富士住建の評判は?坪単価や間取り、1000万円台の間取り例を解説

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富士住建は関東近郊で木造の注文住宅を手がけている、創業35年のハウスメーカーです。

他社ではオプションとなるような性能や設備を標準仕様にしているのが大きな特徴で、看板商品である「完全フル装備の家」が人気を集めています。

今回は富士住建の注文住宅について、坪単価・間取り例・人気のシリーズなどの紹介も交えながら解説します。

目次

富士住建の会社概要

埼玉県に本社を置く富士住建は、東京・神奈川・千葉・群馬・茨城・栃木を含む1都6県を対応エリアとしています。

1987年の創業当初から、高品質な住まいを適正価格でつくる住宅メーカーを目指し、1998年に「完全フル装備の家」の販売をスタートしました。

設備メーカーと年間契約することで仕入れ価格を抑え、利益率や無駄な経費を削減して適正価格で高性能な住宅を提供しています。

会社概要は、次のとおりです。

社名株式会社 富士住建
設立年月日1987年10月8日
本社所在地埼玉県上尾市東町2-9-20
本社電話番号048-778-3310
代表者代表取締役 竹田 浩之
資本金4,000万円
従業員数501名(2023年2月現在)※グループ計
公式ホームページhttps://www2.fujijuken.co.jp/

建築棟数や受賞歴について

富士住建の累計引き渡し棟数は、11,545棟(2022年1月時点)。

主な受賞歴は、次のとおりです。

受賞した名称

子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を表彰する「キッズデザイン賞」。

洗濯物の乾き・家事動線・省エネ・見た目にも考慮した富士住建の新家事空間「スマートランドリー」は、第10回キッズデザイン賞を受賞しています。

室内干しの実態や乾きやすい空間条件などを、きめ細やかに調査・検証し、子育て世帯の悩みに寄り添った提案が評価されました。

富士住建の坪単価と間取り例

筆者の調査によると、富士住建の坪単価は約40〜70万円

一般的にローコスト住宅の坪単価は30〜50万円、ハイグレード住宅の坪単価は80〜100万円ほどといわれており、富士住建はローコスト〜中堅クラスのハウスメーカーといえます。

ただし、建物の形状・面積・仕様などによって坪単価は前後しますので、ご注意ください。

坪単価の目安価格

次に、富士住建と同じく木造住宅を手がけるハウスメーカーの坪単価相場を紹介します。

会社名坪単価
スウェーデンハウス70〜100万円
住友林業60〜90万円
三井ホーム60〜90万円
一条工務店50〜80万円
ユニバーサルホーム50〜70万円
エースホーム40〜70万円
タマホーム30〜60万円
アイフルホーム30〜60万円
クレバリーホーム30〜60万円
※実際に該当メーカーで家を建てた人の回答を参考に、筆者が作成(諸費用・付帯工事費別)

坪単価には幅がありますが、富士住建の価格と近いハウスメーカーは、エースホームやユニバーサルホームといえます。

とはいえ、エースホームやユニバーサルホームではオプションとなるような設備が標準装備されているので、富士住建は同価格帯のハウスメーカーよりもコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

※各社の最新の坪単価については「ハウスメーカーの坪単価ランキング」の記事で詳しく特集しています。

では実際に富士住建で家を建てるなら、総額でどのくらいかかるのか計算してみます。

次の表は富士住建の坪単価を目安に、坪数ごとの建築総額をまとめました。

なお、注文住宅を建築する際には、坪単価で計算できる本体価格以外にも、付帯工事費がかかります。

床面積本体価格諸費用額建築総額
25坪1,000〜1,750万円200〜350万円1,200〜2,100万円
30坪1,200〜2,100万円240〜420万円1,440〜2,520万円
35坪1,400〜2,450万円280〜490万円1,680〜2,940万円
40坪1,600〜2,800万円320〜560万円1,920〜3,360万円
45坪1,800〜3,150万円360〜630万円2,160〜3,780万円
50坪2,000〜3,500万円400〜700万円2,400〜4,200万円
※付帯工事費は本体価格の20%で算出

上記の価格は坪単価から計算した目安となりますが、富士住建で30坪の家を建てるとすると、1,500〜2,500万円ほどの予算が必要になるでしょう。

ちなみに家づくりで失敗しないためには、「どれだけたくさんの間取りを見たか?」が非常に重要になるので、時間が許す限りたくさんの間取りを見比べることをおすすめします。

面倒に感じるかもしれませんが、「LIFULL HOME’S」などのポータルサイトを使えば、自分の予算に合わせて各社のカタログを簡単に取り寄せられるので、必ず一度はチェックしてみましょう。

予算別の他、毎月の返済額からマイホームがイメージできる便利な「金額シミュレーター」もあるので、ぜひ活用してみてください。

もし「自分ではまったく間取りのイメージがわからない」という方は、NTTデータグループが運営する「HOME4U家づくりのとびら」もおすすめです。

専門アドバイザーにオンラインで無料相談ができますし、自分の希望にあった家づくりプランを提案してもらう事もできます。

※参考:予算ごとのカタログ特集ページ
ローコスト住宅(1000万円台)
2000~2500万円の住宅
2500~3000万円の住宅
オンライン相談をしたい場合
家づくりプランを依頼したい場合

1000万円台の間取り例

【1階】

【2階】

延床面積108.68㎡(32.8坪)
間取り2LDK
出典:【SUUMO】富士住建 建築実例

吹き抜けを採用したLDKは明るく開放的な空間で、キッチンから室内全体が見渡せるレイアウトです。

洗面室にはカウンター部分が広い化粧台を特注で設けていて、化粧台横のカウンターではアイロンなどの家事をこなせます。

洗面室と分けられた脱衣所には、入浴後に素早く着替えられるよう収納を設置。スペースも広くとっているので、子どもを着替えさせるときにも便利です。

2階の洋室は家族が増えた時に、2部屋に仕切れるよう入り口と収納をそれぞれ確保。

リビング階段を採用しているので、1階と2階で離れていても吹き抜け越しに家族が自然と顔を合わせやすくなっています。

30坪オーバーで特注の設備を採用しても1,000万円台で建てられるのは、富士住建ならではといえるでしょう。

※1000万円台の間取りは、「ローコスト住宅」の記事でも紹介しています。1000万円台で検討している人は、あわせてチェックしてみてください。

2000万円台の間取り例

【1階】

【2階】

延床面積139.94㎡(42.3坪)
間取り3LDK
出典:【SUUMO】富士住建 建築実例

玄関ホールからぐるりと回遊できる動線が特徴的な3LDKの間取り。1階に生活スペースをまとめたことで効率よく動けます。

洗面脱衣所と主寝室の間にあるウォークインクローゼットは、家事室も兼ねてカウンターを設置。カウンター下には衣類乾燥機を置ける仕様になっているので、“洗う→乾かす→しまう”の動線が短縮できます。

リビングダイニングの収納スペースがオープンスタイルとなっていますが、ここは好みが分かれるところではないでしょうか。

片付けが苦手な人や部屋をできるだけスッキリ見せたい場合は、扉のある収納を採用するのがおすすめです。

2階は仕事部屋と趣味の作業部屋に用途を絞ったことで、無駄のない実用的な間取りとなっています。

※2000万円台の間取りは、「注文住宅2000万円台」の記事でも紹介しています。2000万円台で検討している人は、あわせてチェックしてみてください。

3000万円台の間取り例

【1階】

【小屋裏】

延床面積158.58㎡(47.9坪)
間取り5LDK+小屋裏収納
出典:【SUUMO】富士住建 建築実例

富士住建の上位モデル「檜日和」で建てた二世帯住宅です。

玄関を境に右側は親世帯、左側は子世帯でエリア分けされていて、洗面所や浴室は共有になっています。

親世帯のLDKはあえてリビングからキッチンが見えにくいL字型を採用し、生活感を軽減。

寝室の和室とリビングをつなげて、開放的にくつろげる空間に仕上げています。

一方、子世帯側の間取りは、空間一つひとつが細かく区切られている印象。

子世帯だけでくつろぐ場所も欲しい場合は、スキップフロアなどで空間をゆるやかにつなげて、コミュニケーションが取りやすい間取りを検討しましょう。

※3000万円台の間取りは、「注文住宅3000万円台」の記事でも紹介しています。3000万円台で検討している人は、あわせてチェックしてみてください。

富士住建の商品ラインナップ

富士住建がつくる注文住宅の商品を紹介します。

それぞれコンセプトや特徴が違うので、自分達に合った住まいを見つけてみましょう。

完全フル装備の家

「完全フル装備の家」は省エネ・高品質な設備・防犯システム・生活必需品を取り揃えた、完全自由設計の注文住宅です。

トップグレードのデザインキッチン・1.5坪のテレビ付きバスルーム・太陽光発電システムから、カーテンやエアコン・照明といった生活必需品まで、100以上の設備を標準装備。

引き渡しのその日から快適な暮らしが始められる仕様となっています。

すべての窓に樹脂サッシを採用し、断熱性や省エネ性の高い家に。制震ダンパーも標準装備して、地震の多い日本に適した住まいを提案します。

HIRAYA(平屋)

完全フル装備の家と平屋を組み合わせた商品です。

段差のないワンフロアの暮らしは、家事動線がシンプル。どこからでも家全体を見渡せるので、家族とのコミュニケーションが取りやすい住まいです。

階段の上り下りがなく、家事ラク設計。将来を見据えてバリアフリー空間を選ぶことで、いつまでも快適で豊かな生活を送れるでしょう。

平屋も充実した設備や仕様はそのまま。もちろん自由設計なので、家族に合わせたプランで家づくりができます。

※平屋住宅に関しては、「平屋住宅の間取りの成功例とデメリット」で詳しく解説しています。平屋住宅を検討している人は、あわせて参考にしてもらえばと思います。

ZEH

完全フル装備の家をZEH仕様にした商品です。

完全フル装備の家はもともと、高性能断熱材・樹脂サッシ・省エネガス給湯器・省エネ型24時間換気などを標準装備した省エネ・高断熱住宅。

少しの太陽光パネル増設とHEMSの追加だけで、ZEHが実現可能です。

紀州の風

檜(ひのき)躯体を活かした和モダンスタイルな住まいを提案する「紀州の風」。

優れた木材を生み出す林業地である紀州・和歌山県の、樹齢60年以上の丈夫な檜だけを使用しています。

土台・柱には 強度が大幅にアップする4寸角(120mm)の紀州ひのきを使用。

デザイン性だけでなく、耐震性・耐久性にも優れた木造住宅を提案してくれます。

檜日和

純和風の「檜日和」は、木のぬくもりや質感・心地よい調湿性が味わえる、年間60棟限定の商品です。

陶器和瓦や妻飾り・ポーチ柱や木製建具など、外観の随所に古き良き日本家屋を感じるデザインを採用。

古風な和室や床の間など、住まいの内部も和風にとことんこだわり、まるで高級旅館のような上品さと快適さを両立する住まいを提案してくれます。

富士住建の特徴や工法について

ここでは、富士住建がつくる住宅の特徴や工法について詳しくみてみましょう。

工法・構造

富士住建がつくる家のベースとなるのは、日本の伝統的な木造軸組工法。

使用する木材や商品によって、「檜4寸構造」「J-wood構造」「檜集成構造」「Fパネル構造」の4パターンがあります。

檜4寸構造

樹齢60年の4寸紀州ひのき(JAS認定)のみを使用した構造。

「山職人」と呼ばれる林業のプロが苗を植え、手間と時間をかけて育てた丈夫で高品質な木材を厳選し、伝統的な構造躯体と最新技術を融合しています。

J-wood構造

自然を守る循環型森林経営による、ニュージーランド産のラジアーターパインを使ったLVL材(構造用積層材)と、堅結金物を用いた構造です。

木造住宅の大敵ともいえるシロアリ対策として、木材内部に専用の薬剤を染み込ませる加圧注入法を採用。

耐震性だけでなくシロアリの食害にも強い家が完成します。

檜集成構造

オール国産ひのき集成材でつくる日本の気候に適した構造。

強度・耐久性・耐水性・耐蟻性のあるJAS認定製品のみを使用しています。

Fパネル構造

2×4でありながら2×6以上の強度を持つ、木造軸組工法と木造枠組壁工法を融合した構造。

屋根には精密で品質の高いトラスを採用し、自由度も高く空間を大きく活用できます。

強靭な壁パネルをつなぎ合わせることで、気密性・耐火性にも強い構造です。

耐震性

富士住建の家は、丈夫な基礎と耐震等級3相当の構造躯体、そして制震ダンパーで家族の安心を守ります。

地震対策の一つである「耐震」は、地震に硬さで抵抗し耐える手法。

しかし、「耐震」は地震の揺れが加わるたびに住宅にダメージが蓄積して、耐震性能が弱まってしまいます。

そこで有効なのが、「制震」という手法。

「制震」は住宅に伝わる地震の揺れを繰り返しダンパーが吸収することで、住宅へのダメージを減らし、耐震性能を維持できるのです。

揺れを吸収する仕組みには、性質の異なる「鋼製」と「粘弾性」のダンパーを組み合わせた複合ダンパーを採用。

トラックなどの小さな交通振動から、繰り返し起こる大きな地震まで、さまざまな揺れを吸収し、耐震性能を持続します。

断熱性

富士住建は、標準仕様で高断熱な住まいを提供しています。

高性能断熱材

優れた断熱性・防湿性だけでなく、健康や安全・環境にも配慮した高品質のグラスウールを採用。

シックハウス症候群の原因の一つともいわれているホルムアルデヒドを含まない材料を使用していて、ホルムアルデヒド等級の最上位規格である「F☆☆☆☆」を獲得しています。

全窓遮熱Low-Eペアガラス

富士住建ではすべての窓に「気体の断熱材」ともいわれるアルゴンガス入りの遮熱Low-Eペアガラスを採用。

Low-E膜が、冬は室内の暖かい熱を逃さず、夏は太陽熱を適度に遮蔽してくれます。

全窓断熱樹脂サッシ

すべての窓フレームには、断熱性・気密性に優れた樹脂サッシを標準装備。

夏は涼しく冬は暖かい空間を実現するとともに、冷暖房の消費エネルギーを大幅に抑えられます。

高い断熱性のおかげで、カビやダニの温床になりやすい結露も低減。家族の健康や住まいの長持ちにつながります。

断熱玄関ドア

屋根や外壁よりも熱が出入りする玄関ドアには、70mm厚の断熱パネルドアを採用。

採光部にはアルゴンガス入りのトリプルガラスが使われていて、高い断熱性を保ちます。

完全自由設計の家づくり

富士住建の魅力は、完全自由設計で家づくりができること。

大手ハウスメーカーでもパッケージ化されたプランから選択するケースは多いですが、富士住建なら一から間取りやデザインを決められます。

また、関東近郊を対応エリアにしているだけあり、狭小地や変形地など特殊な土地での設計が得意なことも特徴です

100以上の標準装備

富士住建の最大の特徴は、他社ではオプションになるような設備が標準搭載されていること。

標準装備されている設備を一部紹介します。

システムキッチントクラス コ型 タカラスタンダード I型 クリナップ I型
バスルームシステムバス(トクラス or TOTO) 浴室テレビ 浴室換気暖房乾燥機
洗面台INAX or TOTO
トイレINAX SATIS TOTO ネオレスト
フローリング無垢フローリング 天然木複合フローリング
玄関ドア・窓YKKAP InnoBestD50 スマートコントロールキー搭載 ワイヤレス子機付モニターホン センサーライトカメラ 防犯エコガラス 電動シャッター
太陽光太陽光発電システム パワーコンディショナ モニタ
外壁ニチハ Fugeプレミアムシリーズ
屋根瓦 or コロニアルグラッサ アルミ雨樋
その他エアコン6帖用×5台 室内物干しユニット バリエーション豊富なカーテン・照明 無垢材の室内ドア・玄関収納 など

富士住建は標準仕様が充実しているので、オプション費用を抑えられるのがメリットです。

一方で、浴室テレビやエアコン5台など、家庭によってはいらない設備まで標準仕様になっている可能性もあります。

不要な設備を外したからといって安くなるわけではないので注意しましょう。

保証やアフターサービス

富士住建の保証とアフターサービスの内容は、次のとおりです。

構造耐力上主要な部分10年(提携保険会社による保証を有料で延長可能)
雨水の侵入を防止する部分10年(提携保険会社による保証を有料で延長可能)
定期点検1ヶ月目・6ヶ月目・1年目・2年目の計4回は無料(3年目以降の点検は有料)

富士住建の保証は、法律で定められた最低限の内容となっています。

同価格帯のエースホームやユニバーサルホームも初期保証は10年ですが、有償のメンテナンスを受けることでエースホームは最長20年、ユニバーサルホームは最長30年まで延長可能です。

一方、富士住建では、延長はできるものの提携保険会社による保証になり、初期10年と同じ内容の保証が受けられるとは限りません。

保証やアフターサービスに関しては、ハウスメーカー選びの基準の一つになると思いますので、価格・品質・保証内容をすり合わせて慎重に検討しましょう。

富士住建の口コミ評判は?

富士住建の口コミには、どのような内容があるのでしょうか。良い口コミと悪い口コミを紹介しますので、参考にしてみてください。

良い口コミ


住みはじめて数ヶ月ほどです。

思っていたよりも断熱性や防音性も良く、装備の良さに満足しています。

富士住建の売りは標準仕様のお風呂、キッチン周り、トイレ、断熱ガラス、玄関収納、玄関ドア等の良さだと思います。

エアコンや太陽光が標準装備なのもありがたかったです。

僕の場合この辺りにこだわりがあったため、オププションが少なくて済み、トータルで安く買えたと思います。

大手のホームメーカーでも同等の装備である程度見積りはしましたが、僕の場合、結構価格差が出ました。

少なくとも初期の間取りについては営業の方が作るようなので、その担当の方の提案力と、ご自身の発想力次第で設計の出来は変わると思います。
また自由設計ではありますが、基本的に建材・床材、玄関ドア、お風呂、トイレ、キッチン、照明などほとんどの部分で、メーカーが指定されます。(指定メーカー以外をお願いすると高くなるようです)

そのため、特定のメーカーの中で選ばなければなりませんが、建て終わった今となっては悩まなくて済んで良かったとも思えます。

贅沢な装備の家を安く買えるので、コスパがよいと思います。

これから家を買う方は、色々なホームメーカーを沢山見て、じっくりと検討することをお勧めします。


有名な大手メーカーの見学もたくさん行きましたが、とにかく契約を急いできたり、営業オセオセの所が多かった中、富士住建さんは、家族の住みやすさを一番に考え、熱意を持ってお話してくださいました。

富士住建さんは値引きを一切しないというのは知っていたのですが、それだけ自信があるのだなと感じました。

モデルハウスを作らないというのは、事前に実物を見られないデメリットもありますが、その分、お安く理想のマイホームが建てられると決断し、お世話になることに決めました。

住み始めて1年が経ちますが、快適で住みやすさ抜群です。

アフターもしっかりして見てくださるので安心しています。


富士住建の良いところは、オプションを追加しなくても良好なところだと思います。

特に、ポケットキーシステム玄関ドアや、玄関前と電気の人感センサー、電動シャッター、キッチンのカップボード、干し姫様が特にありがたく、重宝しています(他のハウスメーカーは調べていないので、同じように標準かもしれません)。

また、標準でお風呂にテレビがつくのですが、私は必要ないと思っていたものの、来訪者が来ると子どもたちが嬉しそうに自慢しています。

お風呂は1.5坪と決まっていますが、私の家はお風呂を2階にしたので、自動的に1坪になりました。

悪い口コミ


建物完成後のステータスです。

建物が出来上がるまでは、工事が遅れたこと以外は、営業担当も一生懸命動いてくれ満足していました。

費用と設備のバランスも他社に対して優位性があると思います。

一方で、以下の点は、その優位性に見合うか、見極めが必要です。

・アウトレット部材を使ってコストダウンしている疑いを持ってしまう。
→キズ、歪み、へこみなどがある部材を使っている可能性あり

・施工が雑
→室内ドアの建て付けが悪い、電動シャッターの設定が上手く出来ていない、サッシやフローリングのあちこちにキズがある、クロスの貼り方が雑、釘が斜めに打たれている、などなど

キズやへこみは、上の2つのどちらが原因か不明ですが、いずれにしても不具合が多いです。

状況を言えば補修出来る範囲で対応してくれますが、仕方なく対応している感が見え見えで、しかも、進行中の物件が優先され後回しにされて時間がかかります。


完全フル装備は聞こえはいいけど悪く言えば融通が全く利かない。

設備が決まっているから小さい家でもお風呂と風呂場だけ大きくなってしまうし、太陽光電池も蓄電池まではついていないので昼間誰もいない家に利益はほぼなく、7千円電気代はお得といわれていると押してくるけど、風呂の浴槽にお湯をはるのに300リットル~400リットルも使用するため水道代を考えるとマイナスに思える。

ちなみに風呂の浴槽のサイズを変えるとかお風呂場を小さくするということはできない。

あと営業と設計がきちんと通じ合っておらず、こちらの要望は一切聞いていただけなかった。

たとえばパントリーが欲しいといったのにシューズクロークしかなかったり営業に要望伝えた意味あるのかってくらいなにも要望が反映されていなかった。

あと見積もりがざっくりすぎて怖すぎる。

具体的な数字が書いてある書類は一切用意されていなかった。

数社まわったけどここが一番がっかりな会社だった。


アフターサポートが悪すぎです。

部品の交換をお願いするためホームページのアフターサポートに書込みすると、すぐに見積を送りますとか電話してきてくれますが見積が届きません。

数ヶ月待ってこちらから確認の電話をすると、
当時対応した者は異動しましたとの回答。

また、別件でアフターサポートに電話すると、色々な担当をたらい回しにされ、○日に担当から連絡させますと言われてもその日に連絡なし。

富士住建のよい口コミでは、標準フル装備の家ならではの高評価が見受けられました。

標準仕様で選べる設備は限られるものの、「高機能で満足している」「迷わなくてよかった」などの意見が多数ありました。

一方、悪い口コミでは、アフターサポートの対応に不満を持つ人が多いようです。

「予定していた点検にこない」「修理の連絡をしても返事が遅い」などの意見も見受けられました。

どのハウスメーカーにも言えることですが、担当者によって対応力が大きく変わるのと同時に、家づくりは担当者との相性が大きく関係します。

対応に不安を感じた場合は無理をせず、担当者を変更できないか店舗に相談したり、ほかのハウスメーカーに話を聞きに行ったりしてみましょう。

※引用:『みん評 富士住建の口コミ』

富士住建のショールーム一覧

富士住建は、無駄な経費を削減して適正価格で住まいを提供するため、住宅展示場へは出店していません。

その代わり、営業所ともなるショールームで標準仕様の設備や仕様を体感できます。

ショールームの詳細は、次のとおりです。

店舗名所在地電話番号
埼玉ショールーム埼玉県北足立郡伊奈町中央五丁目390120-22-1049
熊谷ショールーム埼玉県熊谷市桜町1-1-320120-61-2210
所沢ショールーム埼玉県所沢市美原町1-2923-10120-73-2210
川口ショールーム埼玉県川口市青木1-6-90120-80-2210
相模原ショールーム神奈川県相模原市中央区矢部2-17-210120-46-2210
鎌倉ショールーム神奈川県鎌倉市台3-6-110120-22-1056
小田原ショールーム神奈川県小田原市下堀39-10120-68-2210
流山ショールーム千葉県流山市南流山6-9-20120-56-2210
千葉ショールーム千葉県千葉市中央区寒川町2-201-20120-38-2210
船橋ショールーム千葉県船橋市滝台2-3-90120-40-2210
成田ショールーム千葉県成田市不動ヶ岡2027-160120-76-2210
世田谷ショールーム東京都世田谷区給田3-26-270120-22-1064
国分寺ショールーム東京都国分寺市西町5-31-10120-71-2210
佐野ショールーム栃木県佐野市高萩町454-40120-74-2210
宇都宮ショールーム栃木県宇都宮市西川田町931-20120-22-1036
小山ショールーム栃木県小山市駅南町2-16-10120-69-2210
水戸ショールーム茨城県水戸市河和田2-1800-10120-22-1029
つくばショールーム茨城県つくば市松代1-6-10120-06-2210
前橋ショールーム群馬県前橋市荒牧町1-22-50120-22-1043
高崎ショールーム群馬県高崎市上中居町504-10120-22-1060

富士住建に関するよくある質問

富士住建について、よくある疑問・質問をまとめました。

土地探しから手伝ってくれる?

出典:SAZAIE株式会社

富士住建は土地探しからサポートしてくれるハウスメーカーです。

各ショールームで土地探しの相談ができるほか、富士住建の不動産部門が前身の「SAZAIE」と連携して、条件に合う土地を提案してくれます。

「完全自由設計」といっても制約はないの?

富士住建のホームページによると、建築基準法で定められた構造基準と一定の強度をクリアできれば、間取りや外観などには制約はないとしています

標準仕様で選べる設備や仕様はある程度決まっているため、ラインナップ以外の仕様を選ぶとオプション扱いになるケースもありますが、自分のこだわりを追求した住まいを目指せるでしょう。

工期はどれくらいかかるの?

富士住建のホームページによると、工期は約4ヶ月。一般的な木造住宅の工期と同じくらいです。

なお、ショールームでの相談から契約までは、平均して3〜4ヶ月ほどかかるケースが多いようです

希望の入居時期から逆算して、余裕を持って情報収集をはじめましょう。

リフォームも相談できる?

出典:フルまるリフォーム

リフォームに関しては、富士住建のリフォーム部門が前身の「フルまるリフォーム」がグループ会社として事業展開しています。

ライフステージの変化に伴う間取り変更や古い設備の交換など、さまざまなリフォームを手がけており、富士住建で建てた建物以外も対応可能です。

まとめ

今回は富士住建の注文住宅について、坪単価・間取り例・人気のシリーズなどを解説しました。

他社ではオプションとなるような性能や設備を、標準仕様にしている富士住建。
仕入れ価格や利益率を抑え、無駄な費用を削減することで、高性能な住まいを手頃な価格で提供しています。

一方で対応エリアが関東近郊に限られていることや、保証期間が短い点などはデメリットといえるでしょう。

予算もこだわりも両方叶えるためには、ハウスメーカー選びがとても重要です。

はじめから一社に絞らずに、性能やデザイン・保証などを比較して、理想の住まいを建てられるハウスメーカーをじっくり探しましょう。

※参考:予算ごとのカタログ特集ページ
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