「転職サイトと転職エージェントにはどんな違いがあるの?転職活動における流れも異なる?」
システムエンジニアを目指して転職活動を考えている方のなかには、上記の疑問を抱えている人もいるでしょう。
近年、多くの企業がデジタル化を進めているため、システムエンジニアをはじめとするITエンジニアの求人が増えています。
そのため、キャリアアップのためにシステムエンジニアに転職を考えている人も多いです。
そこで、システムエンジニアへの転職を目指している方向けに、それぞれの目的に合わせたおすすめの転職サイトや転職エージェントについて紹介します。
転職サイトと転職エージェントを上手に使い分ける方法や、年代別の転職における市場価値についても説明するため、ぜひ参考にしてください。



※更新日:2023年2月
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- 1 転職サイトと転職エージェントの違いとは?
- 2 SE(システムエンジニア) におすすめの転職サイト
- 3 高年収のシステムエンジニアにおすすめの転職サイト
- 4 社内SEにおすすめの転職サイト
- 5 ITエンジニア向け転職サイトを徹底比較
- 6 よいエンジニア向けの転職サイトとエージェントはどうやって見分ける?
- 7 システムエンジニアが転職サイトとエージェントを上手に活用するコツ
- 8 エンジニアが転職するなら転職サイトとエージェントの併用がおすすめ
- 9 【注意点】エンジニアが転職サイトや転職エージェントを利用する注意事項
- 10 エンジニアが転職を成功させるためのポイントとは
- 11 エンジニアにおすすめ!転職先の種類
- 12 エンジニアが転職後目指すべきキャリアパス例
- 13 【年代別】エンジニアの転職事情
- 14 エンジニア転職サイトと転職エージェントの登録方法について
- 15 【Q&A】エンジニア向け転職サイトや転職エージェントへのよくある質問
- 16 まとめ|エンジニアが転職するなら、転職サイトや転職エージェントに登録しよう!
転職サイトと転職エージェントの違いとは?
転職サイトと転職エージェントには、以下2つの違いがあります。
転職活動をする上で、エージェントとサイトの違いは理解しておく必要があります。
どんな違いがあるのか確認し、使い分けるようにしましょう。
転職サイトは求人サイト
転職サイトは、求人サイトと同じものです。
求人が掲載されており、自分が気になる求人を見つけ次第、自分から応募するのが転職活動となります。
転職サイトには、総合的に求人数が多いサイトのほかに、システムエンジニアの求人に特化したサイトなどさまざまな転職サイトがあります。
自分の転職内容に合わせた転職サイトを確認し、転職活動をおこないましょう。
転職エージェントは二人三脚で転職
転職エージェントは、担当となるコーディネーターとともに転職活動をおこなうものです。
登録は基本無料であり、自分一人ではなく二人三脚型の転職活動になります。
エージェントに登録すると、求人サイトには公開されていない非公開の求人を紹介してもらえるため、メリットが非常に高いです。
しかし、エージェントとの面談やスキルシートの登録など、求人に応募する前にやるべきことが多く、忙しい点もあります。

SE(システムエンジニア) におすすめの転職サイト
システムエンジニアにおすすめの転職サイトは、以下のとおりです。
ほとんどエンジニアに特化した転職サイトのため、エンジニアに転職したい人は参考にしてください。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、未経験者より経験者向けの求人が豊富にそろっている転職エージェントです。
担当となるキャリアアドバイザーの提案力や対応も平均して高く、手厚いサポートが期待できます。
担当となるエージェントの提案力やヒアリング力が低いと、自分が望んでいる求人を見つけることができません。
レバテックキャリアは担当となるアドバイザーの評判も高く、細かく聞いてくれるという口コミも多数あるため、安心して任せることができます。
ウィルオブ・テック
ウィルオブ・テックはエンジニア職に特化した、転職エージェントです。
求職者のキャリアについて親身に考えるだけではなく、2名体制で手厚くサポートする点が特徴と言えます。
通常はキャリアアドバイザーのみがつきますが、ウィルオブ・テックの場合、企業の採用担当とコミュニケーションをとるリクルーティングアドバイザーもつくため、企業の詳細も知ることができます。
転職活動は時間が必要ですが、ウィルオブ・テックは2名体制で土台がしっかりとしているため、転職への成功も可能です。
Green
GreenはITエンジニアはWebクリエイター向けの求人が掲載されている、転職サイトです。
案件数は30,000件以上と多数そろっており、スカウト機能もあります。
しかし、地方や未経験者向けの求人は少なく、東京の近くに住んでいる経験者向けの求人が多いです。
転職エージェントではなく求人サイトのため、自力で求人を見つける必要もあり、経験者である程度の実力がある人向けのサイトと言えます。
リクルートエージェントIT
リクルートエージェントは、IT業界最多の求人数を誇る転職エージェントで、大手企業の求人も豊富にそろっています。
担当となるエージェントもほとんどが元エンジニアであり、IT業界に詳しい人が多いです。
求人数が多いため、未経験者だとしても求人を探すことができるでしょう。
また、電話での面接対策や履歴書の添削などのサポートも充実しているため、転職への対策もおこなうことができます。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、リクルートが運営している転職サイトで、若手向けの求人が多く掲載されています。
しかし、IT業界やエンジニア職に特化しているサイトではないため、エンジニア職向けの求人は、ほかのエンジニア特化型の転職サイトと比較すると少ないです。
また、リクナビNEXTでは女性向けの転職特集ページを設けるなど、女性の活躍に力を入れています。
そのため、女性でエージェントを目指してる人にもおすすめできる転職サイトです。
転職ドラフト
転職ドラフトは、企業がエンジニアを年収の額で入札して奪い合う、スカウト型の転職サイトです。
ほかの転職サイトとは異なり、最初から年収が提示されるため納得しながら採用選考を進めることができます。
転職ドラフトは、経験者であり実力がある人を企業が買うシステムのため、未経験者は登録することができません。
しかし、経験がある人であれば年収を大幅に上げることも可能であり、自分の市場価値を知ることもできるためおすすめです。
高年収のシステムエンジニアにおすすめの転職サイト
年収を上げるために転職をしたい人には、以下のサイトがおすすめです。
レバテックキャリア
レバテックキャリアには、年収600万円以上の求人が多いです。
求人の内容も、大手企業のハイクラスなものばかりであり、実際に利用者の7割以上は年収を上げています。
また、レバテックキャリアに在籍しているアドバイザーは、専門性があり優秀な人材ばかりです。
スキルや経験などの条件に合わせて年収をあげることもできるため、高年収を狙っている人は登録してみましょう。
RECRUIT AGENT
リクルートエージェントは、転職成功実績No.1を誇る大手の転職エージェントであり、求人数は50万件以上と豊富です。
とくに、20代〜30代など第二新卒向けの求人が豊富であり、年収を上げることもできます。
大手企業である株式会社リクルートが運営している転職エージェントのため、信頼性も高く自分に合う求人を見つけることが可能です。
リクルートエージェントは年収800万円以上の求人を紹介してくれるハイキャリアサービスもあるため、年収を上げたい人は登録してみるとよいでしょう。
TechClips
TechClipsは高年収の求人に特化した、エンジニア向けの転職エージェントです。
しかし、若手や未経験向けの求人は少ないため、注意しましょう。
TechClipsが保有している求人は、すべて年収500万円以上となっており、年収を上げたい人にはとくにおすすめできます。
求人も、最新技術であるAIやIoTを扱っている内容もあり、最新技術に詳しい人は多くのチャンスが巡ってきます。
ビズリーチ
ビズリーチは、年収600万円以上の求人を豊富にそろえているヘッドハンティングサイトです。
転職サイトや転職エージェントとは性質が異なりますが、年収を上げたい人にはとくにおすすめできます。
ビズリーチはほかの転職エージェントと異なり、1週間を経過すると有料期間に突入する、お金がかかる転職サイトとなります。
しかし、管理職や役職についていた経験があり、実力の高い人であればすぐにスカウトがくるため、お金をかけずに魅力的な求人を見つけることができるでしょう。
社内SEにおすすめの転職サイト
社内SEは、需要の高い職業のため目指している人も多いです。
社内SEに転職したい人は、以下の転職サイトを利用するとよいでしょう。
社内SE転職ナビ
社内SEに特化した転職エージェントであり、社内SEの求人が豊富にそろっています。
大手の転職エージェントであるリクルートエージェントやマイナビエージェントと比較しても、以下のとおり大きな差があり、社内SEに転職したい人にはとくにおすすめです。
社内SE転職ナビ | 6,000件以上 |
リクルートエージェント | 3,031件 |
マイナビエージェント | 2,306件 |
社内SEは求人数が少なく、どの転職サイトでも社内SEの求人を見つけるのは困難です。
そのため、社内SEに特化して転職したいと考えている方は、とくにおすすめできます。
dodaエンジニアIT
大手の転職エージェント、転職サイトであるdodaがITやWEB業界に特化した転職エージェントです。
開発エンジニアだけではなく、社内SEの求人も多くそろえており、自分に合った求人も見つけやすいでしょう。
dodaエンジニアITは、選ぶ職種によって担当となるアドバイザーが異なります。
社内SEになりたいと強く考えている場合は、社内SEに詳しいアドバイザーが担当となってくれるため、安心して転職活動ができるでしょう。
ITエンジニア向け転職サイトを徹底比較
上記で紹介した転職サイト、転職エージェントを以下の表にまとめました。
20代などの若手向けなのか、高年収を狙うことはできるのかなど、簡潔にまとめているため参考にしてください。
若手向け | ミドル層向け | 高年収が狙える | 未経験者向け | |
---|---|---|---|---|
レバテックキャリア | 経験がある20代後半であれば応募できる | 経験者向けが多いため30代~40代でも応募できる求人が多い | 年収アップ率は7割超え | 経験者向けが多い |
ウィルオブ・テック | 経験があれば若手でも応募できる | 経験豊富なミドル層であれば、求人は多い | 年収を上げたい人におすすめ | 大手企業などの求人が多いため、未経験者には向いていない |
Green | 転職サポートは受けられないため自力で見つける必要がある | 経験豊富なミドル層はスカウトされる確率が高い | スカウト機能があるため、年収を上げることも可能 | 未経験者向けの求人は少ない |
リクルートエージェントIT | サポートが充実しているため、転職をはじめておこなう若手にもむいている | 求人数が多いため、ミドル層向けの求人もある | アドバイザーが優秀なため交渉次第では上がる | 求人数が多いため未経験でも応募できる求人が見つかる |
リクナビNEXT | 若手向けの求人が多い | 若手向けの求人が多いため、ミドル層にはおすすめできない | ハイクラス向けの求人も豊富 | 求人数が多いため未経験でも応募できる求人が見つかる |
転職ドラフト | 若手は登録できない | 経験豊富な人向け | 年収を上げることが可能 | 未経験者は登録できない |
リクルートエージェント | 第二新卒向けの求人も多い | 求人数が多いためミドル層向けの求人もある | 年収を上げることが可能 | 未経験者でも求人が見つかる |
TechClips | 若手向けの求人はない | ミドル層向けの求人が多い | 年収500万円以上の求人ばかり | 未経験者向けの求人はない |
ビズリーチ | 若手向けの求人はない | 経験豊富なミドル層向け | 年収600万円以上ばかり | 未経験者は登録できない |
社内SE転職ナビ | 若手向けの求人もある | ミドル層向けの求人もある | 社内SEの求人が圧倒的に多いため、年収の高い求人もある | 未経験者でも応募できる |
dodaエンジニアIT | 若手向けの求人もある | ミドル層向けの求人もある | 年収を上げることが可能 | 未経験者でも応募できる |
Cloud Link | 若手向けの求人もある | ミドル層向けの求人もある | 年収を上げることが可能 | 未経験者でも応募できる |
どのサイトも、人によって向き不向きがあります。
転職活動の方向性や具体的なビジョンが見えてから、登録するようにしましょう。
よいエンジニア向けの転職サイトとエージェントはどうやって見分ける?
エンジニア向けの転職サイトや転職エージェントは、会社によっては自分に向いていない場合もあります。
よいサイトを見極めるためには、以下3つを参考にしてください。
エンジニアに特化しているか?
エンジニアに特化しているサイトかどうか、見極めましょう。
転職する際に、システムエンジニア以外の職種が眼中にない場合は、エンジニアに特化している求人サイトに登録することをおすすめします。
しかし、エンジニア以外の職種にも興味があり、総合的にさまざまな職種や求人を参考にしたい場合は、エンジニア特化の求人サイトはおすすめできません。
自分の転職活動のやり方に合わせて、転職サイトやエージェントを選ぶようにしましょう。
キャリアアップを考えてくれるか?
転職エージェントには、とりあえず求人を紹介しよう、というエージェントもなかにはいます。
自分に合っていない求人ばかり紹介してくるエージェントは、キャリアアップや今後の働き方については何も考えてくれません。
キャリアアップを無視した求人ばかりを紹介してくる場合、無意味な転職活動となってしまい時間の無駄です。
キャリアアップやキャリアについてしっかりと考えてくれるエージェントは、よいエージェントと言えます。
相性はよいか?
転職エージェントとは常に二人三脚で転職活動をおこなうため、相性が合っている必要があります。
相性のよくないエージェントは、ストレスの原因ともなり、転職活動が失敗する可能性も高いです。
エージェントとの相性がよくないと分かった場合は、我慢せずにすぐに会社に伝え、変更してもらうかエージェントを解約するかどちらかの方法を取りましょう。
我慢しながら転職活動をしても成功できないため、相性の合うエージェントが見つかるまで、さまざまな転職エージェントに登録することをおすすめします。
システムエンジニアが転職サイトとエージェントを上手に活用するコツ
システムエンジニアが、転職サイトやエージェントをうまく使うためには、以下4つのコツを確認しましょう。
転職活動を成功させるためには、必要不可欠なことばかりです。
参考にし、転職活動を成功させましょう。
なぜ転職するのかはっきりとさせる
転職する理由を明確にさせることが大切です。
転職する理由が不明瞭の場合、何を解消させるためにどんな職場に応募すればよいのかわかりません。
転職する理由には、人間関係や残業時間、出勤時間など、転職したいと感じた原因が必ずあるはずです。
まずは、転職したいと思った理由を見つけ、その原因を解消することができる職場を見つけて、転職活動をおこないましょう。
担当との相性があわない場合は変える
転職エージェントも人であるため、相性が合う合わないはあります。
仮に相性が合わない転職エージェントと当たった場合は、変更してもらうように会社に伝えましょう。
転職エージェント会社によっては、担当となったエージェントを変更することができない場合もあるため、前もって複数のエージェントに登録することも大切です。
転職活動は不安や心配と隣り合わせのため、少しでもストレスを減らせるように相性の合わないエージェントとは離れることも検討しましょう。
複数のサイトに登録する
転職エージェントや転職サイトには、できるかぎり複数登録しましょう。
複数登録することで、知らない求人を見つけることもできるため一石二鳥です。
しかし、複数登録することで求人が被ることもあるため、同じ求人に応募しないように注意してください。
また、エージェントとの相性が合わないこともあるため、複数のエージェントに登録して解約することもできます。
要望は素直にすべて伝える
要望を素直に、全部伝えなければ自分に合った求人を紹介してもらえません。
たとえば、出勤時間や勤務時間など、「こうであってほしい!」と強い要望がある場合は、貫き通しましょう。
エージェントに遠慮して自分の要望を我慢する人もいますが、転職活動は自分の将来のためなので、我慢する必要はありません。
不満を残さずに転職できるためにも、要望は素直に伝えて求人を紹介してもらいましょう。
エンジニアが転職するなら転職サイトとエージェントの併用がおすすめ
転職をする場合は、転職エージェントと転職サイトの併用がおすすめです。
理由は、以下の3つです。
非公開求人に応募できる
転職サイトに掲載されている求人は、基本的に公開求人のため求職者は全員確認することが可能です。
しかし、エージェントに登録すると非公開求人を紹介してもらえます。
非公開求人は、エージェントに登録している人でなければ応募することもできません。
非公開求人であれば競争率も低く、望んでいる職場へ就職することもできるため、エージェントに登録するのがおすすめです。
会社の情報を教えてくれる
エージェントに登録すると、定期的にエージェントと面談をすることになります。
求人に応募した場合は、応募した会社の情報や面接で聞かれる内容、さらには合格率なども詳しく教えてくれるため安心です。
転職活動は、情報を持っている人のほうが有利に働きます。
そのため、エージェントに登録して情報を取得し、優位に立てるように活かすことも大切です。
自分の市場価値がわかる
転職サイトに登録するだけでは、自分の市場価値はわかりません。
しかし、転職エージェントに登録すれば、エージェントとの面談などにより人柄や人間性を評価してもらえ、客観的にみた自分の価値を知ることができます。
転職活動において、自分の市場価値がどれだけ高いのか知ることはとても重要です。
そのため、転職サイトに登録するだけではなくエージェントに登録し、市場価値を認識してから求人に応募するようにしましょう。
【注意点】エンジニアが転職サイトや転職エージェントを利用する注意事項
エンジニアが転職サイトと転職エージェントを利用して転職をする場合、以下3つのことに気を付けましょう。
要望と異なる求人ばかり紹介されることもある
伝えた要望とは異なる求人を紹介されることもあります。
転職エージェントはAIではなく人のため、「紹介するだけしよう」という考えを持っている人もおり、興味のない求人であふれることもあるでしょう。
その場合は、要望に合っている求人だけ送ってほしいときちんと伝えることが大切です。
もしくは、エージェントの変更を依頼するのもよいでしょう。
エージェントの担当によって転職に成功するかどうかが別れる
エージェントの実力は人それぞれ異なり、優秀なエージェントは紹介する求人も面接練習も抜群によいです。
担当となったエージェントが紹介する求人が、自分にあっていないものばかりだった場合、転職活動は順調に進みません。
求人にも掲載期限があるため、エージェントによっては受かる可能性のあった求人を紹介してくれないこともあるでしょう。
しかし、エージェントは自分で選ぶことはできないため、合わないと感じた場合はすぐに変更しましょう。
求人情報だけではよい会社か分からないこともある
求人情報を確認しただけでは、よい会社かどうか分からない場合もあります。
企業によっては、求人情報に載せていない情報を面接後に教えてくれることもあるため、すべて鵜呑みにするのは危険です。
求人情報を確認し、疑問に思ったことは面接で聞いてみるなど、積極的な態度も大切になります。
求人情報だけでは分からない場合、エージェントに会社の情報を聞いてみるのもよいでしょう。
エンジニアが転職を成功させるためのポイントとは
転職を成功させるためには、以下5つのポイントを大切にしてください。
エンジニアだけではなくどの職種でも大切なことのため、別の業界からエンジニアを目指す方も参考にしてください。
キャリアを具体的に考える
キャリアについて具体的に考えてから転職活動をしなければ、転職活動が失敗します。
たとえば、上流工程に携わりいずれはプロジェクトマネージャーになりたいと考えている人が、下請け企業に転職しても意味がありません。
今後のキャリアについてしっかりと考え、キャリアプランを計画できている人であれば、転職活動も順調に進みます。
面接では、採用担当者も求職者のキャリアについて考えているため、価値観や意見が合致するように具体的に考えましょう。
転職理由を明確にする
転職する理由を明確にしてから転職活動をしましょう。
転職をする理由として多い理由は、以下のとおりです。
- 出勤時間が長すぎる
- 残業時間が長い
- 人間関係に悩んでいる
- 給料が少ない
転職したい理由が明確であれば、その原因を解消するためにどんな職場を選べばよいのかが分かります。
出勤時間を短くしたければ家から近い職場を選び、人間関係に苦しんでいる場合はリモートワークができる職場を選ぶとよいです。
スキル向上を怠らない
スキルアップは、転職を成功させるためには必要不可欠なことです。
転職は、会社の意向と自分のスキルが一致している必要があり、会社の求めている基準に達していなければ採用されません。
採用されるためには、会社で活躍できるようなスキルを獲得し、証明することが大切です。
プログラミングスクールに通ってプログラミング言語を学んだり、資格の取得もスキルアップと言えます。
自分の市場価値を調べる
自分の市場価値について理解し、転職活動をおこないましょう。
転職活動は、通常の新卒の就職活動とは異なり、自分の価値がどれだけのものなのかを知っていなければ成功することはできません。
転職は同じ業界への転職のほかにも、異業種からの転職も多いです。
前職で培ったスキルや資格などが、その市場ではどれだけの価値があることなのかを理解することで、応募する業界も定まります。
企業研究をおこなう
転職活動において最も重要なことは、情報収集です。
応募する企業の理念や事業内容について収集するだけではなく、今後どんな展開を考えているのか、業界の状況なども詳しく調べる必要があります。
企業研究をおこなっておけば、転職活動が有利になるだけではなく、就職した後もギャップが生じにくいです。
そのため、事前に企業研究をしっかりとおこない、転職活動に臨んでください。
エンジニアにおすすめ!転職先の種類
エンジニアには、以下3つのおすすめの転職先があります。
必ずしも同じ仕事をする必要はないため、さまざまな転職先を考えるのもよいでしょう。
社内SE
社内SEは、会社でこまったことやパソコンのトラブルに応じるヘルプの仕事をメインにおこないます。
システムエンジニア、開発エンジニアのようにツールを作成するわけではありません。
近年デジタル化を進めている会社も増えており、社内SEの需要は高まっています。
エンジニアとしての知識がある人であれば、社内SEとしても活躍することができるでしょう。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、ITの技術を活用して企業の課題を解決したり、経営をしていく人のことです。
IT分野に特化しており、IT技術などに詳しい人でないとITコンサルタントは務まりません。
エンジニアとして働いていた人であれば、ITコンサルタントに必要な知識もあるため、目指すことができます。
エンジニアとITコンサルタントでは、携わる段階が異なりますが、エンジニアとしての経験があれば挑戦してみるのもよいでしょう。
異業界のエンジニア
エンジニアは、今後どの業界においても重要とされる職業です。
IT人材は今後需要が高まり、IT業界だけではなくさまざまな業界で必要とされるでしょう。
エンジニアとしての経験がある人は、どの業界のエンジニアでも活躍することができます。
転職活動をする際は、IT業界以外の業界にも目を向けて、エンジニア職を探してみるのもよいです。
エンジニアが転職後目指すべきキャリアパス例
転職後、エンジニアが目指せるキャリアパスは以下のとおりです。
転職後のキャリアプランについて考えておいたほうが、転職活動も捗ります。
どんなキャリアパスがあるのか、今のうちに確認しておきましょう。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、多くのエンジニアが目指すことができるキャリアパスの具体例です。
システムエンジニアやプログラマーなど、チームのメンバーをまとめて仕事の管理をするのが主な仕事内容であり、スキルだけではなくコミュニケーション能力やマネジメント能力を必要とします。
エンジニアとしてキャリアアップする際、多くの人がプロジェクトマネージャーを目指すため、エンジニアのキャリアアップ例としてもっとも実績があります。
女性や男性など性別に格差もなく、実績を積み上げて認めてもらえれば、誰でもプロジェクトマネージャーを目指すことが可能です。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、IT技術を駆使してビジネスの問題を解決していく職種です。
エンジニアのように現場で開発を進めるものではなく、クライアントとの話し合いがメインとなります。
コミュニケーション能力や営業力が必須となりますが、ITの知識も豊富にそろえている必要があり、簡単に目指すことはできません。
しかし、エンジニアとしての経験値があれば、ITの知識が豊富な優秀なIT人材と認めてもらえるため、キャリアアップをするために目指すのもよいです。
【年代別】エンジニアの転職事情
エンジニアに転職をする際、年代によっては転職の事情が異なります。
とくに、以下3つの年代に分けて説明するため、転職を考えている方は自分の年齢に合わせて検討してみましょう。
20代|未経験でも採用される可能性は高い
20代はまだ若手のため、未経験だとしても長期キャリアを考えて採用される可能性は非常に高いです。
経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には79万人のIT人材が不足するといわれており、どの企業も若手を育成することに力を入れています。
20代でエンジニアに転職をする場合は、未経験だとしても将来のIT人材として見られるため、欲している企業は多いでしょう。
そのため、20代でエンジニアに転職することは将来性も高く、今後の人生にもよいです。
30代|学習意欲があれば採用される
30代になると、20代とは異なり中堅世代と見られます。
経験値がない30代の場合、どれだけのスキルがあり資格を取得したのか、学習意欲の高さを見られることが多いです。
そのため、30代でエンジニアに転職する場合は、未経験であれば積極性や学習意欲の高さをアピールしてください。
経験済みの30代エンジニアは、実力も実績もあるとみなされるため、転職に困りません。
40代|経験者が求められる
40代になると、管理職や上流工程をまとめる役職に就いてもらうベテランを求められることが増えます。
そのため、未経験者よりも経験者のほうが転職しやすく、未経験者の場合、転職することは難しいです。
しかし、エンジニアはフリーランスとしての働き方もあり、シニア世代向けのフリーランス求人サイトやエージェントサイトなども存在するため、エンジニアとして働くことはできるでしょう。
年代があがるにつれて求められるスキルや経験は多くなるため、20代〜30代のうちにキャリアを決められるように動くことが大切です。
エンジニア転職サイトと転職エージェントの登録方法について
エンジニア専門の転職サイトや転職エージェントへの登録方法は、簡単です。
どちらも登録用ページをクリックし、本名や住所などの個人情報を入力するだけで登録ができます。
転職サイトの場合は、会員登録が完了後求人を確認することができますが、転職エージェントは面談があるため、作業が多いところが特徴です。
転職エージェントの登録後は以下の書類を用意し、担当となるエージェントと電話面談をおこなってから、求人を確認することになります。
- スキルシートの登録
- 面談シートへの回答
- 職務経歴書の登録
- 履歴書の登録
【Q&A】エンジニア向け転職サイトや転職エージェントへのよくある質問
エンジニアへの転職を考えている人のなかには、多くの疑問を抱えている人もいます。
ここでは、以下4つの疑問について回答するため、参考にしてください。
どちらもメリットやデメリットはある?
転職サイトや転職エージェントにはどちらもメリットやデメリットがありますが、個人によって使い勝手は異なります。
そのため、まずは一度使用してから自分に合うほうをメインの転職ツールとして利用したほうがよいです。
具体的に、2つのメリットとデメリットについて以下の表にまとめたので、参考にしてください。
転職サイト | 転職エージェント | |
メリット | 登録以外にすることがない | 非公開の求人を紹介してもらえる |
面談などをする必要がない | 二人三脚で転職活動ができるため、孤独にならない | |
自分が興味のある求人だけを探すことができる | 多くの求人を見ることができる | |
求人を紹介してもらえるため、求人を探す時間が省ける | ||
デメリット | 非公開求人を見ることができない | 面談が多い |
面談練習や履歴書の添削をしてもらえない | エージェントと相性が合わないことがある | |
自分1人で探すため限界がある | エージェントの変更ができないこともある | |
興味のない求人が送られることもある |
人によって、メリットがデメリットに感じることもあるため、どれが自分に合っているのか模索しながら転職活動しましょう。
無料で利用可能?
どちらも無料で利用することができます。
利用後に金銭が発生することもないため、最初から安心して利用可能です。
転職エージェントに関しても、基本的に無料でエージェントを利用することができます。
会社によっては、内定後にシステム手数料が発生することもありますが、多くの場合求職者ではなく企業がわに発生するため安心です。
年収の交渉はできる?
転職サイトで年収の交渉をすることは難しいですが、転職エージェントであれば、年収の交渉も可能です。
転職エージェントが優秀であればあるほど、自分が望んでいる年収に近づくため、担当となるエージェント次第とも言えます。
年収は、求人内容に「スキルや今までの経験を考慮します」などと書かれてあれば、内定後に交渉することも可能です。
しかし、エージェントを介さない年収の交渉は内定の取り消しに繋がることもあるため、慎重におこないましょう。
求人は本当に紹介してもらえる?
本当に、求人の紹介はしてもらえます。
しかし、スキルがなく未経験に近い場合は、転職エージェントを利用しても求人を紹介してもらえない場合もあるでしょう。
たとえば、未経験者が経験者向けの転職サイトに登録しても、紹介できる求人はありません。
そのため、自分にあった転職サイトや転職エージェントに登録することが、転職活動を順調に進める秘訣と言えます。
まとめ|エンジニアが転職するなら、転職サイトや転職エージェントに登録しよう!
エンジニアが転職する場合は、転職サイトと転職エージェントに登録し、転職活動をおこないましょう。
転職サイトとエージェントは同時に併用したほうが、自分に合う求人が見つかりやすいです。
エージェントと転職サイトにはそれぞれメリットやデメリットなど違いがありますが、どれが一番自分に合っているのかは、利用してみないと分かりません。
まずは一度利用し、自分に合うほうをメインに使ってみましょう。
エンジニアは、今後も需要が高まる職業と言われており、若い世代であれば採用もされやすいです。
長いキャリアプランを具体的に考え、転職活動をおこなうようにしましょう。
転職活動を成功させるためには、自分の市場価値や企業の情報を調べるだけではなく、スキルアップやキャリアパスを考えることも大切です。
さまざまなツールや情報を確認しながら、転職活動を成功させてください。