外資系転職におけるリスクとは?業界別にも解説

外資系転職におけるリスクとは?業界別にも解説

外資系転職ってリスクが高いのは本当?

外資系に転職しようとしたら高リスクだからやめとけって言われた

外資系の転職でリスクを減らすための方法は?

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、外資系企業に転職する際に考えるべきリスクについて解説しています。

最後まで読むことで、外資系転職のリスクを知り、自分に適性があるかどうかを判断できるでしょう。

外資系転職はリスクを把握し、満足な結果を得られるよう行動しましょう。

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一般的な外資系のイメージ

「外資系企業」と聞いて、多くの人が思い浮かべるイメージについて解説します。

  1. 世界で活躍する企業で最先端な働きやすい職場
  2. 実力さえ評価されれば20代で役員になれる
  3. 20代でも年収1,000万円を目指せる
  4. 20代で華々しいキャリアを掴めて市場価値が高まる

世界で活躍する企業で最先端な働きやすい職場

海外に資本を置く外資系企業は、世界中で活躍しているイメージがあります。

どの国の人でも働きやすい最先端の設備が整い、職場環境もホワイトだと思われている例が少なくありません。

ホワイト故に、産休・育休制度や有給取得への理解も進み、女性でも活躍できる職場だと評価する声もあります。

実力さえ評価されれば20代で役員になれる

外資系企業では、個人の実力が高く評価されるイメージがあります。

そのため20代であっても、成果さえ出せば役員クラスになれると思われているケースが多いようです。

年功序列のない外資系企業では、若者が年長者にこびへつらったり胡麻をすったりする必要がなく、対等な関係が築けると考えられています。

場合によっては20代の若手社員が50代の社員を部下に持つこともあるイメージもあります。

20代でも年収1,000万円を目指せる

外資系企業は日系企業よりも年収が高い上に、実力で給料が決まるイメージがあります。

そのため20代の内から年収1,000万円を目指せるとも言われています。

年収が高いにもかかわらず残業が少ないと思われており、ホワイト企業=外資系企業と連想する場合も少なくありません。

20代で華々しいキャリアを掴めて市場価値が高まる

外資系企業では、20代の内から比較的程度の大きな裁量権を与えられます。

そのため20代からガツガツと前線で働き、キャリアを形成できるイメージがあります。

日系企業勤めよりも早くキャリアを築けるため、自身の市場価値を早期に高められる印象があります。

実は外資系転職は高リスク!

ホワイトで給料が高く、華々しいキャリアが詰めるイメージの外資系企業。

しかし、ポジティブなイメージだけを信じて転職すると地獄を見る可能性があるのが事実です。

外資系企業への転職が高リスクだと言われる理由を、次の6つのポイントにわけて解説します。

完全実力主義で成果主義だから

外資系企業は、完全実力主義で成果主義です。

日経企業とは異なり、業務の過程や勤続年数を評価してくれるわけではありません。

最終的な結果を出せたかどうかがすべてです。

成果を上げられれば昇格し、給料も上がります。

しかし成果が出なければ減給や降格、場合によっては退職勧奨に繋がることを意識しましょう。

勤続年数や結果に至るまでの努力や残業も評価してほしい人は、外資系企業に向いていないかもしれません。

仕事とプライベートが別で孤独を感じやすいから

チームで働く感覚が低いことも外資系企業のデメリットです。

なぜなら、外資系企業は個人の働きを重視するためです。

例えば、日系企業ほどマニュアルや教育制度が整っておらず、自ら考え、必要なことは質問し、自分からコミュニケーションを取る必要があります。

組織全体で新卒者や転職者をサポートする意識が低い外資系企業では、積極的にコミュニケーションを取れなければ孤独を感じる可能性が高いと言えます。

公用語が英語でコミュニケーションに苦労するから

部下やクライアントと円滑に業務を進めるためには、洗練されたコミュニケーション能力が求められます。

コミュニケーション力とは、伝える力、聴く力の2つのことです。

また相手と議論する際は自分の感情と切り離して話すための客観力や俯瞰力なども必要になります。

コミュニケーション力のない上司の元では、当然部下も苦労します。

昨今はコミュニケーション教本も多数出版されているので、参考にしてみることをおすすめします。

クライアントや本社と時差があるから

国外にクライアントや支店を持っている外資系企業は、電話会議で常に時差について考えなければなりません。

自分は昼間のつもりでも、相手にとっては夜中の対応になる場合もあります。

お互いに都合のつきやすい朝や夕方の時間帯に電話会議を行うために、勤務時間を超えて働くことは避けられません。

残業不可避なのに残業が評価されないから

外資系企業は、社員一人ひとりに与えられる裁量権と業務量が多いのが特徴です。

常に業務効率化やタイムスケジュールを意識して働かなければ、定時を余裕で過ぎてしまう日も多いでしょう。

外資系企業では、日系企業よりも遥かに高レベルの業務処理能力を求められます。

リストラのプレッシャーがあるから

外資系企業の事業展開や経営判断は、日系企業と比較してスピード感があります。

そのため、事業の撤退や人材の「使える・使えない」の判断も早く、突然解雇されるケースも少なくありません。

しかし、いくら海外に資本のある外資系企業であっても、労働法は日本の法律が適用されます。

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外資系企業に転職して失敗した人のブログ

日本には多数の外資系企業があります。

そのため、インターネット上で検索すると、実際に外資系企業に転職し失敗してしまった人の体験談を読むことができます。

外資系企業での失敗談を語るブログを2つ紹介します。

  1. 「結果主義の世界がやっぱり合わなかった」
  2. 「ミスマッチ転職して1年未満で退職した」

「結果主義の世界がやっぱり合わなかった」

こちらのブログでは、外資系企業に転職して後悔した具体例が語られています。

失敗談として挙げられているのは「結果主義の世界が合わなかった」「給料が上がらなかった」「仕事の幅が広がりにくかった」などの理由です。

どの失敗談も、外資系企業の本質を理解せず転職したことが後悔の原因にありそうです。

「ミスマッチ転職して1年未満で退職した」

こちらのブログでは、外資系に転職したにもかかわらず職場と相性が悪く、1年未満で退職した人の体験談が語られています。

投稿者が外資系を止めた理由は、新規ポジションに就いたものの社内失業状態が続いたためでした。

また、転職活動自体も後悔しており、慌てて転職しないことや外資系企業の本質を理解することの大切さを知りました。

リスクヘッジしてなくて外資系転職して後悔した理由5選

外資系企業に転職したすべての人が、「良かった」と思っているわけではありません。

転職して失敗した人が感じやすい後悔を具体的に解説します。

  1. 自分の転職ニーズに合っていなかった
  2. 転職活動の調整や対応が大変だった
  3. 残業が多すぎた
  4. 期待値よりも収入が少なかった
  5. 英語力が足りず苦労した

自分の転職ニーズに合っていなかった

外資系に憧れて転職したものの、自分が職場に求める働き方ができなかった場合は、大きな後悔を感じるでしょう。

自分の転職ニーズに合わないとは、具体的に「仕事の幅が広がらなかった」「海外勤務を期待したのに国内勤務だった」などの例が挙げられます。

外資系企業を理解せず、先行する華々しいイメージだけを信じて転職した場合に、この後悔を感じやすいでしょう。

転職活動の調整や対応が大変だった

外資系企業の採用活動は、日系企業とペースが異なります。

面接を受けてから合否が出るまで2週間以上待たされたり、連絡が来ないまま不安な日々を過ごしたりした求職者が少なくありません。

最終的に面接に合格したとしても、連絡の遅さに不安や不満を感じ、仕事へのモチベーションが下がることも多々あります。

外資系企業に転職する際は、採用活動に時間がかかることを意識しておきましょう。

残業が多すぎた

外資系企業は、一般的に残業を良しとしない企業が多いと考えられています。

しかし実際は激務の職場も多く、残業せざるを得ない状況になりがちです。

特にコンサル系や金融系は残業時間も長いため、イメージとのギャップに後悔をする人が少なくありません。

期待値よりも収入が少なかった

外資系企業の平均年収は、日系企業よりも高く設定されています。

しかしその年収にはインセンティブが含まれていたり、役職の高い人の年収も含まれていたりします。

実際に転職してみると、思っていたほど収入が上がらず、後悔する場合があります。

英語力が足りず苦労した

外資系企業では、TOEIC800点前後の英語力を求められます。

企業によっては英語力不問としている場合もありますが、多国籍な人材が集まる場で英語の使用を徹底的に避けることは難しいでしょう。

業務の指示や会議、上司との連絡が英語で行われるせいで、コミュニケーションが取れず、苦労する可能性があります。

たとえ求人に「英語力不問」と書かれていたとしても、高校卒業レベルの英語力は最低限身に付けておきたいものです。

リスクを背負っても外資系転職してよかった理由5選

外資系に転職して後悔する声があるなか、よかったと言う声もあります。

外資系企業に転職してよかった理由を5つ紹介します。

  1. 自己肯定感があがった
  2. スペシャリストと仕事ができた
  3. 異文化を知ることができた
  4. 年収が上がった
  5. 仕事範囲が明確で働きやすかった

自己肯定感があがった

外資系企業では、成果を出せば出すほど評価されます。

昇格や昇給に年齢や性別は関係ないため、昇給するごとに自己肯定感が高まります。

激務の職場も多い外資系企業ですが、その激務に対応できた事実は自信に繋がることでしょう。

スペシャリストと仕事ができた

即戦力を集める外資系企業には、高いスキルを持ったスペシャリストが集まります。

実力のある社員に囲まれて仕事ができるため、自身のキャリアビジョンを固めたり、向上心アップに繋がったりするケースがあります。

レベルの高い職場で成果を上げることで、自分自身の価値もどんどん上昇していきます。

異文化を知ることができた

外資系企業には、さまざまな国の社員が集まります。

そのため、国内で働きながら海外の文化に触れられる点がメリットです。

海外の文化や考え方を知ることは、仕事だけでなく今後の人生を豊かにすることにも繋がります。

年収が上がった

外資系企業の平均年収は、日系企業と比較して高く設定されています。

転職したことで年収が上がり、仕事のモチベーションに繋がるケースもあります。

外資系企業に転職した際に上がる年収の相場は、約100万円だと言われています。

仕事範囲が明確で働きやすかった

外資系企業では、営業職として入社したら営業職、マネージャーとして入社したらマネージャーとしての仕事を割り振られます。

営業職が事務職の仕事をするような、日系企業にありがちな働き方は一般的ではありません。

そのため、仕事の範囲が明確で仕事がしやすいメリットがあります。

外資系転職は女性にもリスクが発生する?

外資系企業は、女性にとってはきつい職場だと言われる場合があります。

女性が外資系で働くのはやめとけと言われる理由について解説します。

  1. 外資系は仕事量が多く体力的についていけない
  2. 性別年齢問わない実力社会だからこそきつい
  3. 体力や精神力次第では男性にとっても辛い
  4. ただしポテンシャル次第で昇進できるのはメリット

外資系は仕事量が多く体力的についていけない

女性が外資系企業で働くのはやめとけと言われる理由は、仕事量が多く体力的についていけない可能性があるためです。

外資系企業は、1人ひとりに振られる仕事の量が多く、激務になりがちな職場です。

そのため、一般的に男性よりも体力や体格に劣る女性は、同僚についていくだけで精一杯になりやすいのです。

性別年齢問わない実力社会だからこそきつい

外資系企業で評価されるのは、仕事ができる人です。

評価項目に年齢や性別や勤続年数はなく、ただ目標に対し何%の成果が出せたのかのみを見られます。

実力社会だからこそ、男性よりも体力の少なく、月経等の性別特有の体調不良を感じやすい女性は、働くことが難しいのです。

体力や精神力次第では男性にとっても辛い

女性にはきつい職場だと思われる外資系企業ですが、体力や精神力次第では男性にとっても辛い環境になり得ます。

ストレスを感じにくい大らかな男性と、神経質だったり虚弱体質だったりする男性であれば、前者のほうが活躍しやすいでしょう。

性別や年齢ではなく「自分がついていけるかどうか」を考えることが、外資系転職で重要です。

ただしポテンシャル次第で昇進できるのはメリット

性別や年齢ではなく「自分がついていけるかどうか」が重要な外資系企業では、女性であってもポテンシャル次第では昇進や昇格のチャンスがあるということです。

「日系企業では性別が理由でマネージャーになれなかった」「育休・産休を取ると決めつけられて採用されなかった」等の歯がゆい思いを経験したことのある女性は、外資系企業で輝ける場所が見つかる可能性はあります。

外資系に合わない人か判断するための5つの基準

外資系企業に勤めることが自分に合うかどうか判断するための基準を5つ紹介します。

  1. 安定した雇用か完全実力主義か
  2. 社員を大切にする社風かリストラありきの成果主義か
  3. ゼネラリストかスペシャリストか
  4. 長期的な安定収入か短期的な高収入か
  5. 腰を据えて働くか転職ありきで働くか

安定した雇用か完全実力主義か

雇用が安定した職場か、完全実力主義の職場かどちらが働きやすいか考えてみましょう。

年齢や性別により昇格や昇進に制限があるかもしれませんが、雇用が安定している方がよいなら日系企業がおすすめです。

完全実力主義で、性別年齢問わずキャリアアップに貪欲でありたい人には外資系企業がおすすめです。

社員を大切にする社風かリストラありきの成果主義か

社員を家族のように大切にする職場か、何よりも成果が大切な職場のどちらが働きやすいか考えてみましょう。

社内イベントがあったり、付き合い残業があったりするが大切にしてくれる会社がよければ日系企業がおすすめです。

リストラのリスクがあるが、個人主義で働ける職場がよければ外資系企業がおすすめです。

ゼネラリストかスペシャリストか

キャリアにおいて、広く浅く知識をつけたいのか、一つの仕事を極めたいのか考えてみましょう。

自分の職種に限らずさまざまな業務を経験したい人や、内部昇格で年収アップを目指したい人には日系企業がおすすめです。

自分の専門領域についての知識を深め、転職でキャリアアップを目指したい人には外資系企業がおすすめです。

長期的な安定収入か短期的な高収入か

長期的な安定収入か、短期的な高収入か、どちらがお得に感じられるか考えてみましょう。

年収はあまり高くなくても福利厚生や退職金で安定した収入が見込める方が望ましい人は、日系企業がおすすめです。

とにかく高収入を目指したり、自分自身で資産形成や貯蓄について考えたりしたい人には、外資系企業がおすすめです。

腰を据えて働くか転職ありきで働くか

一つの企業に腰を据えて働きたいのか、転職しながらキャリアアップをしたいのか、考えてみましょう。

終身雇用を視野に入れ、一つの企業で20年30年と働きたいのであれば日系企業がおすすめです。

一つの企業に留まらず、3~5年スパンで転職しながらキャリア形成をしたい人には、外資系企業がおすすめです。

外資系転職のリスクを減らすための7つのコツ

外資系企業への転職にはリスクを伴います。

しかし、次の7つのコツを知り、実践することで、転職リスクを減らすことができます。

  1. 覚悟を持ちリスクヘッジをする
  2. 社内行事や社風を把握する
  3. 英語力を上げる
  4. スピード昇格のための準備をしておく
  5. 給与形態を把握する
  6. 日系企業と外資系企業の違いを知る
  7. 転職エージェントを利用する

覚悟を持ちリスクヘッジをする

外資系企業に転職する際は、激務になる可能性や成果主義の中で働くことに覚悟を持ちましょう。

また、成果が出せなければリストラや減給の可能性があることを意識し、常日頃からリスクヘッジをすることが大切です。

外資系では3~5年スパンで転職するのも一般的です。

自分自身の転職ニーズに合わないと感じたら、早く転職してしまうのもリスクヘッジとなります。

社内行事や社風を把握する

外資系企業の人間関係は、日系企業と比較してドライです。

入社してから寂しさや後悔を感じないように、社内行事や社風を把握しておくことが大切です。

年収やポジションだけでなく、企業の雰囲気も事前にリサーチすれば、転職後に後悔する可能性は低くなります。

英語力を上げる

外資系企業でストレスなくコミュニケーションを取るためには、TOEIC800点前後の英語力が必要です。

英会話教室や教材を活用し、英語力を上げてから転職しましょう。

英語力は数年程度の努力では身につかないスキルなので、毎日コツコツと練習することが上達への近道です。

スピード昇格のための準備をしておく

入社後はすぐに成果を上げ、昇格するために、入社前から準備しておきましょう。

外資系企業では即戦力が求められます。

そのため「新入社員だからできません」という言い訳は通用しません。

転職前から入社後の働き方をイメージし、スピード感を持って働くことが大切です。

給与形態を把握する

外資系企業の給与形態は、日系企業と異なる場合があります。

月給制と年俸制の違いや、ボーナスとインセンティブの違いについて事前に把握しておきましょう。

また志望先の企業に退職金制度や福利厚生があるかどうかも、事前に確認したいポイントです。

日系企業と外資系企業の違いを知る

入社時のギャップを感じないために、日系企業と外資系企業の違いをあらかじめ確認しておきましょう。

今は書籍や個人ブログ等で、外資系企業の実情を詳しく語られる時代です。

「そんな企業だとは知らなかった」と後悔しないように、事前のリサーチを徹底してください。

転職エージェントを利用する

外資系企業への転職で失敗したくない人は、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントを利用することで、外資系企業の実情や面接のコツを教えてもらえます。

自分の市場価値を知ることもでき一石二鳥なので、積極的に活用してみましょう。

「リクルートエージェント」や「ロバートウォルターズ」等の外資系に特化した転職エージェントは、最初から最後まで無料で利用できます。

外資系にまったりした職場はある?職種ごとの違いは?

外資系企業では、すべての会社が激務で残業があるわけではありません。

本社のある国や職種・業界によって、忙しさは異なります。

  1. 本社がある国によって風土が変わる
  2. アメリカ系は超激務で地獄
  3. ヨーロッパ系は比較的まったり
  4. 外資系金融・外資系コンサルは激務で高リスク
  5. 外資系メーカー・外資系ITは比較的低リスク

本社がある国によって風土が変わる

一口で外資系企業と言っても、その雰囲気は本社がある国によって変わります。

また、場合によっては日本の文化に染まりきっている企業もあります。

転職活動時は、企業の本社や出資元を調べたり、実際に働いていた人の体験談を読んだりすることをおすすめします。

アメリカ系は超激務で地獄

激務で残業が多いのは、アメリカ系の外資系企業によく見られる特徴です。

日本マイクロソフトやプロクター・アンド・ギャンブルなどのアメリカ企業は、自分の目標の達成度が数字で表されます。

成績によってポジションや給与が変わるため、プレッシャーを感じやすいのが特徴です。

ヨーロッパ系は比較的まったり

ネスレ日本や日本ロレアル等に代表されるヨーロッパ系企業は、意外にもまったりした社風が特徴です。

残業も少ないことが多く、家族やプライベート時間を大切にする風潮があります。

温かい社風の企業も多く、日系企業に長年勤めた人はヨーロッパ系の方が馴染みやすいと言えるでしょう。

外資系金融・外資系コンサルは激務で高リスク

外資系企業の中で最も激務でリスクが高いのは、金融系とコンサル系です。

どちらも一人当たりの業務量やノルマが高く設定されており、残業時間も多いのが特徴です。

外資系の大手金融機関であるシティグループの残業時間は約60時間です。

外資系大手コンサルであるアクセンチュアの場合、月によっては100時間近くの残業が必要になる可能性があります。

外資系メーカー・外資系ITは比較的低リスク

外資系企業の中でも、メーカーやIT系は比較的低リスクです。

大手外資系メーカーである日本コカ・コーラの残業時間は約37時間です。

大手IT系のグーグル合同会社の残業時間は約20時間で、コンサルや金融機関と比較して労働時間が短い傾向にあるとわかります。

まとめ|外資系転職のリスクを把握して慎重に会社を選ぼう!

外資系企業と聞くと残業が少ない、頑張れば誰でも昇進できるというイメージがあり、華々しい企業が多い印象です。

しかし実際は、1人当たりの業務量が多く、激務になる可能性があります。

また完全実力主義のため、仕事ができなければ減給やリストラのリスクもあります。

外資系企業に転職した人の中には、社風のドライさや残業時間の長さについていけず、後悔した人もいます。

外資系企業への転職で後悔しないためには、入念な企業研究が重要です。

「給料が上がりそう」「有給取れそう」などの先入観を抱いたまま転職するのではなく、実情やリスクをしっかりとリサーチしましょう。

外資系企業の実情を知りたい人は、転職エージェントの利用がおすすめです。