東京建物不動産販売の評判は？不動産の売買や賃貸の仲介について解説

120年以上の歴史を誇る日本最古の総合不動産会社「東京建物」。

その傘下で不動産流通事業を担っている会社が「東京建物不動産販売」です。

その名の通り東京を中心とした首都圏の物件売買に特に強く、サポートも手厚いと評判です。

他社よりも総合不動産事業を長く取り扱ってきた東京建物グループのノウハウや人脈があるため、早期かつ高額の売却が期待できます。

今回は東京建物不動産販売の事業内容や強みについて解説します。

東京建物不動産販売の会社概要

東京建物不動産販売は、日本で最も歴史のある総合不動産会社「東京建物」グループに所属する不動産会社です。

グループの中で主に不動産流通部門を担う会社として、1980年に誕生しました。

現在は「仲介事業」「アセットソリューション事業」「賃貸事業」の3つを主軸に、首都圏・大阪・愛知をメインに事業を展開しています。

会社名	東京建物不動産販売株式会社
本社	東京都中央区八重洲1-5-20 東京建物八重洲さくら通りビル
代表者	代表取締役 社長執行役員 福居 賢悟
電話番号	03-6837-7700（代表）
資本金	43億円
設立	1980年5月17日
従業員数	424名（2021年12月31日現在）
事業内容	仲介事業、アセットソリューション事業、賃貸事業
主な認可番号	国土交通大臣（11） 第2885号
公式サイト	https://www.ttfuhan.co.jp/

支店連絡先と対応地域

東京建物不動産販売は、首都圏と大阪、愛知に支店を展開しています。

会社名の通り「東京」をメインエリアとしており、支店のほとんどは都内に集まっています。

各店舗にフリーダイヤルが設置されているため、時間を気にせずしっかり相談できるのが嬉しいポイントです。

支店名	住所	連絡先
上野池之端支店	東京都台東区池之端1-4-1 東天紅上野本店2F	0120-363-675
新宿支店	東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルB1F	0120-601-667
池袋支店	東京都豊島区南池袋2-29-12 HF池袋ビルディング2F	0120-702-805
目黒支店	東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア2F	0120-544-705
大井町支店	東京都品川区大井1-49-15 YK-17ビル4F	0120-122-077
白金高輪支店	東京都港区白金1-2-2 白金ザ・スカイ西棟1F	0120-010-550
東京湾岸支店	東京都江東区有明1-4-11 Brillia Mare有明1F	0120-912-786
豊洲支店	東京都江東区豊洲4-2-2 MiraieTOYOSU 2F	0120-300-850
町田支店	東京都町田市中町1-1-16 東京建物町田ビル5F	0120-481-009
横浜支店	神奈川県横浜市西区北幸1-5-10 JPR横浜ビル6F	0120-281-009
横浜磯子支店	神奈川県横浜市磯子区森2-1-1 Brillia City 横浜磯子グランドエレベーター棟1F	0120-700-713
武蔵小杉支店	神奈川県川崎市中原区新丸子東3-1204 Brillia 武蔵小杉1F	0120-573-619
津田沼支店	千葉県船橋市前原西2-14-2 津田沼駅前安田ビル1F	0120-100-977
名古屋支店	愛知県名古屋市中区錦2-20-8 東栄ビル10F	0120-317-009
関西支店・流通営業グループ	大阪府大阪市中央区本町3-4-8 東京建物本町ビル9F	0120-299-800

なお、首都圏や関西圏で売却を検討している人は、ソニーグループが運営している「SRE不動産」をチェックしておく事をおすすめします。

理由は利用者満足度が高く、業界では珍しい売主に有利な「エージェント制」を導入しているからです。（※エージェント制の詳細は、SRE不動産の特集ページで解説しています）

両者を比較することで、どちらの会社が自分たちの不動産を高く売却してくれるのか見えてくると思います。

東京建物不動産販売の事業内容

東京建物不動産販売では下記の3つの事業を主に行っています。

売買仲介事業を中心に一つずつ紹介します。

売買仲介事業

東京建物不動産販売では居住用物件、投資・事業用物件の売買仲介を行っています。

特に親会社の東京建物が手がける分譲マンション「Brillia」の売買に力を入れており、通常の中古マンション売買よりも手厚いサービスが用意されています。

居住用不動産の売買仲介

東京建物不動産販売では、居住用マンション・戸建て・土地の売買仲介事業を行っています。

首都圏、関西圏、中京圏の物件が対象で、販売中の物件情報は公式サイトから閲覧可能です。

また、マンションや地域の物件情報を受け取れるメールマガジンも配信しています。

東京建物不動産販売で物件を売却する場合、3種類の方法があります。

売却保証サービスは最長1年の期限を設け、それまでに売却が決まらなかった場合にあらかじめ提示していた額で東京建物不動産販売が買い取ってくれるサービスです。

買い手がつかなかった場合にも収入額が保証されているため、安心して販売活動を行えます。

また、速やかに売却したい人向けの直接買取サービスもあります。

室内の不用品を処分する必要はなく、仲介手数料も不要。

周囲の人に知られることなく売却でき、引き渡し後の不具合に対する補修義務なども発生しません。

Brillia中古認定マンションの売買仲介

東京建物不動産販売では、親会社の東京建物が手がける分譲マンション「Brillia」の仲介に特に力を入れています。

「Brillia中古認定マンション制度」というサービスがあり、事前検査で問題なしと判断された物件には業界トップクラスの最長5年保証を付与。

長期保証で建物の価値を高め、売る側・買う側双方が安心して取引できるようサポートしています。

さらに、Brillia認定中古マンションの購入・売却には下記の特典もついています。

投資・事業用不動産の売買仲介

東京建物不動産販売では投資用・事業用不動産の仲介も行っています。

マンション、アパート、ビル、倉庫、店舗などさまざまな物件を取り扱っており、首都圏、関西圏、中京圏が主な対応エリアです。

管理業務代行や、東京建物不動産販売がマンションを借り上げて転貸するサービスもあり、柔軟な賃貸経営が可能。

約13,000戸の賃貸管理の実績があるため、クレームなどトラブルの処理も安心して任せられます。

アセットソリューション事業

東京建物不動産販売では、不動産資源の価値を高めるアセットソリューション事業にも力を入れています。

例えば、社員寮を賃貸マンションへ建て替えたり、持て余している土地に立体駐車場を建設したりと、時代や地域状況に合わせた改善策を提案します。

不動産収益が伸び悩んでいる人や、建物・土地を有効活用したい人におすすめです。

賃貸事業

東京建物不動産販売では首都圏、関西圏を中心に、賃貸管理や社宅管理の代行を行っています。

入居者の募集から契約などの手続き、クレーム対応、退去時の精算まで一貫して任せられます。

東京建物不動産販売の評判が良い理由・利用のメリットとは？

東京建物不動産販売の強みは、以下の4点です。

対応エリアを広げすぎず、特に首都圏に注力することで購入・売却時の手厚いサービスを実現。

また、東京建物グループが120年を超える歴史の中で築いてきたネットワークも、販売活動に大きく役立っています。

無料で物件の価値を高めるバリューアップサービス

東京建物不動産販売で売却仲介を依頼すると、下記の5つのバリューアップサービスの中から一つを無料で利用できます。

物件のイメージをよりよくすることで、早期・高額の売却を狙えるのがメリットです。

リノベーションなど不動産価値を高める事業を積極的に行っているからこそ、東京建物不動産販売は部屋を良く見せるための優れたノウハウを有しています。

経験豊富なプロの目線で部屋を整えてくれるため安心して任せられます。

なお、バリューアップサービスは東京、神奈川、千葉、埼玉の物件が対象です。

細かい利用条件は公式サイトを確認してください。

業界トップクラスの長期保証

東京建物不動産販売には、事前の検査結果に応じて建物・設備の不具合を一定期間保証するサービスがあります。

建物検査や報告書発行に費用はかからず「専門家による検査済の物件」として売り出せるため、売る側と買う側双方が安心して取引できるのがメリットです。

※保証期間は築年数などによっても異なります。詳しい利用条件については公式サイトを確認してください。

特に注目なのが、親会社である東京建物が手がけるマンション「Brillia」の保証期間の長さです。

最長5年間、給排水管からの漏水や設備機器の不具合に対応します。

さらに、Brillia認定中古マンションを売却・購入した際には、仲介手数料が10%オフになる嬉しい特典もついてきます。

手厚い保証や特典は、自社グループで分譲マンションを建設、販売している東京建物不動産ならではの強みと言って良いでしょう。

5万棟以上の情報が蓄積されたマンションデータベース

東京建物不動産販売の公式サイトには、過去の販売履歴、物件の口コミ、AIを用いた推定相場価格などを参照できるマンションデータベースがあります。

東京・神奈川・埼玉・千葉の5万棟以上の分譲マンションデータが蓄積されており、リアルな数値をもとに市場動向を分析します。

物件や相場に関する情報を定期的に知らせてくれるメールマガジンもあるため、手間をかけずに情報収集が可能です。

幅広い販売ネットワーク

東京建物不動産販売は、幅広い売却活動のルートを持っているのも強みです。

さまざまな売却活動を組み合わせることで物件情報が多くの人の目に触れるため、早期・高額売却につながりやすくなります。

提携企業の顧客にまでアプローチできるのは、長い歴史の中で人脈を築いてきた老舗不動産会社ならではの強みと言えるでしょう。

東京建物不動産販売の口コミ評判は？

東京建物不動産販売を利用した方の口コミについて紹介します。

良い口コミ

悪い口コミ

良い口コミは、親身になって相談に乗ってくれたことに好印象を持つ意見がありました。
売却主の希望に沿う対応に満足しているようです。
一方で悪い口コミは、価格設定の説明が不十分な状態で価格を下げたことに不満を感じているようです。

東京建物不動産販売に関するよくある質問

東京建物不動産販売について気になる質問をまとめました。

東京建物不動産販売は全国どこでも対応してくれるの？

東京建物不動産販売の主な対応エリアは首都圏、関西圏、中京圏です。

特に首都圏の物件に強く、公式サイトのマンションデータベースには、東京・神奈川・埼玉・千葉の5万棟以上の分譲マンションデータが蓄積されています。

ただし対応エリア外の地域については取り扱っている物件がほとんどなく、売却時の無料サービスなども対象外です。

東京建物不動産販売のCMに出ている俳優は誰？

東京建物不動産販売の親会社である東京建物では、2021年より「まちと、あなたと、次の物語を。」がキャッチコピーのCMを関東エリアで放映しています。

若手社員役を演じたのは俳優の戸塚純貴さん。

1992年生まれ、岩手県出身の戸塚さんは、数々のテレビドラマや映画に出演している実力派俳優です。

また、CMソングには人気アーティストのAIさんが書き下ろした「BE WITH YOU」が起用されています。

東京建物不動産販売の年収は？採用条件はなに？

東京建物不動産販売の年収例は以下のとおりです。

25歳（主任、一人暮らし）	年収510万円（基本給265,000円、家賃補助手当30,000円、賞与年2回）
30歳（課長代理、一人暮らし）	年収570万円（基本給295,000円、家賃補助手当30,000円、賞与年2回）
37歳（担当課長、子ども2名を扶養）	年収760万円（基本給382,000円、家族手当40,000円、賞与年2回）

現在、新卒・中途・障害者の3つの枠で募集を行っています。

区分	募集職種
新卒	売買仲介営業、アセットソリューション営業、賃貸営業
中途	売買仲介営業、賃貸事業、不動産コンサルティング営業
障害者	一般事務職（契約社員）

新卒と障害者枠については学部や経験など不問ですが、中途については各業務の経験が3年以上必要です。

まとめ

日本最古の総合不動産会社、東京建物グループに属する「東京建物不動産販売」。

業界トップクラスの建物長期保証、売却物件の価値を高める無料サービス、幅広い販売活動など、安心して取引できるサービスを多数展開しています。

長い歴史の中でノウハウやネットワークを培ってきた東京建物グループだからこそできる手厚い売買サポートが魅力です。

ただし、対応エリアは首都圏・大阪・愛知に限られており、首都圏以外の地域は利用できないサービスもあります。

他社のサービスとも比較し、納得・安心して依頼できる不動産会社を選びましょう。