業が多くて安心

インフラエンジニアは、大手企業やホワイトな優良企業が多いとされています。

なぜなら、インフラエンジニアは私たちの生活の基盤となるインフラを管理する職業であり、サーバーなどを安全に保管するためには経費も必要になるからです。

また、インフラエンジニアはシフト制のため残業はほとんどなく、シフト制も人によっては自由に働けるメリットとなります。

夜勤が多いことから手当も厚いため、優良企業が多く、安心して働くことができる点がインフラエンジニアの魅力です。

社会への貢献も可能

インフラエンジニアは、私たちの生活に必要不可欠なインフラを管理しているエンジニア職のため、なくてはならない職業です。

そのため、インフラエンジニアの仕事をしているというだけで、社会に貢献ができるでしょう。

やりがいを目的に仕事をしたい人であれば、社会に貢献できるインフラエンジニアはとくにおすすめです。

一方、インフラエンジニアの仕事が滞れば、多くの企業やサービスが迷惑を感じるため、責任重大ともいえます。

頑張れば年収アップ

インフラエンジニアは、最初は年収がそこまで高くない特徴がありますが、資格を取得すれば年収を上げることができます。

年収を上げるためにおすすめの資格は、以下のとおりです。

1. ITパスポート
2. 基本・応用情報技術者試験
3. ネットワークスペシャリスト
4. データベーススペシャリスト
5. LinuC
6. CCNA
7. AWS認定ソリューションアーキテクト
8. オラクルマスター

上記の資格は、取得するのに学習時間も必要とするため大変ですが、取得すれば上流工程にたずさわることができるため、取得に挑戦してみましょう。

未経験で就職する場合は、なおさら取得することがおすすめです。

インフラエンジニアになると後悔する？デメリットは？

インフラエンジニアには、以下のデメリットな面もあります。

1. トラブル対応は突然くる
2. 休日出勤や夜勤もある
3. フリーランスとして独立するのは難しい

インフラエンジニアのメリットを知ることは大切ですが、メリットだけではなくデメリットについても確認しましょう。

インフラエンジニアは、通常のエンジニア職とは異なる働き方をするため、どうしようもない部分もあります。

人によっては大きなデメリットとして感じる可能性もあるため、しっかりと把握してください。

トラブル対応は突然くる

インフラエンジニアは、通常はルーティンワークがメインですが、トラブルや障害が不意に起こることもあります。

トラブルは事前に「いつトラブルが起きる」のかを分かっているわけではないため、深夜であったり、帰宅時間直前に起きることも。

トラブルを放置して帰宅することはできず、いくら忙しくても対応が必須のため、忙しく感じる人もいるでしょう。

一方、トラブルがなければ比較的残業時間も少ないため、人によってはデメリットに感じない人もいます。

休日出勤や夜勤もある

インフラエンジニアは、完全に土日が休日なわけではなく、シフト制を採用している企業が多いです。

夜勤担当を雇っている企業もありますが、一般的には従業員でシフトを回し、月に何回か夜勤を担当することになります。

休日出勤も多く、身体をしっかりと休ませることができない点が、インフラエンジニアのデメリットです。

一方、夜勤は夜勤手当もあるため給与が高くなる傾向にあり、夜勤がある分休日を多く設定している企業もあるため、人によってはメリットに感じる人もいます。

フリーランスとして独立するのは難しい

インフラエンジニアが正社員からフリーランスへ独立する際は、仕事内容を選ぶ必要があります。

仮に、完全リモートワークで活動したいと考えている場合は、求人が少ない可能性が高いです。

また、フリーランスとして仕事を増やすためには、知識やスキルなど、会社員であるインフラエンジニアよりも優れていることが必須となります。

最低でも、設計や構築の経験を得てからフリーランスとして独立しなければ、仕事を獲得するのは難しいでしょう。

インフラエンジニアにはホワイト企業が多い？どんな特徴がある？

インフラエンジニアには大手のホワイト企業が多いとされており、たとえば以下の3つの特徴があればホワイト企業とみなしてもよいでしょう。

1. 残業時間をしっかりと払う
2. 自主学習の支援が整っている
3. 休日が固定されている

IT業界はブラック企業が多いといわれていますが、インフラエンジニアは夜勤や休日出勤が多いため福利厚生や職場環境が整っている企業が多いです。

また、クラウドサービスの普及により、最新技術を勉強する機会も多いため、企業側が研修などを用意していることもあり、離職率も低い特徴があります。

就職活動中は、求人内容からホワイト企業の特徴をしっかりと見極めて、待遇のよい会社へ就職しましょう。

残業時間をしっかりと払う

ホワイト企業は、残業時間分も給与を支払ってくれるため、給与のなかに固定残業代を含んでいない企業もあります。

求人内容には給与の内訳が書かれているため、残業時間分も給与を支払ってくれる企業なのか、しっかりと確認しましょう。

一方、固定残業代が含まれていてもホワイト企業であることもあります。

その場合、平均的に給与が高かったり、賞与などで給与を補っている可能性もあるため、確認しましょう。

自主学習の支援が整っている

インフラエンジニアは、資格取得や知識を習得するために、毎日のように勉強する必要があります。

そのため、企業側が支援をおこなっている場合は、ホワイト企業といえるでしょう。

資格は受験だけでも金額が高いこともあり、企業が出費してくれる分心に余裕を持たせて受けることも可能です。

インフラエンジニアとして活躍するために、学習や研修などに力を入れている企業であれば、社員を育てていく意思が見えるため安心して働けます。

休日が固定されている

インフラエンジニアは、ほとんどの場合休日出勤があり、不定期に休日が設定されています。

しかし、なかには休日が固定されている企業もあり、そんな企業で働けば身体をしっかりと休ませることもできるため、おすすめです。

一方、必ずしもホワイト企業だからといって、休日が固定されているわけではなく、シフト制で休日が決まっている企業のなかにもホワイト企業はあります。

たとえば、夜勤が終わった後に休日が設定されている企業は従業員の体調面を気にしているため、安心できる企業です。

インフラエンジニアについていけないときはどうする？

インフラエンジニアになった後も、「ついていけない」「辞めたい」と感じることもあります。

そんなときは、以下の4つを考えてみましょう。

1. 転職はどうする？
2. なぜついていけないのか？
3. スキルアップにむけた努力はしたか？
4. ほかにやりたいことがあったのか？

インフラエンジニアを勢いに任せて辞めるのではなく、何故ついていけないのかを考えることも大切です。

転職はどうする？

職場の環境が悪い場合や、上司や先輩からの圧力に耐えられない場合は転職することも検討してみましょう。

また、ほかにやりたい職業がみつかり、インフラエンジニアを頑張れないと感じた際も同様に、転職の検討をおすすめします。

転職は必ずしも悪いものではなく、自分自身が働きやすい環境へ移動するための手段のひとつであり、過程でしかありません。

自分の努力だけではインフラエンジニアについていくことはできないと判断した際は、潔く別の職場や職種へ転職することも大切です。

なぜついていけないのか？

そもそも、なぜインフラエンジニアについていけないと感じたのか、原因を考えましょう。

たとえば、以下の理由が思いつくはずです。

1. 夜勤が嫌だ
2. 周りのレベルが高くてついていけない
3. 資格の勉強ができない
4. 仕事内容が理解できない
5. サーバーやネットワーク機器に触れるのが怖い

夜勤が理由の場合、会社に相談して夜勤を減らしてもらうこともできますが、機器の扱い方や仕事内容、勉強面に関しては自分自身の努力が必要です。

周りのレベルに追いつけるよう努力したのか、資格の勉強ができるよう時間を見つけたのか、自分自身はどれだけの努力をおこなったのか見直してください。

スキルアップにむけた努力はしたか？

インフラエンジニアに何より大切なのは、スキルアップをすることです。

ついていけないと感じたとき、自分自身はスキルアップに向けて努力したのか考えましょう。

たとえば、以下のように考えてみるとよいです。

1. 夜勤が多くて資格勉強ができない→時間をみつけて少しずつでも勉強できたのではないか
2. 周りが教えてくれない→スキルを盗み見ることができたのではないか

自分自身で努力できた部分があったのではないのか、見直すことでもう一度挑戦してみようと思えるはずです。

ほかにやりたいことがあったのか？

インフラエンジニアについていけないと感じたとき、実はほかのことがやりたかった可能性もあります。

たとえば、以下のとおりです。

1. 下流工程ではなく上流工程がやりたかった
2. プログラミングをしたかった
3. もっとコミュニケーションをとって仕事を進めたかった

上流工程を担当したい場合は自身の努力が必要ですが、プログラミングやクライアントと関わりたい場合は、上司に相談してみるのもよいでしょう。

インフラエンジニアもプログラミングをすることはあるため、プログラミングの工程を担当させてもらったり、働き方を変えることでコミュニケーションが増える可能性もあります。

インフラエンジニアを目指す方法

インフラエンジニアになるためには、以下の3つの方法があります。

1. 転職エージェントに登録する
2. フリーランスエージェントに相談する
3. プログラミングスクールに通う

無料の転職サイトに登録して求人を探したり、フリーランスとして独立し求人を紹介してもらうことで、インフラエンジニアを目指すことが可能です。

また、未経験から目指すこともできますが、できる限りプログラミングスクールなどに通い、知識を習得してから目指すとよいでしょう。

インフラエンジニアは将来性のある仕事のため、あらかじめ準備しておくことが大切です。

転職エージェントに登録する

転職エージェントは無料で登録が可能な、転職求人サイトであり、担当につくコーディネーターとともに転職活動をおこなうことができます。

転職エージェントは、公開されていない非公開求人の確認ができ、本人に合っている求人をコーディネーターが直接紹介してくれるため、自分ひとりでおこなうよりも、スムーズに転職活動を進めることが可能です。

また、仮にインフラエンジニアが未経験だとしても、未経験でも応募できる求人を紹介してくれるため、見つけにくい求人も見つけやすいメリットがあります。

ただ、コーディネーターと面談する回数も多いため、時間が少ない人にはおすすめできません。

フリーランスエージェントに相談する

フリーランスエージェントとは、業務委託形態で働きたいフリーランスを対象に、求人を紹介してくれるサービスです。

フリーランスのなかには、得意な分野や携わりたい分野などさまざまあり、通常の正社員雇用とは異なる求人を求めている人も多いでしょう。

また、報酬面について条件を設けている人もいるため、フリーランスエージェントに登録することでコーディネーターに希望を伝え、自分の希望どおりの求人を探すこともできます。

フリーランスエージェントも無料で登録が可能なため、まずは登録しコーディネーターと話すことがおすすめです。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールはプログラミング言語を学ぶスクールで、オンラインや通学などさまざまなスタイルで学ぶことができます。

インフラエンジニアはプログラミングが必ず必要になる仕事ではありませんが、プログラミングが扱えることで、仕事の幅を広げることが可能です。

また、プログラミングスクールで講師をしている人は、現役のエンジニアがほとんどであり、実際のエンジニア業界の実情やIT業界の詳細について知ることができます。

インフラエンジニアになるためには、まずは業界について知る必要があるため、現役のエンジニアから業界の情報について教えてもらってから目指すのもよいです。

まとめ｜インフラエンジニアの末路は明るい！問題ないが努力は必要！

インフラエンジニアは、「やめとけ」「オワコン」などとネガティブな言葉で説明されることもありますが、実際は将来性もあり末路は明るいです。

一方、クラウドサービスの普及により、インフラエンジニアの仕事は減るだろうと危惧もされています。

実際は、インフラエンジニアの仕事は減ることはなく、増え続けているのが現状です。

そのため、今後も将来性はあり、需要は高まるといえるでしょう。

しかし、インフラエンジニアとして活躍するためには、クラウドサービスの知識だけでなくさまざまな知識や技術が必要です。

キャリアアップするためには資格取得も必須であり、個人の努力が何よりも大切で強い武器となります。

インフラエンジニアの今後の未来は明るいと言えますが、自分自身が活躍できるかは分かりません。

悲惨な末路を遂げないためにも、学習の努力は必ずおこないましょう。

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