無利子でお金を借りる借り方は?貸金業の無利息貸付や国・市役所の低金利融資を紹介
「大きな病気やケガをした」「就職先が見つからない」等の理由で生活費が足らなくなったとき、一時的に無利子でお金を借りることはできるのか?
一般的に金融機関からお金を借りると金利に対し、利息を支払う必要があり、無利子でお金を借りることは困難です。
ただし、一部の大手貸金業者では一定期間無利子でお金を借りるサービスを提供しています。
また、国や市役所の公的機関では、生活困窮者を支援する目的で、借入の審査に通過できなかった方でも無利子に近い低金利で借りれる融資制度がいくつかあります。
無利子でお金を借りる手順や方法と合わせて、わかりやすく解説します。
プロミス 公式サイト | ・最大30日間の無利息期間 ・最短3分で融資可能 ・原則在籍確認の電話なし |
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セゾンカード 公式サイト | ・実質最大2か月利息なし ・web完結で申込可能 ・3秒診断で事前チェック |
無利子でお金を借りるおすすめの方法を一覧で紹介
無利子でお金を借りる方法は次のとおりです。※無利子で借りれる方法は限られているため、超低金利の融資も一部紹介しています。
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期限については、令和4年12月末日まで。
個人向けのローン一覧
無利子・低金利で借りる方法 | 融資までの時間 | 金利(年率) | 貸付限度額 | 借り方の難易度 |
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1、大手消費者金融の無利息サービスで借りる | WEB申込最短20分 | 無利子(30日間限定) | 1万円~800万円 | ★★★★★ |
2、国の生活福祉資金貸付制度から借りる | 1週間~1ヵ月程度 | 連帯保証人あり・・・無利子 連帯保証人なし1.5% | ~60万円 | ★★★★☆ |
3、母子父子寡婦福祉資金貸付金制度 から無利子でお金を借りる | 1週間~1ヵ月程度 | 連帯保証人あり・・・無利子 連帯保証人なし1.0% | 貸付の種類により決定 | ★★★☆☆ |
3、住居確保給付金の支給を受ける | 1週間程度 | なし | 4万円~ | ★★★☆☆ |
4、子育て応援ローンで借りる | 最短即日 | 1.38%~3.9% | ~300万円程度 | ★★★☆☆ |
5、教育カードローンで借りる | 最短即日 | 3.9% | 50万円~500万円 | ★★★☆☆ |
一覧で紹介したお金を借りる方法は、金利0円でお金を借りれる方法と、ほぼ無利子に近い低金利で借りれる方法の2つがあります。
●国からお金を借りる場合
国が税金の滞納金や延滞金に対して金利利息を要求するように、国の支援融資制度であっても、税金を使っているため完全な無利子という制度は限られています。
しかし、民間の金融機関よりかなり低い金利で借りられる制度もあるので、利用条件に該当する方はぜひ検討してみてください。※詳しい解説はこちら
●民間の金融機関からお金を借りる場合
融資をしている金融機関は、利息を収益として会社経営しているため、無利子でお金を借りられるサービスはなかなか見つかりません。
唯一、無利子でお金を借りるおすすめの方法は、大手消費者金融の無利息サービスを利用することです。
個人事業主・自営業者・法人会社が無利子で事業資金融資のお金を借りる場合
個人事業主や自営業者、法人企業が運転資金等の事業資金融資を利用したい場合については、個人向け無担保ローンの融資条件や借り方が異なります。
個人事業主や自営業者、中小法人の方が、無利子事業融資や審査に通りやすい金融融資を探す場合はこちらのページでポイントを解説しています。↓
大手消費者金融の無利息サービス|短期間なら借入金全額を無利息で借りられる
無利息サービスの貸付とは、初めて消費者金融からお金を借りる方が一定期間は無利子になるサービスです。
無利子なので、借りたお金だけ返済すれば支払い利息は「無利息」となり0円です。
短期間は無利子で借りられるので、一時的にお金を借りたい方にも最適な方法です。
無利子で即日借入ができる貸金業者の消費者金融・信販系貸金業者
無利息期間サービスのあるカードローン会社3社をご紹介します。
このサービスを利用すれば、大手消費者金融・信販系貸金業者から一定期間は無利子でお金を借りることができます。
審査スピード | WEBで最短20分※ | 融資スピード | WEBで最短20分※ |
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借入金利(年率) | 3.0%~18.0% | 借入限度額 | 最大800万円 |
無利息期間 | 最大30日間(初めての契約の方) | WEB完結 | 可能 |
収入証明書 | 借入限度額50万円以下なら提出不要 |
※当サイト上で(PR)と記載されている商品は、各事業者の委託を受けた上で広告(アフィリエイトプログラムを利用)によりサイト編集部おすすめ商品としてご紹介しております。
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アイフルで初めて契約した方は、契約の翌日から最大30日間無利子でお金を借りることができます。
審査スピード | 最短18分※1 (WEBが早いのでおすすめ) | 融資スピード | 最短18分※1 (WEBが早いのでおすすめ) |
---|---|---|---|
借入金利(年率) | 3.0%~18.0% | 借入限度額 | 最大800万円※2 |
無利息期間 | 最大30日間※3 | WEB完結 | 可能 |
収入証明書 | 借入限度額50万円以下なら提出不要 |
※1申し込み状況によっては、ご希望にそえない場合があります。
※2利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票等収入を証明する書類が必要。
※3初めての契約の方は契約の翌日から最大30日間無利子
アイフルは、原則審査中に電話連絡なしなので、勤務先に電話連絡がないためバレにくいのでおすすめ。
また、セゾンカードのMONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)で初めて契約すると、最大2ヵ月間は無利子でお金を借りることができます。
3社の中で金利が一番低い設定なので、繰り返し借入する予定の方にもおすすめ。個人事業主・自営業の方も申込可能で、事業資金としても使えます。
※ただし、年収が400万円以上の方のみ申込可能。学生・主婦の方は申込できません。
また、プロミスも初めて契約すると、最大30日間は無利子でお金を借りることができます。
審査スピード | 最短3分※ | 融資スピード | 最短3分※ |
---|---|---|---|
借入金利(年率) | 4.5%~17.8% | 借入限度額 | 最大500万円 |
無利息期間 | 最大30日間(初めての契約の方) | WEB完結 | 可能 |
収入証明書 | 借入限度額50万円以下なら提出不要 |
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
提出書類は2社とも本人確認書類のみで申込手順が少なく、比較的簡単にお金を借りることができます。※借入限度額が50万円以上の場合は、収入証明書が必要。
プロミスとアイフルの無利息サービスの違い
プロミスもアイフルも、初めて契約すると無利子期間は最大30日間ですが、プロミスは「借入した翌日から30日間無利子」が適用されます。
一方、アイフルは「契約した翌日から最大30日間無利子」でお金を借りることができます。
即日でお金を借りる方は、アイフル・プロミスのどちら利用しても最大30日間無利子でお金を借りることができます。一方、契約後すぐに借りない方は、プロミスを選んでおくと、いつでも最大30日間無利子でお金を借りられます。
無利息サービスの注意点
プロミスとアイフルの無利息サービスは、無利子で借りられる日数が決まっています。
この期間が過ぎてまだ借入残高がある場合は、通常の金利が適用されます。
また、無利息サービスの利用は1回限りです。完済後、再度借入すると、通常の金利が適用されます。
無利息期間が長いカードローン
消費者金融のレイクで初めて契約した方は、最大60日間~180日間無利子でお金を借りることができます。
無利子でお金を借りるならかなりおすすめの方法なので参考にして下さい。
参考 ・レイクカードローンの無利息期間は60日間と180日間!プロミス・アイフルと徹底比較
無利息でお金を借りるときの審査について|無職の人の場合は利用できない
消費者金融や銀行等の金融機関からお金を借りるときは、銀行法や貸金業法に基づいた審査がおこなわれます。
審査では、現在の借入金額や返済の能力、勤務先の状況等の確認がされます。
安定した収入があり返済能力があれば、審査に通過できます。無職の人は利用できないので、審査を受けられません。
また、お金を借りるための手段様々なので、審査の手順はお金を借りる方法によって違ってきます。
消費者金融の無利子で借りられるサービスは、審査に通過し、融資契約を完了すれば利用することが可能です。
一方、国の支援制度については、銀行や貸金業者がおこなう審査がない制度もあり、無職の人が利用できる制度もあります。
利用条件は生活に困窮した人を対象とした無利子でお金を借りる福祉支援制度なので、無職の人も申し込み可能。
注意点として、安定した収入がある人、資産が十分にある人は、公的な国や自治体の無利子でお金を借りる貸付制度は利用できない場合が多くなっています。
国からお金を借りる|生活福祉資金貸付制度から借りる時の解説
国からお金を借りるにはどのような方法があるのか?についてわかりやすく解説します。
国や都道府県・市役所等の公的機関から無利子でお金を借りる方法を紹介します。
公的機関が実施する厚生労働省の生活福祉資金制度とは
生活に困っている人々への支援や、個人の自立した生活をサポートするための制度です。
生活保護、ホームレス対策等の生活一体化のサポート制度の他、目的に応じた融資・無利子貸付もおこなっています。
新型コロナウイルス感染症の影響で生活が困窮している方への現金支給制度
生活福祉資金貸付制度では、新型コロナウイルス感染症の影響で、休業や失業等により生活資金でお悩みの方々に、自治体窓口で緊急小口資金等の特例貸付を実施していました。
国の施策として、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が落ちた方が無利子で借りられる緊急小口資金の特例貸付や、総合支援制度がありました。
累計貸付決定件数は、3,351,439件、累計貸付決定額は、14,268.61億円。(2022年10月速報値)
世界的な緊急事態のため、比較的簡単にお金を借りることができました。
しかし、コロナ禍が落ち着いてきたため、初回貸付についての申請期間は、令和4年9月30日で終了しています。
ただし、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」が新たに制度化されました。(申請期間は令和4年12月末日まで)
お金を借りれない個人や世帯でも利用できる「無利子による現金支給制度」です。
支給額(月額)は、「単身世帯:6万円、2人世帯:8万円、3人以上世帯:10万円」となり、支給期間は3ヵ月です。
参考 ・新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金について
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度は無利子で借りることも可能
20歳未満の児童を扶養している配偶者のない女子または男子、寡婦等に貸付けできる制度。
例、母子父子寡婦福祉資金貸付金制度の生活資金貸付の条件
所管は厚生労働省ですが、申請・問合せは最寄の地方公共団体の福祉担当窓口でできます。
住居確保給付金の支給を市役所の窓口で申請する
新型コロナの影響で収入が減少し生活に困窮する方が、就職に向けた活動をする等を条件に、一定期間家賃相当額を支給する国の制度。
無利子でお金を借りるのではなく、条件に合った方は現金支給を受けることができます。
当編集部が調査したところ、厚生労働省HPの申請期限は令和4年12月末となっていますが、各都道府県市町村によっては申請条件や期間が大きく違っています。
お住まいの市町村に問い合わせて申請期限を確認してください。
子育て応援ローンから借りるなら超低金利契約で申し込める
無利子ではないですが、無利子に近い超低金利の銀行や信用金庫のローンに「子育て向けローン」があります。
出産、子育てやお子さんの教育費、医療費など幅広い目的での低金利融資が可能。
東京信用金庫から提供されている「子育て応援ローン」は固定金利年1.38%の低金利となり、無利子に近い金利で借入可能。
親御さんの利息負担をできるだけ抑えて、お金を借りれるローンです。
内容は以下のとおり。
教育カードローンから一時的にお金を借りたい時の方法
京都中央信用金庫の「超低金利のカード型教育ローン」でお金を借りる方法です。
無利子ではないものの、一時的にお金を借りたい時だけ借りることもでき、利息軽減がしやすい方法です。
担保・保証人なしで借りられるので、親御さんの負担が小さくなっています。
●利用条件
年金を担保にして無利子でお金を貸すのは国や自治体でも違法
令和2年の年金制度の法律改正により、年金を担保にした貸付は違法となりました。
国による年金担保貸付制度・労災年金担保貸付制度は、令和4年3月末で申込受付終了しています。
参考 ・年金担保貸付の終了について
国では、年金受給者のための年金担保貸付制度・労災年金担保貸付制度にかわる貸付制度を実施しています。
保証人がいれば無利子でお金を借りられる制度もあります。詳細はこちら↓
参考 ・年金担保貸付制度・労災年金担保貸付制度によらない国の一時的な貸付について
年金は年収として認められる
年金を担保にお金を貸す制度は禁止されましたが、貸金業法では年金を収入として申請できます。
消費者金融でお金を借りるとき、年金は年収として認められます。
ただし、無職の人は利用できないため、無職の方で年金収入のみ人は申込できません。
銀行のカードローンも、無職の人や年金収入のみの方は利用できません。
無利子でお金を借りるまとめ
国の制度による市役所や自治体および貸金業から、短期的に無利子・低金利で申し込める融資サービスを紹介しましたが、そのほかに、無利息や無利子でお金を借りれる可能性がある方法をまとめて紹介します。
親や家族からお金を借りる
お金を借りる方法は、金融機関だけではありません。銀行や公的機関の国からお金を借りることができなければ、親や家族に相談して無利子でお金を借りることも可能。
その場合、ローン契約書ではなく借用書を作成しておきましょう。
金利が低い借入を希望する人は多い
お金を借りる方法を探している方は、できるだけ低金利で借入することを重視。一般社団法人全国銀行協会の調査では、借入先金融機関を選択する際に重視するポイントは、低金利で借入することが最も多くなっています。
引用元:一般社団法人全国銀行協会
無利子で借りられる方法は限られるため、公的・民間の低金利で借りるサービスでおすすめの方法を見つけることが必要です。
※当ページでは、無利子でお金を借りる新しい情報が入り次第、更新します。
無利子でお金を借りるときによくある質問と回答まとめ
●質問1 民間の金融機関から無利息でお金を借りる手段は?
回答
一般的に、民間の金融機関で無利子・無利息の融資は見つからない。しかし、短期間だけ一時的にお金を借りたい方向けとして、一部の大手消費者金融には無利息サービスがあります。正規の貸金業者である大手消費者金融の無利息サービスとは、初めて契約した方に限り30日間無利息でお金を借りることができる商品で、30日間を超えず返済すれば利息は0円で借入できます。→※詳しくはこちら
ただし、30日間を超えた日数分は通常の金利が適用されます。例えば、通常金利年18%の融資条件で、初めて1万円を60日間借りた場合、最初の30日間は利息0円で5,000円を返済し、借入残金5,000円を30日間延長すると利息として73円を支払います。
●質問2 国からお金を借りる制度で無利子融資はありますか?
回答
新型コロナウイルス感染症の影響による無利子貸付として緊急小口融資がありましたが、令和4年9月に終了し、延長されていた新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金も令和4年12月末で申請終了。現在、国から個人が無利子でお金を借りる制度は総合支援資金、母子父子寡婦福祉資金貸付金制度等があります。→※詳しくはこちら
●質問3 就職先がなく収入がありません。国の支援制度を活用できますか?
回答
厚生労働省には求職者支援制度があります。月10万円の生活支援の給付金を受給しながら、無料の職業訓練を受講することができます。→※詳しくはこちら
●参考資料:無利子でお金を借りるローン会社の申込者数統計(~2024年12月現在)
1 アイフル | 172人 | 2 プロミス | 80人 |
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3 セゾンカード | 77人 | 4 アコム | 44人 |
5 JCBカードローンフェイス | 31人 |
参照元:(https://www.ncxx.co.jp/money/borrow-money-temporarily/)
※申し込み状況によっては、ご希望にそえない場合があります。
一時的にお金を借りたい人向けに方法をわかりやすく執筆。元銀行員で9年勤務しお金を借りる様々な知識を習得。自身もお金を借りた経験を有する。窓口対応した相談件数は約200件以上。親身に相談を聞いて解決してきました。銀行での経験や幅広い知識を記事執筆・監修に役立てることができ嬉しく思っています。貸金業務取扱主任者