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ネットインデックス、電力線通信(PLC)の実用化に向けて、開発体制を大幅に強化、再構築

株式会社ネットインデックス(代表取締役社長:鵜野 正康)は、これまで推進してきた電力線を利用してインターネット接続できる電力線通信(Power Line Communication以下PLC)を活用する「ホームネットワーク」事業を、同子会社の株式会社ネットインデックス・イー・エス(代表取締役社長:田中 芳邦 以下 NIES)へ譲渡するとともに、中・長期的なインデックスグループの投資・開発事業と捉え、親会社である株式会社インデックス・ホールディングス(代表取締役社長: 小川 善美 本社: 東京都世田谷区 以下 インデックスHD)とNIESで共同開発を推進し、グループ全体での応用、商用化への機会拡大を目指す体制にしました。

これまでネットインデックスは「モバイル・ワイヤレス事業」、「ホームネットワーク事業」と2つの領域で事業展開してきました。「モバイル・ワイヤレス事業」は、比較的短期型で事業計画の実現予測性の高い事業であることに対し、「ホームネットワーク事業」は、予想される市場規模が大規模であり将来性が高いながらも、PLC技術の開発から商用化、製品化へと段階があり、中・長期型の事業モデルになります。
今回、ネットインデックスは、「モバイル・ワイヤレス事業」に集中し、事業計画の実現を着実に目指します。
一方、「ホームネットワーク事業」はNIESへ譲渡し、事業領域の明確な分担を実施します。さらに同事業は、ブロードバンド環境を活用したビデオ・オン・デマンド(VOD)事業など、インデックスグループ既存事業との連携が視野に、インデックスグループを統括するインデックスHDとの共同開発契約を締結し、今後両社で共同開発を推進していきます。

ネットインデックスのPLCへの取り組みについて
ネットインデックスはPLCの実用化に向けて漏洩電界低減技術の実フィールドでの実験検証を続け、2005年4月、高速広帯域電力線モデムを利用した通信線で、広い周波数帯域にわたって漏洩電界を低減可能な 『広帯域漏洩電界低減技術』により、さらなる漏洩電界低減効果の確認に成功しております。