外国人もカードローンを利用できる!永住権なしで借入する方法や申込の条件
外国人もカードローンからお金を借りることが可能です。
永住権の有無や在留資格によって利用できるカードローンが異なりますが、審査基準を満たせば審査を通過できます。
- プロミス:永住権なしでも借入可能
- アイフル:永住権なしでも借入可能
- 楽天銀行カードローン:永住資格は必須
一方で、外国人がカードローンを利用する際の条件や注意点もあるので、記事内で確認してみてください。
この記事で紹介するカードローンは、金融庁が定める貸金業法に基づくサービスです。
永住資格があれば多くのカードローンが利用できるので、カードローンを幅広く比較してみたい方は以下の記事も読んでみてください。
永住権なしの外国人でも在留資格があればカードローンを利用できる!
永住権を持っていない外国人でも、在留資格があればカードローンを利用できます。
ただし、利用できるカードローンは限られています。
主に消費者金融のカードローンが対象となり、在留カードや特別永住者証明書があれば申し込みが可能です。
永住権なしの外国人が利用できるカードローンの特徴は以下の通り。
このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています。
ブロックのリカバリーを試行
特徴 | 詳細 |
---|---|
必要書類 | 在留カードまたは 特別永住者証明書 |
審査基準 | 在留期間、収入状況、 日本語能力など |
借入限度額 | 会社によって異なる (1万円~800万円程度) |
金利 | 年3.0%~18.0%程度 |
外国人がカードローンを利用するための条件
外国人の方がカードローンでお金を借りる際には、以下の条件を満たす必要があります。
日本語で読み書きや電話対応が可能
カードローンを利用する外国人にとって、日本語での読み書きや電話対応が可能であることは重要な条件です。
具体的には、以下のような日本語能力が求められますね。
- 契約書や申込書の読解・記入
- カードローン会社からの電話での問い合わせへの対応
- 借入・返済に関する説明の理解
- カードローンの利用規約の理解
カードローン会社によって異なりますが、日本語能力試験(JLPT)でN2レベル相当の日本語力が基準と考えられるでしょう。
安定した収入がある
外国人がカードローンを利用する際、安定した収入があることも条件となります。
これは、借入金の返済能力を示す指標として、カードローン会社が重視しているからです。
安定した収入の基準はカードローン会社によって異なりますが、カードローンの審査において重要な要素となるので、申込時には正確な情報を提供することが大切ですね。
日本国内に申込者本人の住所・電話番号がある
外国人がカードローンを利用する際、日本国内に申込者本人の住所と電話番号があることは必須条件です。
具体的には、以下のような条件を満たす必要があります。
- 日本国内の固定住所(賃貸・持ち家問わず)
- 本人名義の携帯電話番号または固定電話番号
- 在留カードに記載された住所と一致していること
- 郵便物が確実に届く住所であること
これらの情報は、カードローン審査時の本人確認や契約後の連絡に使用されます。
また、住所や電話番号の変更があった場合は、速やかにカードローン会社に報告する必要があるので注意しましょう。
永住資格を持っている
永住資格を持っていることは、外国人がほとんどのカードローンを利用する際の条件です。
多くのカードローン会社、特に銀行カードローンでは、多くの場合永住資格を持っていることを条件としています。
ただし、永住資格がなくても、在留資格があれば利用できるカードローンも存在しますので、次のセクションで詳しく見ていきましょう。
永住権なしの外国人でも在留資格があればカードローンを利用できる!
永住権を持っていない外国人でも、在留資格があればカードローンを利用できます。
ただし、利用できるカードローンは限られています。
主に消費者金融のカードローンが対象となり、在留カードや特別永住者証明書があれば申し込みが可能です。
永住権なしの外国人が利用できるカードローンの特徴は以下の通り。
特徴 | 詳細 |
---|---|
必要書類 | 在留カードまたは 特別永住者証明書 |
審査基準 | 在留期間、収入状況、 日本語能力など |
借入限度額 | 会社によって異なる (1万円~800万円程度) |
金利 | 年3.0%~18.0%程度 |
外国人でも利用できるカードローンを紹介
外国人が利用できるカードローンには、いくつかの選択肢があります。
永住権の有無によって利用できるカードローンが異なりますので、ご注意ください。
永住権なしの外国人でも借りられるのは2社だけ!
永住権を持っていない外国人でも利用できるカードローンは主に2社あります。
これらの会社は在留カードがあれば申し込みが可能です。
また、審査時間も最短3分など早いので、今すぐお金が必要という外国人に特におすすめのカードローンといえるでしょう。
プロミス
プロミス | 詳細 |
---|---|
電話連絡の有無 | 原則なし |
審査時間 | 最短3分 |
金利 | 4.5%~17.8% |
web完結の可否 | 可能 |
郵送物の有無 | なしも選択可能 |
無利息期間の有無 | 初回借入日の 翌日から30日 |
- 審査時間が最短3分で業界最速
- web完結で申込可能
- 最大30日間の無利息期間あり
プロミスは、外国人向けのカードローンサービスを提供している大手消費者金融です。
しかも審査時間は3分なので、即日でお金を借りることができ急ぎの場合にもおすすめです。
アイフル
アイフル | 詳細 |
---|---|
電話連絡の有無 | 原則なし |
審査時間 | 最短18分 |
金利 | 3.0%~18.0% |
web完結の可否 | 可能 |
郵送物の有無 | なしも選択可能 |
無利息期間の有無 | 初回契約日の 翌日から30日 |
- 在籍確認の電話が原則なし
- 審査時間は最短18分で即日融資
- web完結で借入
アイフルも、永住権なしの外国人が利用できるカードローンを提供しています。
審査時間は18分で即日融資が可能なうえ、無利息期間サービスもあるので初めてお金を借りる人も利用しやすいでしょう。
永住資格がある外国人におすすめのカードローン
永住資格を持つ外国人は、より多くの選択肢があります。
レイク
- 審査時間:最短25分
- 借入限度額:1万円~500万円
- 金利:年4.5%~18.0%
- 無利息期間:最大180日間
レイクは、永住資格を持つ外国人向けに利用しやすいカードローンサービスです。
最短25分で審査結果がわかるうえ、最大180日間無利息で利用できます。
楽天銀行カードローン
- 審査時間:最短即日
- 金利:年1.9〜14.5%
- 借入限度額:10万円~800万円
- 楽天ポイントが貯まる特典あり
楽天銀行のカードローンは、永住資格を持つ外国人が利用できる銀行カードローンの一つです。
金利は最大年14.5%と消費者金融に比べると低く、利息を抑えたい外国人の方にもおすすめできます。
セブン銀行カードローン
- 審査時間:最短翌日
- 金利:年12.0%~15.0%
- 借入限度額:10万円~500万円
- 24時間利用可能な全国のセブン銀行ATM
セブン銀行のカードローンも、永住資格を持つ外国人が利用できるサービスです。
最大でも金利は年15%と消費者金融と比較すれば低いうえ、全国のセブン銀行ATMで利用できるので外国人の方でも利用しやすいでしょう。
外国人がカードローンの審査に申し込む際の必要書類
外国人がカードローンの審査に申し込む際に、必要になる書類は以下の4つです。
本人確認書類には運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、健康保険証があります。
パスポートを提出したうえで、さらにもう一つの本人確認書類が必要な場合もあるので注意しましょう。
一方で永住権をもっていれば全てのカードローンの審査に申し込むことが可能です。
外国人がカードローンでお金を借りる際の注意点
外国人がカードローンでお金を借りる際には、いくつか注意点があります。
銀行カードローンはほとんどの場合、永住権なしで借りられない
外国人がカードローンを利用する際、銀行カードローンの多くは永住権を持っていないと利用できません。
記事上部で解説したように、永住権を持っていない外国人の方は2社の消費者金融のカードローンから選びましょう。
留学生でも在留カードがあれば申し込みできる
留学生の方でも、在留カードを持っていればカードローンの申し込みが可能な場合があります。
審査基準は一般の方よりも厳しくなる傾向にありますが、留学生がカードローンを申し込む際のポイントは以下の通りです。
- 在留期間が十分に残っていること
- 安定した収入源があること
- 日本語能力が十分であること
- 学業成績が良好であること
- 在学証明書を提出できること
同時に複数の消費者金融に申し込まない
外国人の方が消費者金融カードローンを利用する際、同時に複数の会社に申し込むことは避けるべきです。
複数の申し込みによる影響は以下の通りです。
影響 | 詳細 |
---|---|
信用情報への 記録 | 複数の申し込みが 信用情報機関に記録される |
審査の厳格化 | 多重債務リスクと判断され、 審査が厳しくなる |
審査落ちの 可能性上昇 | 複数の申し込みにより、 審査に通りにくくなる |
金利の上昇 | リスクが高いと判断され、 高い金利が適用される 可能性がある |
上記のリスクから、カードローンを申し込む際は1社を選んで申し込むようにしましょう。
嘘の内容で審査に申し込んでもバレる
カードローンの審査において、嘘の情報を提供することは絶対に避けるべきです。
審査時の虚偽申告はすぐにバレる可能性が高く、深刻な結果を招く可能性があります。
具体的には、審査落ちになってしまう可能性や最悪の場合ブラックリスト登録されてしまうリスクもあります。
正確な情報を提供することが審査通過の近道となりますよ。
借入の希望額は必要最低限にする
カードローンを利用する際、借入希望額は必要最低限に抑えることが重要です。
借入希望額が大きくなると、その分返済能力も求められ審査も厳しくなるでしょう。
また、消費者金融には総量規制が適用されるので、最大でも年収の3分の1までしか借入できません。
必要最小限の額を申し込むことで、安全にカードローンの利用ができます。
外国人がカードローンを利用する際によくある質問
外国人がカードローンを利用する際によくある質問について、回答していきます。
永住権なしの外国人でもカードローンは利用できますか?
永住権なしの外国人でもカードローンを利用できる場合があります。
主に消費者金融のカードローンで、在留カードがあれば申し込み可能です。
ただし、銀行カードローンは永住権が必要なことが多いので注意しましょう。
外国人が消費者金融で審査落ちしないために何をすればいいですか?
外国人が消費者金融の審査に通過するためには、以下の点に注意しましょう。
- 安定した収入を証明する
- 在留期間が十分に残っていることを確認する
- 日本語能力を向上させる
永住権があれば国籍問わずカードローンを利用できますか?
永住権があれば国籍に関わらずカードローンに申し込みできます。
ただし、もちろん各カードローン会社の審査基準を満たす必要があります。
永住権を持つ外国人は、銀行カードローンを含む幅広い選択肢があるでしょう。
外国人にもキャッシングの審査で電話連絡はありますか?
外国人の方にもキャッシングの審査で電話連絡がある場合があります。
これは在籍確認や本人確認のために行われます。
日本語での対応が求められるので、準備しておきましょう。
電話連絡の 目的 | 主な確認内容 |
---|---|
在籍確認 | 勤務先、職種、 勤続年数 |
本人確認 | 申込内容の正確性、 本人の意思確認 |
外国人が消費者金融を利用する際の必要書類を教えてください。
外国人が消費者金融を利用する際に必要な書類は主に以下の通りです。
- 在留カードまたは特別永住者証明書
- 本人確認書類(パスポートや運転免許証など)
- 収入証明書(給与明細や源泉徴収票など)
まとめ
外国人がカードローンを利用する際には、永住権の有無や在留資格によって選択肢が異なります。
永住権がなくても、在留カードがあれば消費者金融のカードローンを利用できる可能性があります。
外国人がカードローンを検討する際には、主に以下の点に注意しましょう。
- 日本語能力の重要性
- 安定した収入の証明
- 在留期間の確認
- 必要書類の準備
審査時には正確な情報を提供し、借入額は必要最小限に抑えることが大切です。