フリーランスエンジニアとして独立し、自由に働きたいと考えている40代の方も多いでしょう。
しかし、40代という歳だから諦めの気持ちが半分を占めているかと思います。
「実際は40代でフリーランスエンジニアになるのは厳しい?本当のことが知りたい!」
このように考えてしまい、勇気を持てない方も多いでしょう。
この記事では、40代の方がフリーランスエンジニアを目指す実際の現状や、メリットデメリット、活躍するためのコツなどについて、解説しています。

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- 1 40代のフリーランスエンジニアの実態は?目指せる?
- 2 【厳しい現実】40代でフリーランスエンジニアは現実的に見ると厳しい
- 3 40代でプログラミングを学ぶのは無駄?
- 4 40代がフリーランスエンジニアになるためには
- 5 40代でもおすすめのプログラミングスクール
- 6 40代のフリーランスエンジニアが活躍するためには
- 7 40代でフリーランスエンジニアを目指すメリット
- 8 40代でフリーランスエンジニアを目指すデメリット
- 9 40代からフリーランスエンジニアを目指す場合に抱える不安や悩み
- 10 40代のフリーランスエンジニアが不安を払拭するために
- 11 まとめ|40代からでもフリーランスのエンジニアは目指せる!
40代のフリーランスエンジニアの実態は?目指せる?
まずは40代のフリーランスエンジニアの実態を知り、目指すか目指さないかをはっきりと決めることをおすすめします。
以下5つの観点から、40代のフリーランスエンジニアの現状について説明しているので、確認してみましょう。
40代のフリーランスは半数を超える
令和2年に内閣官房日本経済再生総合事務局が発表した「フリーランス実態調査結果」によると、40代以上のミドル世代が、フリーランス人口の約70%を占めることがわかっています。
フリーランスという働き方は、若い人の働き方というイメージがありますが、蓋を開けてみると実情は異なります。
20代と30代のフリーランスの人口は、合計しても30%と、明らかにミドル世代の方が割合は高いです。
実際の割合や人口を確認すると、まだまだ40代以上でもフリーランスを目指せることがわかります。
40代向けの案件もある
フリーランスエンジニア向けの案件を紹介している「レバテックフリーランス」では、40代が活躍している案件を検索することもできます。
該当ページを確認すると、40代が活躍している案件数は1700件を超えており、思っている以上に多いと感じる方もいるはずです。
案件数はまったくないわけでもなく、実際に40代の方が活躍している案件を確認すると、40代でも活躍できるのではないかと自信を持つこともできます。
このように年齢制限のない40代向けの案件もあるので、フリーランスエンジニアとして独立することは難しいことではないでしょう。
40代のエンジニアの需要は高い
40代のエンジニア自体が、需要が非常に高いので重宝される可能性が高いです。
フリーランスエンジニアは現場の流れや仕事の動き方、チームでの流れなどある程度経験がある人にしか仕事が入りません。
40代ともなると、長い間エンジニアとして働いていた分、経験値や知識が豊富にあると認めてもらえやすいです。
なかにはマネジメント管理や仕事の進捗管理をしてきた人もいるはずなので、ますますクライアント側からも重宝されやすいと言えるでしょう。
40代のフリーランスの平均年収は600万円
フリーランス向けの案件を掲載している「レバテックフリーランス」「Midworks」などを確認すると、40代などのシニア向けの案件は、月に40万〜60万円が相場です。
このことから、40代のフリーランスエンジニアの平均年収は500万〜700万円、平均して600万円程度だと考えられます。
若い世代だと月に100万円を超えることもあるため、比較すると少し年収が下がる恐れがあることを知っておいたほうがよいでしょう。
40代のフリーランスで多い職種はエンジニア
40代のフリーランスで最も多い職種はエンジニアだと言われています。
「フリーランス白書2022」によると、フリーランス全体的に見ても、エンジニアの割合は全体の17%とWebライターなどのクリエイト系の職種に次いで二番目に多い職種となっています。
エンジニア自体人口の多い職業なので、仕事に困ることはありません。
【厳しい現実】40代でフリーランスエンジニアは現実的に見ると厳しい
40代からフリーランスエンジニアになるのは、情報から見ると比較的なりやすいように感じます。
しかし現実的に考えると、40代でフリーランスエンジニアになるのは厳しいかもしれません。
理由は以下4つから考えられます。
未経験からエンジニアになるのは難しい
フリーランスエンジニア自体が、実務経験のない状態でなるのは厳しい職業です。
最低でも実務経験年数2年は必要なので、もしも40代の時点でエンジニアの経験がないのであれば仕事の獲得は難しいでしょう。
40代のフリーランスエンジニアに求められるのは、豊富な経験と知識です。
それらが満たされていなければ、フリーランスエンジニアとして独立するのは難しいかもしれません。
50代以降もエンジニアができるかわからない
40代でフリーランスエンジニアになると、50代以降の働き方を考える必要があります。
エンジニアは常にパソコンを見続ける仕事で、座りっぱなしにもなる不健康になりやすい職業です。
若いころは無理をすることができますが、40代50代と歳を重ねるにつれて、ずっと同じ仕事ができるかと考えると、それは難しいでしょう。
長期的な仕事をするのであれば、40代からでは少し遅いかもしれない、という考えが一般的です。
40代は未経験で転職することも難しい
40代で未経験のエンジニアは、正社員への転職も難しいと考えられます。
未経験からエンジニアになること自体はできますが、それは20代などの若い世代限定です。
40代のエンジニアに求められるのは長期的なキャリアや知識の吸収ではなく、人の上に立って指示するいわば管理職的な立場です。
そのため、未経験にできる仕事自体が、40代にはないとも言えます。
40代向けの求人は未経験向けではない
40代のフリーランスエンジニア向けの求人も、あるにはあります。
レバテックフリーランスでは常時1700件以上の案件が募集されていますが、これらはどれも未経験ではなく十分な経験がある方向けのものです。
フリーランスの案件が多数募集されているクラウドソーシングサイトでも、同様のことが言えるでしょう。
そのため、未経験でフリーランスエンジニアになったとしても、そもそも応募できる仕事がない状況に陥るでしょう。
40代でプログラミングを学ぶのは無駄?
40代でフリーランスエンジニアになるために、プログラミングを学ぶことが無駄なわけではありません。
しかし、学んだ後にどのようにその経験を活かすかによって、対応は変わります。
転職や独立のためにプログラミングの技術を学ぶのであれば、やめたほうが無難でしょう。
しかしプログラミングの知識を得て、IT企業のチームマネジメントになるのであれば無駄にはなりません。
40代がフリーランスエンジニアになるためには
40代がフリーランスエンジニアになるためには、若い世代がフリーランスになるのとは違うアプローチをする必要があります。
フリーランスエンジニアとして活躍できるよう、40代は以下の3つのポイントをおこなってみましょう。
経験を活かすようにする
フリーランスエンジニアになってから、まったく新しい未経験のプログラミングをするよりかは、今までの経験を活かせるフリーランスエンジニアになった方がよいでしょう。
40代に求められるのはなんでも吸収する力ではなく、長年培ってきた経験や知識だからです。
フリーランスに仕事を募集するクライアントは、社内でも比較的若い20代〜30代の方が多いはずです。
40代だからこそ持っている豊富な経験をアピールして、仕事を獲得してください。
エージェントを活用する
エージェントとは無料で仕事を紹介してくれるサービスのことですが、40代などのシニア向けのエージェントも存在します。
「テックシニア」は、40代~60代のシニア世代に特化したITエンジニア専門のエージェントサービスです。
ほかにもシニア向けのエージェントは存在しており、「シニア世代向け」と特定されたエージェントに登録すれば、仕事が見つかりやすくなります。
世のなかにたくさん存在するエージェントは若者向けであることがほとんどなので、まずは専門的なエージェントを確認してみましょう。
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リスクがあることを理解する
40代からフリーランスになるのは、リスクが高いことを理解しておきましょう。
フリーランスになると確定申告は自分でおこなう必要があり、さらには年金や国民保険料なども支払わなければいけません。
さらに、40代になると支払う必要のある「介護保険料」などもあり、40代になるまでとは異なるお金の出費もあります。
もしも家族を養っているのであれば、さらに計画を緻密に立てなければいけないので、慎重に考えましょう。
40代でもおすすめのプログラミングスクール
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未経験から3ヶ月くらいの期間でエンジニア転職するには、充実した初心者向けのサポートが必要になります。
以下でテックキャンプと他のプログラミングスクールの比較表を見てみましょう。

テックキャンプを利用すれば最短かつ、わからないときはすぐに質問できる環境でエンジニアになることができます。
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40代のフリーランスエンジニアが活躍するためには
40代でフリーランスエンジニアとして成功している方もなかにはいます。
成功している方が活躍できているのは、以下4つのことをおこなっていたからです。
常にスキルアップが必要
エンジニアは常にスキルアップが必要な職種です。
フリーランスエンジニアになっても、その姿勢を崩したり気力をなくすことをしてはいけません。
常に新しいプログラミング言語の勉強や、アプリ開発などをおこなうことでスキルアップをしていきましょう。
知識や経験が豊富な人ほど、年齢関係なく仕事を獲得することができます。
人脈を広げる
人脈を広げるのは、仕事を獲得する上でとても大切なことです。
一度仕事をしたことのあるクライアントから、別の仕事をもらえることもあるので、人脈を広げながら信頼を築き上げていきましょう。
40代になった場合でも、謙虚な姿勢で人とのコミュニケーションを大切にしてください。
マネジメント経験を積んでおく
マネジメント経験は、40代だからこそ持っている貴重な能力だといえます。
クライアント側も安心して任せることができるので、マネジメント経験はどんどん積んでおきましょう。
40代だから仕事がないのではなく、40代だからこそできる仕事もあると考えてください。
キャリアパスを具体的に描く
40代からフリーランスエンジニアになるのであれば、時間をかけてキャリアパスを具体的に描きましょう。
フリーランスは定年がないので、何歳になっても限界だと感じるギリギリまで働くことができます。
60代以降は年金をもらいながらフリーランスとして働きたいと考えているのであれば、40代からの20年間はどのように働き、どのぐらい稼ぐことを目標にするのか、具体的に考えましょう。
フリーランスになった後こそ、より詳細なキャリアパスが大事になります。
40代でフリーランスエンジニアを目指すメリット
40代でフリーランスエンジニアを目指すのは厳しいと述べてきましたが、実際は以下6つのメリットもあります。
収入が上がる可能性がある
フリーランスエンジニアになると収入が上がる可能性は、大いにあります。
なぜなら、フリーランスエンジニアの月の報酬が40万円からと、単価が高額だからです。
会社員であれば固定給20万円からが多いエンジニアですが、フリーランスになるとその報酬は途端にあがります。
そのため年収も上がり、会社員時代より多く稼ぐことが可能です。
経験値が多いので貴重な人材になりうる
40代のエンジニアは経験値が豊富なので、貴重な人材として重宝されます。
マネジメント能力や長年培ってきた経験値などを糧に、さまざまな仕事をもらいやすくなるでしょう。
いくら優秀な20代のエンジニアがいたとしても、経験値には勝つことができません。
自分の強みを武器にすることができるのは、40代限定だと言えるでしょう。
定年がない
フリーランスには定年がないため、何歳になっても働き続けることが可能です。
たとえ60歳を超えても稼ぎ続けることはできるので、年金をもらいながら働くこともできます。
知識さえあれば長期的に働けるので、フリーランスエンジニアになれば仕事や生活費などには困らないかもしれません。
新しいことに挑戦できる
フリーランスエンジニアは、新しいプログラミング言語を覚えていく必要があります。
そのため、さまざまな経験を得ることができ、アプリ開発やECサイトの立ち上げなど幅広い仕事に挑戦することができます。
フリーランスエンジニアとしての実績があれば、より多くの仕事に触れることができるので、新しいことや知らないことなどに挑戦したいと考えている人には、メリットだと言えます。
主婦でも自宅でできる仕事
フリーランスエンジニアは知識さえあれば比較的誰でもできる仕事です。
実務経験年数がある方が仕事は見つかりやすいですが、未経験者向けの仕事がないわけではありません。
なかには子育てをしながらプログラミング講座に通い、フリーランスとして独立した方も存在します。
エンジニアはパソコンさえあればどこでもできるので、主婦でも簡単に自宅から出ることなく稼ぐことができるのです。
在宅の副業にむいてる
フリーランスエンジニアは自宅でできる仕事なので、副業にも向いています。
会社員をしながら週末に家でできる副業を探している方には、フリーランスエンジニアはぴったりだと言えるでしょう。
40代でフリーランスエンジニアを目指すデメリット
一方で、40代でフリーランスエンジニアを目指す際には以下3つのようなデメリットもあります。
メリットとデメリット両方を抑えて、決断しましょう。
収入が不安定
フリーランスは収入が不安定になりがちなので、確実に稼いでいける方法を確立しなければいけません。
なぜなら、会社員であれば固定給が当たり前なので、収入が不安定になることはありませんが、フリーランスは固定給ではないからです。
収入を安定させるためには継続的に仕事を受注する必要があるので、単発だけでは稼いでいくことは難しいでしょう。
長期契約ができるクライアントを見つけられるように、根気よく営業を続けてください。
会社員に戻れる可能性が低くなる
40代の場合、フリーランスから会社員に戻れる可能性が低くなります。
若い世代の方がフリーランスから会社員に戻れる可能性は高く、実際に会社員に復帰している方も多くいます。
なぜなら、まだ若くて長いキャリアを築いていける可能性が高いからです。
一方40代の場合は、会社員に戻るどころか転職自体成功する可能性は低いので、会社員に戻れないリスクについても考えなければいけません。
社会保険などの手当てが一切ない
フリーランスは、年金や国民健康保険を自分で支払う必要があります。
会社が支払ってくれていたものをすべて自分で負担しなければいけないので、大幅に収入が減ることにも注意しておきましょう。
もしも家族を扶養している場合は、さらに負担金が増えます。
フリーランスになる前よりも手取り額が減ることも考え、慎重に決断してください。
40代からフリーランスエンジニアを目指す場合に抱える不安や悩み
40代からフリーランスエンジニアを目指す場合、必ず考えなければいけないことが以下3つあります。
社会保険や年金について
社会保険や年金は、自分で負担して支払わなければいけません。
さらに、40代になると「介護保険料」という社会保険料が発生するので、義務として支払う保険料が3つあります。
今までは会社がおこなってくれていましたが、フリーランスとして独立するのであれば、これらは自分で支払うことになります。
そのため、あらかじめ月にどの程度の出費があるのかしっかりと計画を立てる必要があるでしょう。
家庭に関する不安
家族を扶養している場合、さらに金銭面について考えなければいけません。
国民健康保険料も増加しますし、扶養している家族分の生活費も稼ぐ必要があります。
配偶者が社員として働いている場合はリスクが減りますが、もしも働いておらずパートとして働いている場合は、扶養できるぐらい稼がなければいけないでしょう。
実際に必要となる生活費などについて、具体的に考える必要があります。
体力面や健康に関する悩み
40代は20代とは違い、体力面や健康面にも気を遣う必要があります。
フリーランスは働いていないと稼ぐことができないので、体が資本です。
体調を壊してしまい働けなくなると、自身だけではなく家族全体の収入がゼロとなります。
このような状況に陥らないためにも、常に健康には気を付けて、よい環境で働ける努力が必要です。
40代のフリーランスエンジニアが不安を払拭するために
40代のフリーランスエンジニアが、このような不安や悩みを払拭するためには、仲間を見つけることが一番です。
たとえば、以下のようなことをしてみましょう。
40代のフリーランスのブログを見てみる
実際に40代でフリーランスとして独立している方を探すと、よい刺激がもらえるかもしれません。
たとえば、40代でブログを書いている方は以下のように存在します。
- Enjoy Everything(40過ぎでIT業界の会社員を辞めてフリーランスエンジニアになったシステムエンジニア経験のある方)
- もあたろうブログ(40過ぎで管理職をやめてフリーランスプログラマーになったエンジニア経験のある方)
40代からフリーランスエンジニアになることは必ずしも無謀なことではありません。
同じような境遇の方のブログを読んで、自分の身になるものを見つけてインプットしていきましょう。
まとめ|40代からでもフリーランスのエンジニアは目指せる!
40代からでもフリーランスエンジニアを目指すことはできます。
しかし、40代は20代とは異なり、体力面や健康面、さらに今後のキャリアなどから少し不利であることは事実です。
40代は経験値が豊富であり、活かせる知識があるのでそういった部分を武器にすれば、十分に立ち向かっていくことはできます。
未経験からフリーランスエンジニアになるのは大変な部分もありますが、エンジニアとしての経験があるのであれば、フリーランスでも活躍することが可能でしょう。
不安に思ったり悩んだりすることも多いとは思いますが、アプローチの仕方やどのように働くかについて具体的に考えれば、恐れることはあまりありません。
一番若いのは今だという意識を持ち、個人事業主として独立への一歩を踏み出しましょう。