日本ハウスHDの口コミは?注文住宅の坪単価と間取りについて解説

日本ハウスホールディングスは、創業以来ずっと木造の注文住宅を作り続けてきたハウスメーカーです。

最大の特徴は、厳選した国産檜のみを使った家づくりをすることで、檜の家なら日本ハウスHDといわれるほどです。

また、住宅の耐久性にも力をいれており、「孫の代まで100年住める家」をコンセプトにした家づくりをおこなっています。

目次

日本ハウスホールディングスの会社概要

日本ハウスホールディングス(以降:日本ハウスHD)は、1969年に岩手県盛岡市で「東日本ハウス株式会社」として設立されました。

2015年には社名を現行の「株式会社日本ハウスホールディングス」に変更。

2016年には岩手県盛岡市から東京都千代田区に本社を移転。

国産檜にこだわり、独自の新木造ストロング工法で耐震性や耐久性に優れた家づくりをしています。

日本ハウスHDの会社概要は下記の通りです。

会社名株式会社日本ハウスホールディングス
本社所在地東京都千代田区飯田橋4-3-8 日本ハウスHD飯田橋ビル
電話番号0120-52-6868
代表者成田 和幸
資本金38億7,337万円
創業1969年2月
従業員数943人
公式HPhttps://www.nihonhouse-hd.co.jp/ 

建築棟数や受賞歴について

出典:【日本ハウスHD】2022年10月期(第54期) 決算説明資料

日本ハウスHDの年間建築棟数の平均は900棟~1,000棟です。

2016年935棟
2017年962棟
2018年1,020棟
2019年1,117棟
2020年972棟
2021年837棟
2022年904棟


上の画像にある「Jエポックホーム事業部」は、日本ハウスHDの規格住宅部門なので、日本ハウスHDとJエポックホームの棟数を合わせた数値を年間の建築棟数として算出しました。

過去の受賞歴

日本ハウスHDは、環境や街並みに馴染み、いつまでも心和む豊かな暮らしを創造するデザインにこだわった家づくりをしています。

その結果、すぐれたデザインや機能をもった建物が選ばれる「グッドデザイン賞」や「キッズデザイン賞」、木の良さや価値を再発見させる製品や取り組みについて表彰される「ウッドデザイン賞」を何度も受賞しています。

また、リフォーム分野においても、優秀なリフォーム事例を評価する「住まいのリフォームコンクール」にて優秀賞を受賞しています。

グッドデザイン賞過去12回受賞
キッズデザイン賞12年連続受賞
ウッドデザイン賞2015年~2017年の3年連続受賞
リフォームコンクール2019年度優秀賞を受賞

日本ハウスホールディングスの坪単価と間取り例

日本ハウスHDの坪単価について解説します。

日本ハウスHDの坪単価は60万円~80万円です。

ただし、坪単価には決まった数式はなく、建物本体価格を建物の面積で割った金額を坪単価ということもあれば、建物本体価格に付帯工事や諸経費まで含めた金額を建物面積で割った金額をいうこともあります。

これはハウスメーカーや営業マンによって異なるので、坪単価を聞く際には根拠をしっかり確認してください。

坪単価の目安価格

日本ハウスHDの価格帯を知るため、他のハウスメーカーの坪単価と比較してみましょう。

会社名坪単価目安
日本ハウスHD60万円~80万円
一条工務店65万円~80万円
タマホーム45万円〜60万円
クレバリーホーム55万円~70万円
三井ホーム80万円~100万円
ユニバーサルホーム50万円~65万円
アイ工務店60万円~80万円
地場の工務店50万円~70万円

日本ハウスHDの平均坪単価は60万円~80万円なので、一条工務店やアイ工務店と同等のミドルクラスの価格帯に属するハウスメーカーです。

ただし坪単価は住んでいる地域や間取りによってかなり変わるので、上記はあくまでも目安として考えてください。

家を建てる総額

では実際に家を建てる際に、総額でどれくらいかかるのかを計算してみましょう。

注文住宅を建築する際には、坪単価で計算できる「建物本体価格」以外にも、付帯工事費や諸経費が別途かかりますし、建物の大きさによっても坪単価は変動します。

日本ハウスHDの坪単価を目安に、坪数ごとの建築費用総額がどれくらいになるか一覧表にしました。

床面積本体価格付帯費+諸費用建築総額
25坪 1,875万円 560万円2,435万円
30坪 2,190万円 660万円2,850万円
35坪 2,520万円 750万円3,270万円
40坪 2,800万円 840万円3,640万円
45坪 3,060万円 910万円3,970万円
50坪 3,250万円 970万円4,220万円
※付帯費+諸費用は本体価格の20%~30%で算出

上記はあくまでも平均坪単価から算出した金額ですが、日本ハウスHDで30坪の家を建てると、総額で2,800万円~2,900万円くらいの予算をみておく必要があります。

ここからは金額別にどのような家を建てることができるのか、間取りや外観などの事例を見ながら解説していきます。

2000万円台の間取り例

商品匠の技クレステージ
延床面積103.00㎡(31.15坪)
間取り3LDK
参考本体価格2,200万円~2,300万円

日本ハウスHDで2,000万円以内の注文住宅を希望するなら、家の大きさは30坪前後になります。

今回は31坪の総二階建ての建物ですが、本体価格だけで2,200~2,300万円くらいを想定していますので、総額だと2,800~2,900万円くらいで収まる計算です。

建物の大きさが35坪を超えてくると総額2,000万円台の予算ではかなり厳しくなります。

間取りについては洗面脱衣室をキッチンの近くに配置する事で、動線がコンパ クトにまとまった家事ラク間取りです。

LDKを見渡せる対面型のキッチンとリビング階段にする事で、子どもたちの様子を見守りながら家事ができます。

ただ、この間取りだったら階段下にトイレをもってくることで、現在のトイレの場所を食品庫などとして使えるパントリーにすることもできたのではないでしょうか。

3000万円台の間取り例

商品匠の技クレステージ
延床面積124.75㎡(37.73坪)
間取り4LDK
参考本体価格2,700~2,800万円

今回紹介する間取り例は約37坪なので建物本体価格は2,700万円~2,800万円程度になり、総費用としては3,500万円~3,600万円くらいを想定しています。

総予算3000万円台であれば、日本ハウスHDだと40坪くらいの家までなら建てることができます。

1階のLDKをL形に 配置することで、リビングからキッチンの視線を程よく隠すことができるので、来客が多い家庭にはお薦めの間取りです。

2階はホールを中心にすることで、夫婦の寝室と子どもたちの部屋を左右に配置することができていますが、ホールのスペースが多くなりすぎている点が気になります。

これであれば玄関の部分だけでも吹き抜けにすることで、1階に採光を取り込むこともできますし、より解放感のある間取りになるでしょう。

4000万円台の間取り例

商品名不明
延床面積168.50㎡(50.9坪)
間取り3LDK+ビルトインガレージ
参考本体価格3,200万円~3,300万円
出典:【SUUMO】日本ハウスホールディングス 建築実例 

日本ハウスHDだと50坪の家を建てても建物本体価格は3,200~3,300万円くらいなので、総費用も4,000万円台に抑えることができます。

間取りに関しては、独立型のアイランドキッチンからは家事をしながらいつでも子どもたちの様子を見守ることが出来きます。

コの字型にしたことで広い中庭を配置することができ、外からの視線を気にすることなく自宅の庭でプール遊びやBBQが楽しめるようになっています。

気になるポイントは2階のホール部分で、約2帖ほどの中途半端な広さになっているので、あまり使い道がないように感じました。

ホール部分をなくすことで、子ども部屋をあと少し広くできたように思うので勿体ないです。

平屋の間取り例

商品名平屋住宅
延床面積219.60㎡(66.4坪)
間取り6LDK+ビルトインガレージ
参考本体価格4,200万円~4,300万円
出典:【SUUMO】日本ハウスホールディングス 建築実例

日本ハウスHDで平屋住宅を建てた場合の例も紹介しておきます。

66坪と広めの平屋なので建物本体だけで4,200~4,300万円くらいになり、総費用だと5,000万円を超えてきます。

これだけ広めの平屋だと100坪の土地でも建てられない可能性があるので、最低でも66坪の2倍の広さの敷地が必要になります。

間取りに関しては家の真ん中に庭がある素敵なお家ですが、キッチン横の書斎が少し違和感を感じます。

この間取りであればキッチン横ということもあり、ランドリールームのような家事室とかにした方がすっきりしますし、書斎は同じく1階の納戸部分でもよかったのではないでしょうか。

日本ハウスHDの戸建てシリーズ

日本ハウスHDでは、2023年7月時点で全6種類の住宅商品を販売しています。

なかでも4つのタイプがある「日本の家・檜の家シリーズ」が人気です。

シリーズごとに特徴や性能が違うので、どのタイプが自分たち家族に適している商品なのかじっくり検討してください。

商品名(テーマ)特徴
日本の家・檜の家
館(YAKATA)
日本の家シリーズが最高グレード。真の品格がもたらす、最上のゆとり
日本の家・檜の家 
極(KIWAMI)
本物だけが醸し出す、贅沢なやすらぎ。檜の4寸柱と土台で60年安心して暮らせる住宅
日本の家・檜の家 
輝(KAGAYAKI)
モダンで明るい雰囲気が若い世代にも人気。Ua値0.3W/㎡Kの高気密高断熱住宅
日本の家・檜の家 
雅(MIYABI)
日本の家シリーズでは価格を一番抑えた商品ですが、標準仕様などの面では上位3タイプよりも少々劣る
匠の技・クレステージ18国産檜柱を使用した規格型のセミオーダー住宅
平屋の家「悠華」伝統工法で建てる平屋は、日本の四季を楽しむことができる商品
※上記商品は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更、販売が中止されている場合があります。

日本ハウスHDの主力商品になっているのが、日本の家・檜の家シリーズ「館」「極」「輝」「雅」の4商品です。

この4商品に共通している注目ポイントは、柱と土台に檜無垢材4寸or3.5寸を採用、さらにトリプルガラスと断熱玄関ドアも標準仕様に入っていますし、冷暖房まで標準装備として備わっている点です。

日本の家・檜の家 館(YAKATA)

日本の家・檜の家シリーズで最上位グレードにあたるのが、こちらの「館」です。

他の3商品にない仕様として、屋根をスレート瓦と陶器平板瓦から選択でき、35年メンテナンスフリーのタイル外壁まで標準仕様となっています。

さらにハイグレードのオープンキッチンや建具のドアも高さがあるハイドアを装備しています。

構造新木造ストロング工法 
柱・土台 檜無垢材4寸(北海道:プレミアム檜集成材4寸)
保証年数構造躯体60年保証対応
断熱性能(UA値)0.25(w/m²k)
気密性能(C値)本州以南1.0以下/北海道0.5以下(cm²/m²k)
屋根スレート瓦or陶器平板瓦
外壁日本ハウスオリジナル高級タイル
玄関ドアイノベストD50
システムキッチンオープンタイプ W=2550
洗面化粧台自動水栓 W=1200
お風呂人造大理石浴槽  1618サイズ
建具(ドア)ハイドア2400

日本の家・檜の家 極(KIWAMI)

構造新木造ストロング工法 
柱・土台 檜無垢材4寸(北海道:プレミアム檜集成材4寸)
保証年数構造躯体60年保証対応
断熱性能(UA値)0.25(w/m²k)
気密性能(C値)本州以南1.0以下/北海道0.5以下(cm²/m²k)
屋根スレート瓦
外壁窯業系サイディング 16ミリ厚
玄関ドアイノベストD50
システムキッチンオープンタイプ W=2550
洗面化粧台自動水栓 W=900
お風呂人造大理石浴槽  1618サイズ
建具(ドア)標準デザイン(H:2033mm)

檜の家シリーズでは上から2番目にグレードが高い商品で、「館」と比べると屋根材がスレート瓦しか選べない点と外壁がタイルではなく、窯業系サイディングになっています。

それでも「館」と同じく柱と土台には檜無垢材4寸が使われています。

「館」と同じように断熱性や気密性は高く、夏は涼しく冬は暖かい高気密高断熱住宅なので、省エネ性の高い商品です。

日本の家・檜の家 輝(KAGAYAKI)

構造新木造ストロング工法 
柱・土台 檜無垢材3.5寸(北海道:プレミアム檜集成材3.5寸)
保証年数構造躯体35年保証対応
断熱性能(UA値)本州以南0.37/北海道0.3(w/m²k)
気密性能(C値)本州以南1.0以下/北海道0.5以下(cm²/m²k)
屋根スレート瓦
外壁窯業系サイディング 16ミリ厚
玄関ドアヴェナートD30
システムキッチン対面・壁付けタイプ W=2550
洗面化粧台自動水栓 W=900
お風呂人造大理石浴槽  1618サイズ
建具(ドア)標準デザイン(H:2033mm)

「館」と「極」に比べて柱と土台に使われている檜無垢材が4寸ではなく、3.5寸になります。

それとUa値の数値からもわかるように、断熱性能も上位2商品に比べると少し弱いです。

価格的にも「館」や「極」に比べ、坪単価で10万円ほど安く設定されているので、どちらかというと若い世代向け商品という印象を受けます。

ただ若い世代をターゲットにするのであれば、こちらの商品こそ保証期間を35年でなく60年対応にして、若いうちから末永く安心して暮らせる住宅商品にするべきだと思います。

日本の家・檜の家 雅(MIYABI)

構造新木造ストロング工法 
柱・土台 檜無垢材3.5寸(北海道:プレミアム檜集成材3.5寸)
保証年数構造躯体60年保証対応
断熱性能(UA値)0.37(w/m²k)
気密性能(C値)本州以南1.0以下/北海道0.5以下(cm²/m²k)
屋根スレート瓦
外壁窯業系サイディング 16ミリ厚
玄関ドアヴェナートD30
システムキッチン対面・壁付けタイプ W=2400
洗面化粧台自動水栓 W=750
お風呂人造大理石浴槽  1616サイズ
建具(ドア)標準デザイン(H:2033mm)

檜の家シリーズのグレードは「館>極>輝>雅」という順なので、こちらの商品が価格的には一番リーズナブルに設定されています。

建物の性能や仕様は、ワンランク上の「輝」とほぼ同じですが、システムキッチンのグレードやバスルームの大きさが異なります。

キッチンもお風呂も毎日使う設備なので、そこをケチってしまうと暮らしづらくなることもあるので、檜の家シリーズを検討するのであれば上位ランクの3商品から選ぶことをおすすめします。

匠の技・クレステージ

匠の技クレステージ15を新たにリニューアルしたのが「匠の技クレステージ18」です。

匠の技クレステージ18は企画型住宅になっており、住まう人の個性をしっかりと表現する18タイプの外観バリエーションが用意されています。

セミオーダータイプの間取りは、坪数などを考慮し、間口の狭いタイプも選ぶことができます。

脱炭素社会(カーボンニュートラル)実現に向けて、健康で快適に長く暮らせる高品質、高性能な環境にやさしい脱炭素社会の住宅づくりがコンセプトになっています。

先に紹介した檜の家シリーズには劣りますが、国が推奨するZEH基準を超えるUA値0.43~0.47W/㎡、C値:0.5?/㎡と「快適品質」の企画型の住宅商品です。

平屋の家「悠華」

平屋の家「悠華(ゆうか)」です。

画像は寄棟タイプの外観モデルで、このほか切妻・BOX・入母屋といった屋根形状とスタイルから自由に選ぶことができます。

また外観と室内のイメージも和風・和モダン・洋風から選ぶことができます。

日本ハウスHDはメーターモジュールを採用しているため、居室はもちろん廊下やトイレも尺モジュールの家より広くなることで、より暮らしやすい平屋がつくれることも魅力です。

日本ハウスHDの特徴や工法について

ここでは日本ハウスHDがつくる建物の特徴や工法について紹介します。

日本ハウスHDの工法

出典:【SUUMO】戸建分譲 日本ハウスホールディングス

日本ハウスHDの家は木造軸組工法を採用しています。

木造軸組工法は耐震性を高めるため筋交い(すじかい)などの耐力壁を用いて構造躯体の強度を高めますが、日本ハウスHDでは4寸(一部3.5寸)の太い檜無垢柱を用いた木造軸組の基本構造に、ストロング床組やストロング壁を組み合わせた自社オリジナルの「新木造ストロング工法」を採用しています。

4寸檜

一般的な木造住宅で使用されている柱の太さは3.5寸(直径105mm)ですが、日本ハウスHDでは4寸(120mm)の血統書付き檜無垢柱を採用しています。
※血統書付き:どこで生産され、加工されたかがわかる選りすぐりのエリート檜材

柱の断面積だけを比較すると、3.5寸と4寸では1.3倍ですが、最大荷重だと3.5寸に比べて4寸柱の方が1.9倍の強度があります。

そのため、 地震等による上下動に対し、太い柱の方が建物をより安全に支える事がわかります。

日本ハウスHDの断熱性能

日本ハウスHDの家は断熱性能で最高等級7です。

2022年までは断熱性能は4段階評価でしたが、2023年より戸建て住宅に限り7段階になりました。

断熱性能7を獲得するため、どのような仕様になっているのか詳しくみていきましょう。

壁の断熱

日本ハウスHDでは壁の断熱材に「高性能グラスウール20K 120mm」と「フェノールフォーム60mm」を採用し、ダブル断熱仕様になっています。

これら2つの断熱材を一般の壁よりも1.48倍の強度があり、壁倍率3.7倍の「ストロング壁」とセットにすることで、さらに断熱性能が向上します。

床の断熱

ポリスチレンフォームを使った土間断熱を採用しているので、玄関やユニットバスの下からの熱や冷気を遮断することができます。

ポリスチレンフォームとは、発泡プラスチック系の住宅用断熱材としては一般的に使われていて、難燃剤を混ぜることで発泡・成形したものです。

グラスウールやロックウール等の繊維系の断熱材とは違い、水や湿気に強く、断熱性能も高いのが特徴です。

窓の断熱

日本ハウスHDのおすすめポイントの1つでもある窓ガラスには、樹脂フレームのトリプルガラスを標準仕様として採用しています。

一般的な住宅メーカーでは、ペアガラスを標準仕様として採用していますが、トリプルガラスを採用している住宅会社は大手ハウスメーカーを除くとそれほど多くはありません。

実際に展示場で窓ガラスを開閉してみるとわかりますが、ペアガラスとは重厚感がまったく違います。

C値やUa値は?

日本ハウスHDでは、断熱性能を示すUa値、気密性能を示すC値を住宅性能認定証として新築全棟で発行してくれます。

日本ハウスHDは、高水準な断熱性能をさらに高め、先進の断熱基準「Heat20 G2レベル」や「ZEHプラス基準」を実現しています。

Ua値の基準値

「館」「極」「輝」「雅」
0.25W/㎡k0.30W/㎡k0.37W/㎡k
※一般的な住宅は0.46W/㎡k(平成25年省エネルギー基準)

ZEH住宅

日本ハウスHDでは、地球温暖化対策の一環として自社で受注する新築住宅のうちZEH住宅が占める割合を2025年までに75%以上とする事業目標を掲げて取り組んでいます。

他のハウスメーカーでも同じような取り組みをしていますが、ほとんどの企業が2025年までのZEH住宅割合を50%と掲げているので、日本ハウスHDの目標75%というのは相当高い数値です。

それだけZEH住宅の建築に自信をもっている証拠でもあります。

実際にZEHビルダーには実績や経験に対して5段階評価がつくのですが、日本ハウスHDでは最高位の5評価を獲得しています。

日本ハウスHDの耐震等級

日本ハウスHDの「新木造ストロング工法」は、伝統的な木造軸組の構造体に強固な床材と壁材を組み合わせることで耐震等級3を実現し、阪神・淡路大震災の2倍の揺れにも耐え抜く建物であることが実証されています。

実物大の建物を使用した「実大振動実験」をはじめ、さまざまな角度から地震に対して強い建物づくりを検証しています。

制震パネルで地震の揺れを低減

パネル中央部に制震ダンパーを設置することで、プレートの間に粘弾性体を挟み、地震時プレートが上下に動きそれとともに粘弾性体が変形する仕組みになっています。

この制震ダンパーの動きにより地震エネルギーを吸収し、地震時の揺れを大幅に抑える効果が期待できます。

棟梁による直営工事

日本ハウスHDでは「つくり手」の顔が見える直営工事と棟梁システムの家づくりにこだわっています。

一生に一度の大きな買い物なので、責任の施工体制にて1棟1棟、大切に安心できる家づくりをしてくれます。

下請け方式とは、請負契約した住宅会社ではなく、施工を下請けの工務店などにお願いする方式で、代理店方式というのはフランチャイズ系の住宅会社の施工方式です。

保証とアフター

保証やアフターサービスは施工会社の責任だけでなく、「感謝の気持ちを表す場」を企業理念に掲げているだけあり、日本ハウスHDの保証制度やアフターメンテナンスの内容は充実しています。

引き渡し後も長期にわたる60年定期点検・診断プログラムを組み、お客様宅を毎年1回以上「感謝訪問」し 必要とされるメンテナンス工事についてアドバイスしてくれます。

日本ハウスHDの住宅展示場一覧

2023年7月時点で、日本ハウスHDの家を建てることができるエリアは以下の地域です。

北海道・東北北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県
甲信越・北陸新潟県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県
関東東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県
東海愛知県、静岡県、三重県、岐阜県
近畿大阪府、京都府、兵庫県、奈良県
中国・四国広島県、岡山県、香川県、愛媛県
九州・沖縄福岡県、大分県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
※上記は執筆時点の情報になります。最新の対応エリアは公式サイトにてご確認ください。

東京23区

展示場名住所電話
瀬田展示場世田谷区瀬田5丁目20 ハウジングプラザ瀬田展示場内03-6431-0868

横浜市

展示場名住所電話
平沼第Ⅰ展示場横浜市西区西平沼町6-1 tvkハウジングプラザ横浜内045-321-4629
戸塚展示場横浜市戸塚区戸塚町5030番045-871-7780
横浜港南台展示場横浜市港南区港南台4-23 045-287-3511
華ぷらざ 横浜横浜市神奈川区鶴屋町3-33-8 アサヒビルヂング1階045-287-3511

名古屋市

展示場名住所電話
華ぷらざ 名古屋名古屋市中区千代田五丁目11-35 052-241-0666

福岡市・北九州市

展示場名住所電話
Hitマリナ通り展示場福岡市西区豊浜2丁目3 hitマリナ通り住宅展示場092-836-8066
華ぷらざ 福岡福岡市南区大橋一丁目4番31号 日本ハウスHD福岡ビル1F092-233-1860

日本ハウスHDに関するよくある質問

日本ハウスHDについて今回紹介しきれなかった部分や、ネットなどで良く質問されている内容などをまとめてみました。

リフォームもやっているの?

日本ハウスHDでは、戸建て住宅から分譲マンションまで、幅広いリフォーム工事にも対応してくれます。

もちろん日本ハウスHDで家を建ててなくても気軽にリフォームの相談ができるようになっています。

水まわりなどの小さなリフォームから、一棟まるごとリフォームまで注文住宅の販売で磨かれたノウハウがあるので、専属の担当スタッフと職人が誇りと責任感をもって思い描くリフォームをかたちにしてくれます。

日本ハウスHDの建売住宅ってどうなの?

日本ハウスHDでは、建売住宅やモデル棟の販売も行っています。

主力商品である「日本の家・檜の家」シリーズより、企画型住宅である「匠の技クレステージ18」で建てられている住宅を中心に販売されています。

日本ハウスHDの分譲マンションってどうなの?

出典:【WAZAC 大和中央】特設サイト

日本ハウスHDでは、自社ブランド「WAZAC(ワザック)」を展開し、分譲マンションの販売業務も行っています。

積水ハウスやダイワハウスのような大手メーカーであれば自社で分譲マンションの販売をしていることも珍しくないのですが、日本ハウスHDのように中堅ハウスメーカーで自社ブランドの分譲マンションを手掛けていることはそう多くありません。

2020年度には、マンション部門にてグッドデザイン賞・キッズデザイン賞W受賞をダブル受賞しています。

土地探しからお願いできますか?

日本ハウスHDに土地探しから相談することは可能です。

また、自社で分譲地の開発をしたり、建築条件付きの土地を持っていることもありますので、自分たちが希望する地域や価格帯などを伝えておくようにしましょう。

タイミングが良ければ、インターネットなどに物件情報が出る前に声をかけてくれることもあります。

テレビCMはありますか?

日本ハウスHDのテレビCMは以前ほど見かけなくなりましたが、公式サイト内であればWebコマーシャルを公式サイト内でみることができます。

Webコマーシャルはこちらのページからご覧になれます

さらに詳しく日本ハウスHDの動画をご覧になりたい場合は、専用のyoutubeチャンネルがあるので、そちらからルームツアー動画などをご覧になれます
【公式】日本ハウスホールディングス youtubeチャンネル 

まとめ

日本ハウスHDの坪単価は、60万円~80万円なのでミドルクラスの価格帯です。

同クラスだと一条工務店やアキュラホーム、地場の工務店なども同じような価格帯です。

日本ハウスHDの特徴は、とにかく檜木材を使った家づくりに強いこだわりを持っていることです。

良い木材を使って、良い家を建てることに自信をもっており「孫の代まで100年住める家」がコンセプトでもあります。

実際に長年快適に住んで頂くために、アフターメンテナンスや保証制度も他社に比べて充実しています。

木造の注文住宅を希望するのであれば、木について良い点も悪い点も知り尽くしている住宅会社ですので、ぜひ相談しておきたい1社です。

目次
閉じる