残業が少ない仕事ランキング!女性におすすめの仕事も紹介

【業界・職種別・大企業別】残業が少ない仕事ランキング
この記事の監修および編集協力者

残業をしたくない場合どんな仕事に就くべき?

残業が少ないことのデメリットってある?

残業がない仕事はどうやって見極めたらいい?

ライフワークバランスを大切にする風潮が広がり、仕事を選ぶにあたって残業の少なさを重視する人が増えています。

そんななか、残業が少ない仕事探しに苦戦している人もいるかもしれません。

莫大な数の企業のなかから手当たり次第に見ていてもなかなかいい企業には出会えないので、残業が少ない職種や業種、特徴を押さえて効率的に仕事探しをしましょう。

この記事では残業が少ない仕事のジャンルから企業までどこよりもわかりやすく解説しています。

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【職種別】残業が少ない仕事ランキング

残業時間の多さは企業によって異なりますが、職種ごとの傾向もあります。

dodaが発表した「平均残業時間ランキング【94職種別】」をもとに、残業時間が少ない上位20職種と1ヶ月あたりの平均残業時間をわかりやすく紹介します。

自分にはどんな仕事が向いているのか、適職探しの参考にしてください。

  1. 1位:秘書・受付(10.0時間)
  2. 2位:美容関連職(理美容・エステ・マッサージ)(10.4時間)
  3. 3位:営業事務アシスタント(11.0時間)
  4. 4位:薬事(11.6時間)
  5. 5位:医療事務アシスタント(12.2時間)
  6. 6位:金融事務アシスタント(12.8時間)
  7. 7位:学術・メディカルサイエンスリエゾン(12.9時間)
  8. 8位:一般事務アシスタント(13.3時間)
  9. 9位:企画・マーケティング関連事務アシスタント(13.7時間)
  10. 10位:金融業界の個人営業(15.0時間)
  11. 11位〜20位

1位:秘書・受付(10.0時間)

もっとも残業時間が少ないのは秘書・受付でした。

秘書は企業の社長や役員をサポートする役割で、スケジュール管理や来客・メール対応、資料作成、出張時の飛行機やホテル、手土産、会食のレストラン手配など業務内容は多岐にわたります。

秘書の働き方は企業や担当する役員によって異なりますが、役員一人に秘書一人が付くスタイルよりも複数名で担当する「グループ秘書」のほうが、業務を分担できるため残業が少ない傾向にあります。

また、受付はビルや企業での来客対応が主な仕事になりますが、対応時間が決まっているためそれを超えての残業はほぼないことが多いです。

2位:美容関連職(理美容・エステ・マッサージ)(10.4時間)

一言で美容関連とはいってもその職種は非常に幅広く、国家資格が必要となる「理容師」「美容師」「あん摩マッサージ指圧師」や業界内での資格制度を持つ「エスティシャン」「ネイリスト」など多種多様です。

近年は女性のみならず男性の間にも美容への関心が広がっており、さらに需要が高まっています。

しかし注意しなければいけないのは、これらの職種は技術を身につける必要がありますが、一般的に研修・練習時間は残業時間に含まれないことです。

仕事が楽しいと感じている人は練習も苦にならないかもしれませんが、「残業時間が少ないから」と選ぶにはおすすめできない職種です。

3位:営業事務アシスタント(11.0時間)

営業アシスタントとは、資料作成やデータ整理、受発注書や見積書などの書類作成、電話・メール対応など、営業に関する事務的なサポートをおこなう仕事です。

営業担当が受けた仕事に関して、主にオフィスでの処理を担当するイメージです。

営業職の場合は外回りがあったり、顧客の都合に合わせて時間を調整する必要があったりするためどうしても残業が発生してしまうこともありますが、営業事務であればその影響を受けづらく、残業が少ない傾向にあります。

しかし業界によって、繁忙期には一時的に残業が急増するケースもあるので注意しましょう。

4位:薬事(11.6時間)

薬事とは、主に製薬メーカーで厚生労働省に提出する書類の作成などを担当し、医薬品の承認申請をおこなう職種です。

薬事になるための資格はとくに必要ありませんが、高い専門知識が求められるため、薬剤師の有資格者や薬学部出身者が多く活躍しています。

どんどん案件をこなすよりは1件1件に時間をかけるスタイルのため、「必ず今日中にここまで終わらせなければいけない」と時間に追われる状況になりづらいです。

しかし、法律に基づいて厚生労働省とやりとりをしながら進めるため簡単な仕事ではなく、ストレスを感じることも少なくありません。

5位:医療事務アシスタント(12.2時間)

医療事務と聞くと「病院の受付」をイメージする人が多いかもしれませんが、実は医療現場での事務処理を担当する専門知識が必要な職種です。

なかでも「レセプト」と呼ばれる診療報酬明細書の作成は、診療内容に応じて点数を計算して患者一人ひとりの保険内容を確認したうえで、診療費用を患者と健康保険組合それぞれに請求する必要があります。

病院の収入は基本的にこの診療報酬で成り立っているため、正確な作業が経営にかかわってきます。

病院やクリニックの受付時間や患者数、医療事務の人数によって残業時間は異なるので、確実に残業時間を少なくしたい場合は希望の勤務先の状況をチェックしてみましょう。

6位:金融事務アシスタント(12.8時間)

金融事務とは、銀行や証券会社・保険会社・金融機関などの金融機関で事務を担当する職種で、窓口や電話、メールでの顧客対応と文書作成・データ管理などが主な仕事です。

保険会社であれば保険商品の見積書や契約書の作成、事故時の受付や保険金支払い対応など、さらに業務の幅が広がります。

金融業界は基本的に窓口の営業時間が決まっているため、顧客対応に追われて仕事が後ろ倒しになるケースが少ないです。

とはいえ、給料日前後や月末月初、3月などは繁忙期となるため、ある程度の残業は覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

7位:学術・メディカルサイエンスリエゾン(12.9時間)

あまり聞きなじみのない言葉ですが、「学術」「メディカルサイエンスリエゾン(MSL)」ともに医師などの医療従事者に対して最新の医学情報を提供する役割を持ちます。

自社の医薬品を医師に勧める「MR(医療情報担当者)」と類似しますが、MRは営業職としての役割が強い一方、メディカルサイエンスリエゾンはプロモーション活動が禁止されていることが大きな違いです。

はじめのうちは専門知識を習得する必要があるため勉強時間を割く必要がありますが、経験と知識を積むにつれて安定した働き方ができるようになっていきます

しかし、仕事として学会に参加する機会もあり、主に土日におこなわれるため、振替休日がしっかり取れる環境かどうかは重要なポイントです。

8位:一般事務アシスタント(13.3時間)

一般事務とは、書類作成やデータ管理、電話・来客対応、備品管理などオフィスにおける事務的な業務全般を担当する職種で、業務の幅は企業によって大きく異なります

基本的なパソコンスキルや電話・来客対応のためのビジネスマナーが必要ですが、一般的には高度な専門知識や技術は求められません。

しかし、比較的休みが取りやすく残業も少ない職種のため、ライフワークバランスを重視したい就活生からは人気が集中します。

学歴不問の求人も多く高卒や新卒、未経験でも比較的挑戦しやすいですが、営業職などに比べて募集枠も少ないため、高倍率になりやすい職種です。

9位:企画・マーケティング関連事務アシスタント(13.7時間)

企画・マーケティングは世の中のニーズを汲んで商品やサービスを企画し、適切な方法で宣伝、販売する一連の業務を指します。

アシスタントは主にマーケット・消費者調査や資料作成、データの収集・分析などを担当し、アシスタントとはいえ企画・マーケティングに関する知見が求められます。

業界・企業を選べば自分の好きな製品やサービスの企画・マーケティングにかかわれる可能性もあるため、好きなことを仕事につなげるチャンスがある仕事です。

10位:金融業界の個人営業(15.0時間)

「リテール営業」とも呼ばれ、金融業界のなかでも個人の顧客を対象として営業活動をおこなう職種です。

銀行であれば預金や住宅ローン、自動車ローン、投資信託、保険商品などを扱い、証券会社では株式や投資信託、債券など投資商品、保険会社は生命保険または損害保険を扱います。

なかでも「生保レディ」とも呼ばれる生命保険の営業は会社員ではなく個人事業主として働くケースも多く、自分の裁量で勤務時間を決めることができる働き方です。

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11位〜20位

11位〜20位は職種と平均残業時間のみ紹介します。

気になる職種があったら詳しく調べてみてください。

順位職種残業時間
11位総務・法務・知財・広報事務アシスタント15.2時間
12位テレマーケティング・カスタマーサポート・コールセンター15.8時間
13位決済・計理・カストディ17.6時間
14位旅行・宿泊・ホテル・冠婚葬祭関連職17.7時間
15位分析・評価(素材・化学・食品系)17.8時間
15位生産・製造・工場運営(素材・化学・食品系)17.8時間
17位販売・接客・売り場担当17.9時間
18位MR(医療情報従事者)18.1時間
19位経理・財務事務アシスタント18.2時間
20位人事事務アシスタント18.3時間
20位広報・PR・IR18.3時間

【業種別】残業が少ない業界ランキング

残業時間は、職種だけではなく業種ごとの特徴もあります。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年10月分結果確報」をもとに、パートタイム労働者を除いた一般労働者(正社員)の残業が少ない上位5業種を紹介するので、業界選びの参考にしてください。

なお、各業種に含まれる詳しい内容は「産業分類コード」に掲載されています。

  1. 1位:医療・福祉(6.9時間)
  2. 2位:複合サービス事業(9.5時間)
  3. 3位:鉱業・採石業等(10.2時間)
  4. 4位:生活関連サービス等(11.1時間)
  5. 5位:卸売業・小売業(11.5時間)

1位:医療・福祉(6.9時間)

病院や小規模診療所、老人ホームや介護施設のほか、児童福祉・障害者福祉に関する施設や保健所なども含まれます。

医療・福祉業界とひとくくりになってはいますが、そのなかでも業態によって残業時間に差が出るため注意が必要です。

とくに介護業界は少子高齢化による人手不足が問題視されていますが、国としても介護職員の給与改善や人材確保に取り組み、一部では徐々に改善傾向にあります。

2位:複合サービス事業(9.5時間)

複合サービス事業とは、分類上主に郵便局や協同組合(農業、漁業など)を指しています。

農協は各地域ごとに設置されているため、それぞれ待遇が異なりますが、全体としては残業が少なく定期的に昇給もありホワイト業界として知られています

ただし、郵便局については配達などを担う労働者の多くは非正規雇用となっており、一般労働者のみを対象とした今回のデータには反映されていないので注意してください。

3位:鉱業・採石業等(10.2時間)

石油・石炭や金属、天然ガスなどの採取をおこなう業種です。

生活に欠かせないエネルギー源となるため、需要が安定しているホワイト業界のひとつでもあり、残業も比較的少ない傾向にあります。

BtoBのため就活生にはあまりなじみのない企業が多いですが、高待遇の大手優良企業も多い業界です。

4位:生活関連サービス等(11.1時間)

旅行や家事サービス業、冠婚葬祭業、衣服裁縫修理業など、ほかの大分類には入らない幅広いサービス業を指します。

予約制のサービスが多く分類されているため、来客数が予想しづらい飲食業や小売業などに比べて残業が少ないです。

ただしシフト制の企業が多いため、残業が少ないだけでなく土日にしっかりと休みたい人にはおすすめしません。

5位:卸売業・小売業(11.5時間)

卸売・小売でひとまとめになっていますが、実態としてはBtoBである卸売業は残業が少なく、BtoC小売業は多い傾向にあります。

卸売業は企業間取引がメインとなるため、主に日中に取引先とのやりとりをおこなうことができます。

一方の小売業は、業態にもよりますが一般消費者が対象となるため、むしろ仕事が終わる時間や休日に来店が集中しがちです。

営業時間が長く定休日が設けられていないケースも多く、シフトが組まれているとはいえ人手不足により残業せざるを得ないケースも発生します。

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【メーカー】残業が少ない企業ランキング

職種・業種別に残業時間ランキングを紹介しましたが、あくまでおおよその傾向であり、もちろん最終的には1社ずつの実情を確認する必要があります。

ランキングには登場しませんでしたが、メーカーもBtoB企業であり安定した働き方ができる企業が多いです。

口コミサイト「キャリコネ」が発表した掲載企業の残業時間ランキングから、メーカーのみを抜粋してわかりやすく紹介します。

  1. 1位:株式会社コーセー(4.1時間)
  2. 2位:グラクソ・スミスクライン株式会社(4.1時間)
  3. 3位:株式会社ファンケル(6.0時間)
  4. 4位:株式会社ディーエイチシー(6.4時間)
  5. 5位:ピアス株式会社(7.2時間)

1位:株式会社コーセー(4.1時間)

ハイクオリティを求める「ハイプレステージブランド」から手頃な価格で支持される「コスメタリーブランド」まで、多数のブランドを展開する化粧品メーカーです。

新型コロナウイルスの流行を機に「ニューノーマルに向けた新しいワークスタイル」を掲げ、3つの視点による新しい働き方の取り組みをおこなっています。

そのなかのひとつが「One by One Style」であり、個々の生活に合わせた柔軟な働き方を可能にすることで能力を最大限発揮できる環境を目指しています。

本社(その他主な勤務地)東京(埼玉・ほか全国33支店、11オフィス)
残業時間4.1時間(キャリコネ参照)
平均有休取得日数11.1日(2021年度実績)
平均年収758万円
平均勤続年数16.2年(2021年12月31日時点)
平均年齢41.3歳(2021年12月31日時点)
株式会社コーセー 企業情報サイト

株式会社コーセーの企業情報サイトです。 最新ニュース、企業情報、事業・ブランド、研究開発、サステナビリティ(CSR・社会…

2位:グラクソ・スミスクライン株式会社(4.1時間)

イギリス・ロンドンに本社を置く製薬メーカーの日本法人で、医薬品の開発・製造・輸入・販売を手がけています。

外資系企業は全体としてプライベートと仕事のメリハリをつけた働き方を推奨する傾向が強く、「働くときは働いて休むときは休む」と考える企業が多いです。

同社は残業の少なさだけではなく給与水準や賞与、福利厚生、表彰制度などにも力を入れており、トータルで社員の生活の充実と仕事のモチベーションアップに取り組んでいます

本社(その他主な勤務地)東京(埼玉・兵庫・栃木)
残業時間4.1時間(キャリコネ参照)
有休取得率59%(キャリコネ参照)
平均年収779万円(キャリコネ参照)
平均勤続年数非公開
平均年齢非公開

GSKは、サイエンス、テクノロジー、人財を結集し、力を合わせて病に先手を打つという、力強い勢いと高い志を持ったグローバル…

3位:株式会社ファンケル(6.0時間)

無添加化粧品を中心に、サプリメントや食品、肌着などを開発・製造・販売する化粧品メーカーです。

2019年にはキャリコネ上で「契約社員の残業が少ない企業ランキング第4位」を受賞しました。

フレックスタイム制度(シフト勤務者を除く)やノー残業デー、在宅勤務の導入により、残業時間の削減や柔軟な働き方を可能にしています。

本社(その他主な勤務地)横浜(ほか全国の店舗)
残業時間6.0時間(キャリコネ参照)
有休取得率69.2%(2021年度実績)
平均年収615万円
平均勤続年数40.6歳(2022年3月31日時点)
平均年齢12.4時間(2022年3月31日時点)

4位:株式会社ディーエイチシー(DHC)(6.4時間)

化粧品や健康食品、ダイエット食品などを開発・製造・販売する化粧品メーカーです。

年間休日は120日以上あり、年に1回6連休も取得できるため、長期間の旅行も可能で充実したプライベートを過ごせます。

宿泊施設やスポーツジムなども福利厚生として利用可能です。

本社(その他主な勤務地)東京(ほか全国の店舗)
残業時間6.4時間(キャリコネ参照)
有休取得率42%(キャリコネ参照)
平均年収407万円(キャリコネ参照)
平均勤続年数非公開
平均年齢非公開

株式会社ディーエイチシーの事業内容、会社概要、沿革などの企業情報を掲載しています。…

5位:ピアス株式会社(7.2時間)

「イミュ」や「カバーマーク」「ケサランパサラン」「パラドゥ」などのブランドを多数展開する化粧品メーカーです。

エステティックサロンや美容室、美容皮膚科、ドラッグストアなども運営し、「美容と健康」を幅広くてがけています。

女性向けの商品・サービスが中心のため社員も女性比率が高く、互いに理解しながら子育てとも両立しやすい環境です。

本社(その他主な勤務地)大阪(東京・札幌・仙台・福岡・神戸・静岡・滋賀・上海)
残業時間7.2時間(キャリコネ参照)
有休取得率53%(キャリコネ参照)
平均年収376万円(キャリコネ参照)
平均勤続年数9.1年(総合職のみ・2021年3月25日時点)
平均年齢39.0歳(総合職のみ・2021年3月25日時点)
ピアス株式会社

BRANDS ブランドを詳しく見る > COMPANY PROFILE 企業情報はこちら > RECRUIT INFOR…

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【大企業】残業時間が少ない企業ランキング

一概に「大手だから働きやすい」とはいえませんが、資金力がある分働きやすい環境を整えやすいことは事実です。

口コミサイト「キャリコネ」が発表した掲載企業の残業時間ランキングから、大手企業のみを抜粋してわかりやすく紹介します。

大手を志望する就活生はチェックしてみましょう。

  1. 1位:株式会社しまむら(0.4時間)
  2. 2位:株式会社JALスカイ(2.2時間)
  3. 2位:株式会社丸井グループ(2.2時間)
  4. 4位:イケア・ジャパン株式会社(3.1時間)
  5. 5位:株式会社コーセー(4.1時間)

1位:株式会社しまむら(0.4時間)

「ファッションセンターしまむら」「アベイル」「バースデー」といった低価格ブランドで地位を築いており、アパレルのみならず布団やタオルなど日用品の日用品も扱い幅広い世代から支持されています。

能力があるもののフルタイムで働くことが困難な主婦層を想定した「M社員(パート社員)」制度により、M社員から店長への登用、さらにはブロックマネージャーなどさらに上位職へもチャレンジできる環境を用意しています。

正社員やM社員など自分に合った働き方を選ぶことができるため、プライベートとの両立が可能です。

本社(その他主な勤務地)埼玉(全国の店舗)
残業時間7.2時間(キャリコネ参照)
有休取得率68.8%(2021年度実績)
平均年収656万円
平均勤続年数16年(2022年2月20日時点)
平均年齢42.8歳(2022年2月20日時点)
しまむらグループ

株式会社しまむらの公式企業サイト。企業情報、IR情報、サステナビリティへの取り組み、採用情報などを掲載しています。…

2位:株式会社JALスカイ(2.2時間)

日本航空(JAL)の子会社で、空港のカウンターやラウンジ業務、飛行機の重さとバランスをコントロールする「ロードコントロール」、運行にかかわる情報の管理といった地上業務を担う企業です。

同様の業務を担当する子会社は全国各地にあり、同社は主に羽田・成田空港で業務をおこなっています。

残業時間の削減をはじめとする健康経営やワークライフバランス実現を目指した取り組みにより、「健康経営優良法人2022 ホワイト500」「プラチナくるみん」「おおた健康経営GOLD」など複数の認定を受けました。

本社(その他主な勤務地)東京(羽田・成田・ほか国内の空港に出向の可能性あり)
残業時間2.2時間(キャリコネ参照)
有休取得率69%(キャリコネ参照)
平均年収702万円(日本航空)
平均勤続年数40.3歳(2022年3月31日時点)
平均年齢15.5年(2022年3月31日時点)

※平均年収・平均勤続年数・平均年齢は親会社である日本航空のデータ

株式会社JALスカイ

JALスカイのオフィシャルサイトです。東京国際空港(羽田)成田国際空港においてJALグループ便およびJALが受託する外国…

2位:株式会社丸井グループ(2.2時間)

関東圏を中心に百貨店「マルイ」とショッピングモール「モディ」の計22店舗(2023年1月時点)を展開する企業です。

残業の少なさに加えて子育てサポートにも力を入れ、「なでしこ銘柄」「健康経営銘柄」「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」「イクメン企業アワード」「イクボスアワード」などさまざまな受賞・認定実績を持ちます。

1年に2回、12連休(公休を含める)の取得ができるため、旅行や趣味も存分に楽しむことが可能です。

本社(その他主な勤務地)東京(神奈川・埼玉・千葉・大阪・神戸・静岡・福岡)
残業時間2.2時間(キャリコネ参照)
有休平均取得日数11.1日(2020年度実績)
平均年収641万円
平均勤続年数15.7年(2022年3月31日時点)
平均年齢39.6歳(2022年3月31日時点)

丸井グループのウェブサイトです。企業情報、投資家情報、サステナビリティ、ニュースリリース、採用情報をご紹介します。…

4位:イケア・ジャパン株式会社(3.1時間)

オランダに本社を置く世界最大規模の家具量販店で、世界30カ国に約370店舗、日本では13店舗を構えます。

互いにフォローし合う風土が広がっており、女性はもちろん男性も育児休暇を取得しやすい環境です。

ライフワークバランスが取りやすいといった口コミが多く、有給休暇は100%取得を求められるとの声もあります。

本社(その他主な勤務地)千葉(東京・仙台・埼玉・横浜・愛知・大阪・神戸・福岡)
残業時間3.1時間(キャリコネ参照)
有休取得率91%(キャリコネ参照)
平均年収357万円(キャリコネ参照)
平均勤続年数非公開
平均年齢非公開

北欧スウェーデンのIKEA(イケア)のオンラインストアではソファやベッドなどの家具を始め、キッチンや生活雑貨と幅広い商品…

5位:株式会社コーセー(4.1時間)

ハイクオリティを求める「ハイプレステージブランド」から手頃な価格で支持される「コスメタリーブランド」まで、多数のブランドを展開する化粧品メーカーです。

新型コロナウイルスの流行を機に「ニューノーマルに向けた新しいワークスタイル」を掲げ、3つの視点による新しい働き方の取り組みをおこなっています。

そのなかのひとつが「One by One Style」であり、個々の生活に合わせた柔軟な働き方を可能にすることで能力を最大限発揮できる環境を目指しています。

本社(その他主な勤務地)東京(埼玉・ほか全国33支店、11オフィス)
残業時間4.1時間(キャリコネ参照)
平均有休取得日数11.1日(2021年度実績)
平均年収758万円
平均勤続年数16.2年(2021年12月31日時点)
平均年齢41.3歳(2021年12月31日時点)
株式会社コーセー 企業情報サイト

株式会社コーセーの企業情報サイトです。 最新ニュース、企業情報、事業・ブランド、研究開発、サステナビリティ(CSR・社会…

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残業少ないのに給料高い会社ランキング

就活生のなかには、「残業はしたくないけど高年収は狙いたい」と考えている人もいるはずです。

「シキホー!Mine」が発表した「残業が少なく年収も高い100社」をもとに上位5社を紹介するので、効率よく働いてプライベートも充実させたい就活生は参考にしてください。

  1. 定時で帰れる仕事は給料少ない?高収入は可能?
  2. 1位:アステラス製薬株式会社(1,064万円)
  3. 2位:伊藤忠エネクス株式会社(978万円)
  4. 3位:シンプレクス・ホールディングス(970万円)
  5. 4位:CBC株式会社(951万円)
  6. 5位:オリンパス株式会社(922万円)

定時で帰れる仕事は給料少ない?高収入は可能?

そもそも定時で帰れれば当然勤務時間が短いので、「収入が減るのでは」「高収入は狙えない」と考える人もいるかもしれません。

しかし、しっかりと業績をあげている企業は、削減された残業代は昇給や賞与で社員に還元しています。

とはいえ、仕事が残っているにもかかわらず定時で帰るようでは当然評価はされないため、生産性をあげる高い能力が求められます。

1位:アステラス製薬株式会社(1,064万円)

製薬メーカーは業界全体として平均年収が高い傾向にあります。

なかでもアステラス製薬は2021年度の売上が業界3位の企業で、アメリカやヨーロッパ、アジアなど海外にも多くの開発・生産・販売拠点を持ち、売上の8割を海外が占めます。

ワークライフバランスや女性活躍の取り組みに力を入れており、厚生労働省の「くるみん」「プラチナくるみん」や経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」などの複数の認定・評価を受けました。

本社(その他主な勤務地)東京(茨城・静岡・富山ほか)
平均年収1,064万円
残業時間21.1時間(2020年度実績)
有休取得率20.7日(2020年度実績)
平均勤続年数16.2年(2022年3月31日時点)
平均年齢42.3歳(2022年3月31日時点)

2位:伊藤忠エネクス株式会社(978万円)

大手商社「伊藤忠商事」のグループ会社で、主にガスや電力、石油などのエネルギー産業を手がけています。

「長時間勤務の防止」「社員の健康増進」「仕事の質の向上」を3本柱に、原則20時以降の残業禁止、22時以降の会食・飲み会禁止、有休取得率目標80%以上などさまざまな取り組みを実施しています。

また、男性の育児休暇取得にも積極的で、2021年には40%が取得しました。

本社(その他主な勤務地)東京(札幌・仙台・金沢・名古屋・大阪・広島・岡山・福岡・那覇ほか)
平均年収978万円
残業時間9.6時間
有休取得率16.6日(2020年度実績)
平均勤続年数14.1年(2022年3月31日時点)
平均年齢41.3歳(2022年3月31日時点)
伊藤忠エネクス株式会社

伊藤忠エネクスは、全国各地の地域に根ざし、石油製品、LPガス、電力、車を中心とした生活に欠かせないエネルギーやサービスを…

3位:シンプレクス・ホールディングス(970万円)

「戦略/DXコンサルティング」「システムコンサルティング」「システム開発」「保守点検」など、多分野でサービスを提供するIT企業です。

事業再編により2016年に新たに設立された企業のため平均勤続年数は短いですが、口コミサイト「openwork」の評価は5点満点中4.06点(回答者269名)と、社員からは高く評価されています。

残業時間の削減のみならず、業務時間中に利用可能なマッサージルーム完備や健康に配慮した夕食無料提供など、社員の健康維持の取り組みに積極的です。

本社(その他主な勤務地)東京
平均年収970万円
残業時間4.9時間
有休取得率11.0日(2020年度実績)
平均勤続年数3.6年(2022年3月31日時点)
平均年齢35.8歳(2022年3月31日時点)
シンプレクス・ホールディングス株式会社

シンプレクス・ホールディングスの公式サイトです。1997年の創業以来「日本発のイノベーションを世界へ向けて発信する」を理…

4位:CBC株式会社(951万円)

商社と製造メーカー2つの役割を持ち、「化学・樹脂」「電子材料・デバイス」「自動車&電子機器・部材生産」「フーズ関連」「ファッション」など、合計10種類の主要分野を手がける企業です。

2025年には創業100年を迎える老舗で、海外にも北米や南米、ヨーロッパ、アジアなど多数の製造・営業拠点を持ちます。

離職率は脅威の1%と高い定着率が、働きやすさを表しているといえます。

本社(その他主な勤務地)東京(大阪・名古屋・神奈川・静岡・ほか海外)
平均年収951万円
残業時間6.4時間
平均有休取得日数8.8日
平均勤続年数16.4年
平均年齢44.2歳
CBC株式会社 | CBC株式会社はお客様のニーズに対応するため、独自に企画・開発・創造・流通・販売のルートを構築する創造型商社です。

CBC株式会社はお客様のニーズに対応するため、独自に企画・開発・創造・流通・販売のルートを構築する創造型商社です。…

5位:オリンパス株式会社(922万円)

「内視鏡事業」「治療機器事業」「科学事業」を中心に、医療やライフサイエンス分野の製品を開発・製造するメーカーです。

韓国や台湾、インド、シンガポール、オーストラリア、など国内外にグループ会社を108社持ち、グローバルに事業を展開しています。

129日の年間休日に加えて、有給休暇取得促進のために5連休を任意で取得できる「クリエイティブホリデー」や勤続年数に応じて休暇やボーナスが支給される「リフレッシュプラン」など、プライベートを充実させる取り組みも充実しています。

本社(その他主な勤務地)東京(長野・福島・神奈川・大阪)
平均年収922万円
残業時間8.2時間
有休取得率54%(openwork口コミ参照)
平均勤続年数14.32年(2022年3月31日時点)
平均年齢42.61歳(2022年3月31日時点)

オリンパスのホームページです。会社概要、投資家向け情報、採用情報、医療事業の案内などがご覧いただけます。…

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女性におすすめの残業のない仕事

残業の少ない仕事のなかでも、とくに女性におすすめの職種を紹介します。

女性の人気が高い仕事やプライベートと両立しながら働きやすい環境が整っている職種なので、仕事探しの参考にしてみてください。

  1. 一般事務
  2. BtoB企業の営業
  3. 外資系企業

一般事務

女性に人気の高い職種のひとつが、事務職です。

書類作成やデータ管理、電話・来客対応、備品管理などオフィスにおける事務的な業務全般を担当する職種で、業務の幅は企業によって大きく異なります。

業務内容がある程度ルーティン化されていることが多いため仕事量の増減が少なく、安定して働きやすいことが特徴です。

しかし業種によっては繁忙期があり、一時的に残業が発生することもあるため、企業ごとに確認しておきましょう。

BtoB企業の営業

新卒・第二新卒向けの求人数も志望する就活生も多い営業職は企業や業界によって残業時間に大きく差が出ますが、残業時間の少ない企業を選びたい場合は法人向けに営業をおこなうBtoB企業がおすすめです。

かつての営業職は男性のイメージが強い職種でしたが、現在は女性も多く活躍していますし、女性ならではの視点が評価されるケースも多いです。

BtoB企業の営業の場合、一般的には一人ひとりの担当企業が決まっており、それらの企業に訪問して営業をかける「ルート営業」と呼ばれるスタイルになっています。

相手企業も勤務時間が決まっているため遅い時間の営業活動は少なく、比較的ライフワークバランスがとりやすいです。

外資系企業

外資系企業は全体的に「働くときは働き休むときは休む」といった考えが浸透しており、早めに仕事を切り上げて退社することが当たり前の企業も多いです。

プライベートとの両立を重視しているため、育児休暇の取得や復帰後の働き方に関しても互いに協力し合える環境が整っています。

その分日系企業に比べて成果に対してはシビアで、勤務時間においては高いパフォーマンスが求められるため、入社の難易度が高い傾向にあります。

仕事とプライベートを両立しつつも、スキルを磨いてハイレベルな仕事をしたい人におすすめです。

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残業が多い仕事ランキング

残業が少ない仕事や企業について解説してきましたが、残業が多い仕事を知って避けるのもひとつの方法です。

dodaが発表した「平均残業時間ランキング【94職種別】」をもとに、残業時間が多い上位10職種を紹介します。

もちろん実際には企業によって異なるため一概に残業が多いとはいえませんが、残業の少ない仕事に就きたいと考えている就活生は注意しましょう。

  1. 1位:プロデューサー・ディレクター・プランナー(出版・広告・Web・映像関連)(37.1時間)
  2. 2位:ビジネスコンサルタント(37.1時間)
  3. 3位:施工管理(35.3時間)
  4. 4位:商品企画・サービス企画(34.0時間)
  5. 5位:運輸・物流サービス(31.1時間)
  6. 6位:製品企画(29.0時間)
  7. 7位:設計監理・コンストラクションマネジメント(28.9時間)
  8. 8位:機械設計・金型設計・光学設計(28.5時間)
  9. 9位:組み込みエンジニア(28.4時間)
  10. 10位:医療機器メーカーの営業(28.1時間)
  11. 10位:ゲームクリエイター(Web・モバイル・ソーシャル)(28.1時間)
  12. 12位〜20位

1位:プロデューサー・ディレクター・プランナー(出版・広告・Web・映像関連)(37.1時間)

雑誌やWebの記事や広告、動画、ドラマ、イベントなどあらゆるジャンルの「コンテンツ」を制作する職種です。

テレビ番組のプロデューサーなどはよく耳にする言葉かもしれません。

コンテンツの目的や予算を踏まえてどのような方向性、内容にするかを定め、制作手法を決めて各担当者に指示を出す統括としての役割を担います。

タイトなスケジュールで動いている業界が多くスピード感が求められるため、残業をして仕事を片付けなければいけない状況が続きやすい仕事です。

2位:ビジネスコンサルタント(37.1時間)

同率1位のビジネスコンサルタントは、企業の経営上の課題を洗い出し、業務プロセスの改善や事業戦略立案のアドバイスをする仕事です。

主に企業の社長や役員など経営層とかかわるため、高いビジネススキルや経営に関する知識が必要とされます。

担当するプロジェクトによっても残業時間は差が出ますが、クライアントとのミーティングやその企業に関する知識のインプット、資料作成などさまざまな業務に追われ残業が多くなる傾向にあります。

しかし現在はコンサルティング業界でも残業時間削減の動きがあり、在宅ワークを基本とするなど働き方を変える取り組みが活発です。

3位:施工管理(35.3時間)

「施工管理」とは建設現場の予算や安全面の管理、工事に伴う役所への手続きや書類作成など、工事に関するあらゆる管理を担当します。

実際の作業はしませんが、作業員が安全に働けるよう、またスケジュールどおりに作業が進むよう現場のチェック・調整もする重要な役割です。

工事は天候などにより左右されたり思わぬトラブルによって作業が遅れることがありますが、期限が決まっているため遅れを取り戻す必要があり、残業や休日出勤が発生しやすくなります

4位:商品企画・サービス企画(34.0時間)

日々変化していく消費者のニーズに合わせて、新たな商品・サービスの開発や既存商品・サービスのリニューアルをおこなう仕です。

市場の動向やトレンドを敏感にキャッチして、消費者に求められる商品やサービスを企画する必要があります。

「企画」とはいっても一日中オフィスでアイディアを考えているわけではなく、外に出て市場調査をおこなったり展示会視察、商品の生産立ち合いや営業同行など業務は多岐にわたります

日中は外出して夕方に帰社してからアイディアを練ることも少なくないため、残業が多くなりやすい職種です。

5位:運輸・物流サービス(31.1時間)

運輸・物流サービスには工場などから店舗への商品輸送や、通販などで購入された商品の宅配などがあります。

近年はとくにオンラインショップの広がりにより宅配量が増え、人手不足や長時間労働が問題視されており、働き方改善のために企業もさまざまな取り組みをおこなっています。

クリスマスなどのイベント時や大手ECサイトのセール時期などは、とくに配達量が増え残業時間が増えてしまいがちです。

6位:製品企画(29.0時間)

製品企画とは、国内外の市場・他社製品の調査をしたうえで、今後販売する製品を企画する仕事です。

「商品企画」との線引きが難しいですが、商品企画は「どんなものが売れるか」を考える一方、製品企画の方がより性能に関する専門的な知識を持ち、「作る」ことに重きを置いています。

最新技術の活用も求められているため、ITエンジニア経験者なども活躍できる職種です。

7位:設計監理・コンストラクションマネジメント(28.9時間)

建設プロジェクトにおいて、発注者から委託を受けて中立の立場に立ち、プロジェクトの企画・立案からはじまり各段階をマネジメントする職種です。

コンセプトや予算、規模、時期などを決めて工事の発注先の選定など全体を取り仕切ります。

一般的には建設マネジメント会社や、建設マネジメントサービスを展開する設計事務所に勤務します。

8位:機械設計・金型設計・光学設計(28.5時間)

機械設計とは文字どおり機械を、金型設計は工業製品を大量生産する際に必要な金型を、光学設計はカメラや望遠鏡、照明器具などレンズと鏡を組み合わせた製品を設計します。

各分野で技術が進歩し、耐久性や強度、極小化や軽量化などよりクオリティの高い設計が求められます。

ものづくりの基本となる職種のため、設計のスキルを身につけることで、同じ製品はもちろん共通の特徴を持つ製品・分野への転職も可能です。

9位:組み込みエンジニア(28.4時間)

組み込みエンジニアとは、家電製品や工場に設置されているセンサーなどの機械を動かすために組み込まれているソフトウェアを開発する仕事です。

「機械設計・金型設計・光学設計」や「回路設計」と呼ばれる職種が構造や仕組そのものを設計し、「組み込みエンジニア」が機械の脳にあたるプログラムを開発します。

携帯電話や自動運転の自動車、医療機器、ロボットなど、IoT(Internet of Things)の分野で活躍する仕事です。

10位:医療機器メーカーの営業(28.1時間)

MRIやCTなどの大型機器やベースメーカーのような小型機器、注射器などの消耗品など、医療現場で使用する医療機器を取り扱う営業です。

病院やクリニックを訪問して機器の販売から使い方の説明、アフターフォローなどを担当します。

高齢化社会により医療業界全体として需要拡大が見込まれているため、医療機器のニーズも高くハードワークになりがちな職種です。

10位:ゲームクリエイター(Web・モバイル・ソーシャル)(28.1時間)

ゲームの制作にはプロデューサーやゲームプランナー、シナリオライターなどさまざまな職種がかかわっていますが、なかでもゲームの開発・制作を担当するのが「ゲームクリエイター」です。

家庭用ゲーム機に加えモバイルゲームやソーシャルゲームも人気が高く、さらにはVR(仮想現実)を活用したゲームやeスポーツなどゲームのジャンルも広がっています。

多くのゲームが生み出されるなかで、ゲーム制作のスキルだけではなく最新技術やニーズをしっかりキャッチする情報収集能力も求められる仕事です。

12位〜20位

12〜20位は職種と残業時間のみ紹介します。

気になっていた職種が含まれていないかチェックしてみましょう。

順位職種残業時間
12位デザイナー・クリエイター(出版・広告・Web・映像関連)28.0時間
13位インフラコンサルタント27.5時間
14位建築設計・でざいん・積算・測量26.9時間
15位人材サービスの営業26.5時間
15位人事26.5時間
17位不動産専門職26.4時間
18位リサーチ・市場調査26.3時間
18位運用・投資銀行業務26.3時間
20位電気・機械メーカーの営業25.8時間
20位人事事務アシスタント18.3時間
20位広報・PR・IR18.3時間

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残業なしの職種・業界のメリット

「残業をしたくない」と考える人は多いですが、残業がないとどのようなメリットがあるのでしょうか。

以下の3つのメリットを紹介するので、自分が求めているメリットはなにか考えてみましょう。

  1. プライベートの時間を確保できる
  2. 生活リズムが整う
  3. ストレスが少ない

プライベートの時間を確保できる

残業をしたくないと考えている人の多くが望んでいるのは、プライベートの時間を確保することです。

残業が続けば帰って寝るだけの生活になりがちですが、早い時間に仕事を切り上げることができれば友人や家族と過ごす時間や趣味の時間に充てることができます。

また、スキルアップのためのスクールに通ったり、資格取得のための勉強をしたりする時間を確保したいと考えている人もいます。

いずれにせよ、仕事以外のやりたいことに時間を十分に使えればメリハリのある生活を送れるので、仕事のやる気向上にもつながるのです。

生活リズムが整う

決まった時間に退社することができれば、帰宅時間や就寝時間も自然と整いやすくなります

また、忙しいとスーパーやコンビニのお惣菜に頼った生活になりがちですが、自炊が苦にならない人であれば早く帰ることで決まった時間にバランスのよい食事を取ることも可能です。

睡眠や食事などの生活リズムが整えば体調も整い、仕事におけるパフォーマンスも上がります。

それによって効率的に仕事が進み、残業の必要がなくなるといった好循環が生まれるのです。

 

ストレスが少ない

残業が少ないことは、ストレスの軽減にもつながります。

単純に仕事時間が長いことに対する精神的・身体的ストレスに加え、生活リズムや食生活が乱れることによってストレスを感じやすくなることも影響します。

また、プライベートの時間に好きなことをしてリフレッシュできるので、一時的にストレスを感じてもすぐに解消できます。

イライラしながら仕事に取り組んでも効率は落ちますし会社の雰囲気も悪くなるので、ストレスを溜めないことは仕事そのものを楽しむためにも大切なのです。

 

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残業なしの職種・業界のデメリット

残業がないことは一見いいことばかりのように感じるかもしれませんが、デメリットがないわけではありません。

もちろん希望の働き方は人それぞれなので、これから紹介するポイントが自分にとってデメリットになりうるかどうか以下の3つをチェックしてみましょう。

  1. 収入が少ない
  2. 仕事のやりがいが感じられない
  3. 出費が増える

収入が少ない

残業をすればその分残業代が支払われるため、残業がなければ収入が少ないことになります。

仕事の効率化により浮いた残業代は、月給のベースアップやボーナスでしっかりと社員に反映される場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。

資格手当などが支給される場合はプライベートの時間を勉強に当てて資格取得を目指したり、副業可であれば副収入を得たりと収入アップを狙うことは可能です。

しかし基本給が低く残業がない、資格手当はなくて副業も不可の場合、年収を増やすにはどうしても限界があるため、希望の年収を得ることができるか慎重に企業を選ぶ必要があります。

仕事のやりがいが感じられない

「残業=やりがい」とは限りませんが、適度な残業で仕事に没頭することでやりがいを感じる人もいます。

「今日も働いた」と達成感を味わうことができ、仕事そのものの楽しさにもつながるのです。

また、残業なく決まった時間に帰れる仕事は内容や量が決まったルーティーンワークになっていることが多く、毎日同じ作業を続けることに退屈してしまうこともあります。

平日忙しく働いているからこそ土日の休みを思いっきり楽しめますし、「働くときは働く、休むときは休む」のメリハリが生活の充実感にもつながるのです。

出費が増える

残業がないと時間にゆとりがあるため、つい無駄な出費が増えがちです。

遅くまで働いていれば一刻も早く家に帰りたいところですが、早い時間に退社すれば寄り道をして余計な買い物をしてしまったり、友人や同僚と食事に行く機会も増えます

プライベートが充実している証拠とも考えられるため悪いことばかりではありませんが、収入とのバランスは考えたいものです。

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勤務時間が少ない職種・企業の見極め方

勤務時間・残業時間が少ない職種や企業にはいくつかの特徴があります。

この特徴に該当しないから必ずしも残業が多いわけではありませんが、数多くのなかから残業の少ない企業を見つける基準として以下の5つがあります。

  1. BtoB企業
  2. 繁忙期がない
  3. 離職率が低い
  4. みなし残業がない
  5. 国の認定を受けている

BtoB企業

企業相手の商売であるBtoB企業は、一般消費者が相手のBtoC企業に比べて残業が少ない傾向があります。

サービス業などのBtoC企業は営業時間が長い、定休日がないなどの理由から、長時間労働やシフト制による不規則な勤務体系になりやすいです。

しかしBtoB企業は取引先の勤務時間も限られるため、相手企業の時間に合わせたメリハリのある働き方がしやすくなります。

繁忙期がない

時期によって忙しさに差がある企業の場合、繁忙期だからといって一時的に従業員を増やせるとは限らないので残業が多くなりがちです。

「一年中じゃなければいい」と割り切れる人はいいですが、常に残業のない生活を送りたい人は時期による残業時間の波がないかチェックしておきましょう。

不動産業界であれば引っ越しが多い12〜3月ころ、小売業であればクリスマスや年末商戦が続く12〜1月ころ、自動車業界であれば就職に向けた購入が多い1〜3月ころなど、繁忙期は業界によってさまざまです。

しかし、経理職は決算期(企業によって異なる)、総務・人事は入社や異動が多い3〜4月ころなど職種によっても異なるので、業界ごとの特徴とは別に確認が必要です。

離職率が低い

残業が少なく働きやすい環境が整っている企業をやめたいと思う人は少ないため、離職率が低い傾向にあります。

そして離職率が低ければ人材が安定してベテラン社員が多くなるため、スムーズに仕事を回すことができて残業が少なくなる好循環が生まれます。

企業の採用ページや就活ナビサイトなどで離職率が公表されている場合があるので、チェックしてみましょう。

みなし残業がない

みなし残業」とは、実際の労働時間にかかわらず毎月一定時間の残業があるとみなして固定残業代を支払う制度です。

残業をしなくても固定残業代が受け取れるメリットがある一方で、会社側が「残業代を支払っているんだから残業して当然」と考えているために残業時間が多くなってしまうデメリットもあります。

実際の残業時間に応じて残業代が支払われるシステムの場合、企業としては残業代を少しでもカットしたいため残業時間削減の取り組みに力を入れます。

みなし残業制度を取り入れている企業すべてが残業が多いとは限りませんが、みなし残業ではなく働いた分しっかりと支払われる企業のほうが残業を強要されるリスクは少ないです。

国の認定を受けている

労働環境の改善や労働者の健康維持の取り組みをおこなっている企業を評価するため、国が主体となってさまざまな認定制度が用意されており、働きやすさを判断する指標のひとつになっています。

評価基準に労働時間が含まれる主な評価制度は下記のとおりです。

企業のホームページで認定実績が掲載されている場合があるほか、制度の詳細ページにも認定企業一覧が掲載されているので、チェックしてみましょう。

主催機関認定基準
健康経営優良法人経済産業省地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している企業
ホワイトマーク(安全衛生優良企業)厚生労働省労働者の安全や健康に積極的に取り組み、高い水準を維持している企業
ユースエール厚生労働省若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業
えるぼし/プラチナえるぼし厚生労働省女性活躍推進法にもとづく女性の活躍促進に関する状況が優良な企業
くるみん/プラチナくるみん厚生労働省次世代育成支援対策推進法にもとづく子育てサポート

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「仕事辞めたい…」残業したくない人ができる対策

残業に追われて遅くに帰宅する毎日を送っていると、多くの人は疲弊して仕事をやめたいと考えるようになるものです。

仕事をやめることはもちろんひとつの選択肢ですが、ほかにも対策はあります。

もしその企業に残りたい気持ちもあるのなら、まずは今すぐできる以下の3つの対策をおこなってみましょう。

  1. 残業時間が多い原因を考える
  2. 仕事の無駄を省いて残業を減らす
  3. 残業が少ない仕事に転職する

残業時間が多い原因を考える

まずはなぜ残業時間が多いのか、理由を考えましょう。

単純に業務量が多い場合は削減できる業務がないか考える必要がありますし、自分の仕事が終わっても周りが残っていると帰りづらい環境なのであれば全体の意識改革が必要です。

また、企業が急成長中で人手が足りていない、ベテラン社員が退職して代わりに若手が入ったといった場合は、人員を確保して業務に慣れれば解消されるため、一時的なものかもしれません。

このように、原因によって対処法は異なるため、まずはなぜ残業が多いのかを把握することが大切です。

仕事の無駄を省いて残業を減らす

日々の業務に追われていると毎日やっていることが「当たり前」になってきますが、本当に必要な業務かどうか定期的に考え直してみることも必要です。

企業の方針や状況、社員の業務レベルによって必要な業務は変わっていきます。

たとえば業務の量や内容を把握・共有するために毎日入力するシートがあったとして、導入した当時よりもチームのコミュニケーションがスムーズに取れるようになりシートがなくても問題なく共有ができるようになっていれば、廃止する選択肢もあるかもしれません。

「本当に今必要か」と一つひとつの業務に対して常に疑問を持つことが、無駄を省くための第一歩です。

残業が少ない仕事に転職する

業務の無駄を省いて残業を減らそう、全体の意識を変えようとしても、一朝一夕でできるものではありませんし、一社員の働きかけには限界があるのも現実です。

その場合は潔く働きやすい環境がすでに整っている企業に転職することが、手っ取り早く残業を減らす方法です。

まずは退職を決める前に、転職サイトやエージェントに登録してほかの企業をリサーチし、現在の状況と比較してみることも大切です。

そのうえで、「その企業で働くこと」と「残業が少なくプライベートの時間を確保できること」のどちらが自分にとって重要なのかを考えて判断しましょう。

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