「50代のフリーランスエンジニアはどうやって仕事を獲得していけばいい?」
近年、50代のフリーランスエンジニアも増えてきました。
しかし、40代、50代と年齢が上がるにつれて、フリーランスエンジニアとして受注できる仕事は激減するとも言われています。
この記事では、50代でもフリーランスエンジニアを続けていく秘訣や、50代からフリーランスになるメリット・デメリットについて解説しています。
フリーランスエンジニアとしてスキルアップする方法も紹介するので、理想の働き方を実現するための参考にして下さい。
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- 1 50代でフリーランスエンジニアやSEを目指す人が増えている!
- 2 50代がフリーランスエンジニアになるメリット
- 3 50代がフリーランスエンジニアになるデメリット
- 4 50代でも活躍できるフリーランスエンジニアの仕事の見極め方
- 5 50代フリーランスエンジニアがスキルアップを目指す方法
- 6 50代フリーランスエンジニアが仕事を獲得できないときに採用率を上げる方法
- 7 50代におすすめのフリーランスエージェント
- 8 50代のフリーランスエンジニアが抱える悩みや不安
- 9 50代のプログラマーは仕事ができない?現場の意見は?
- 10 50代のフリーランスエンジニアはたくさんいる!ブログで仲間探しもいいかも!
- 11 まとめ|50代でもフリーランスエンジニアで活躍はできる!
50代でフリーランスエンジニアやSEを目指す人が増えている!
近年、50代でフリーランスエンジニアやシステムエンジニアになる人が増えています。
その要因は、以下3つが考えられます。
フリーランスの高年齢の割合は高い
フリーランスは高年齢の割合が多く存在します。
「2015年版小規模企業白書について」を確認すると、40〜50代の方が全体の半分以上を占めていることが分かります。
さらに、50代のフリーランスの方は38.3%と比較的高く、どの年代よりも多いです。
フリーランスは、年齢に関係なく長く働くことができるところが魅力的です。
さらに近年は在宅勤務が増えてきたことも重なり、フリーランスへの注目度があがってきたことも高年齢の割合が高くなった原因のひとつと言えるでしょう。
しかし、50代の方は長年フリーランスとして働いてきた方が多くこの結果となっているだけで、現在50代でフリーランスになろうと考えている方はこの結果に反映されていません。
近年、50代のはじめで早期退職し、フリーランスに転向したいと考えている方も増えているので、50代でフリーランスになっている割合はさらに多いと考えてよいでしょう。
50代女性もフリーランスを目指している
50代女性もフリーランスになる方が増えています。
女性の50代は、結婚生活も落ち着き、子育ても終わった人生の山場を乗り越えた時期です。
共働きをしてキャリアを築いてきた方もいる一方、長く専業主婦を続けてきたからこそ、新しいことにチャレンジしたい方もいるでしょう。
フリーランスは社会保障や安定性はありませんが、50代の女性がフリーランスを目指すことも可能です。
IT系の50代フリーランス用サイトもある!
50代でフリーランスになる方が増えているため、50代向けのフリーランス用サイトも近年は増えてきました。
とくにフリーランスエンジニアは50代の方も多く人気の職種であるため、実際に以下のようなシニアでも使えるサイトが存在しています。
50代でもフリーランスエンジニアになることはできます。
しかし、20代に比べると受注するための自己アピールの重要性が高くなり、案件を見つけるのが難しくなるでしょう。
そんなシニアに向けた、フリーランス用のエージェントや案件を探すサイトが増えてきているのです。
50代がフリーランスエンジニアになるメリット
50代でもフリーランスエンジニアになれるうえに、フリーランスになるならエンジニアになることをおすすめします。
その理由は、以下2つです。
- 50代の女性も長く続けられる仕事が多い
- 50代でも一人でできる仕事が多い
- 50代のベテランエンジニアは高レベルな求人案件を獲得できる
- ライフワークバランスを取りながら収入を増やせる
- モチベーションを維持しながらキャリア形成も目指せる
50代の女性も長く続けられる仕事が多い
フリーランスエンジニアは女性でも男性でもなることが可能です。
「IT人材白書」によると、エンジニアをはじめとするIT業界は、女性にとっても働きやすい場所であるという結果があります。
将来性のある仕事であると見られているため、女性でも長く続けられる仕事が多いことが理由です。
エンジニアになるためには、プログラミング言語を学ぶ必要があり独学は難しいと感じる女性も多いでしょう。
しかし、たとえば以下のようなオンライン講座に通うことでプログラミングを学ぶことができます。
上記の2つは、女性に特化したプログラミング講座があることでも有名です。
オンライン講座を受講することで、挫折せずに学ぶことができ、さらに長く仕事ができるのでおすすめです。
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50代でも一人でできる仕事が多い
フリーランスエンジニアは、ほぼひとりで仕事をおこないます。
プロジェクトによってはチームを組むこともありますが、フリーランスは在宅勤務の割合が高いので、人と関わることも少ないです。
そのため、50代であるからこそ感じる「年下の上司への気まずさ」などを感じ取ることも少ないでしょう。
50代のベテランエンジニアは高レベルな求人案件を獲得できる
50代になると、長年の経験とスキルを持ち合わせていることが多いため、フリーランスとして高いレベルの仕事に携わることができます。
また、経験から生まれる問題解決能力やチームリーダーとしてのスキルを活かし、クライアントの要望に応えることができます。
ライフワークバランスを取りながら収入を増やせる
フリーランスエンジニアは、自分のスケジュールに合わせて仕事をすることができます。
そのため、家族や趣味などの時間を確保でき、ライフワークバランスを取りやすい環境を作ることができます。
また、自分で仕事の値段を設定することができるため、50代の豊富な経験に見合った高額な報酬を得られる可能性があります。
モチベーションを維持しながらキャリア形成も目指せる
フリーランスエンジニアは、自分が興味を持っている分野や、得意とするスキルを活かせるプロジェクトに参加することができます。
50代の人でもモチベーションを維持しやすい環境が作れるため、仕事に取り組む意欲が高まります。
また、フリーランスエンジニアは自分でビジネスを展開することができるため、50代からの自己実現やキャリアアップの機会があることもメリットと言えます。
50代がフリーランスエンジニアになるデメリット
50代でフリーランスエンジニアになる場合のデメリットは以下の5つです。
収入面での不安がある
フリーランスエンジニアは、常に新しい仕事を探し、契約を締結する必要があります。
そのため、収入が安定しない場合があるため、不安定さを感じることがあります。
仕事を獲得するのが難しい場合がある
フリーランスエンジニアにとって、自分自身のマーケティングや営業力が必要不可欠です。
しかし、50代になると、人脈やビジネススキルが不足している場合があるため、仕事を獲得するのが難しい場合があります。
健康面に問題があると長時間のコンピューター作業が難しい
フリーランスエンジニアは、長時間のコンピューター作業が必要です。
しかし、50代になると健康面の問題がある場合があり、長時間の作業が難しい場合があります。
社会保障や年金制度が不十分
フリーランスエンジニアは、自分自身で社会保障や年金制度を用意する必要があります。
しかし、50代になると、これらの制度が不十分であるため、将来的に不安を感じることがあります。
新しい技術やプログラミング言語の習得が難しい
フリーランスエンジニアは、常に新しい技術やプログラミング言語を学び続ける必要があります。
しかし、50代になると新しい技術や言語の学習についての負担が大きく、習得するのが難しい場合があります。
50代でも活躍できるフリーランスエンジニアの仕事の見極め方
50代でもフリーランスエンジニアとして活躍することはできます。
しかし、そのためには活躍できる仕事を見極める必要があるので、以下2つのポイントに注目しましょう。
自分の強みを活かせられる仕事かどうか
自分の強みを活かせる仕事か、きちんと見極めてから仕事を受注しましょう。
50代が持つ一番の強みは、若いエンジニアにはない知識や経験だと言えます。
それらを発揮できる仕事であれば実績があると認めてもらえるため、充分に太刀打ちできるでしょう。
しかし、まったく知らない言語を勉強する必要がある場合は、若いエンジニアのほうが活躍しやすい仕事と言えます。
自分が活躍できる仕事がどうか見極めて、仕事を受注するようにしましょう。
マネジメント系も活躍できる
クライアント側が50代のフリーランスエンジニアに求めているのは、マネジメント能力です。
40代のときに、すでに管理職やマネジメントを経験していれば、当時の経験や知識の需要が高いこともあるため、活用することができます。
若い年代が持っていない能力は強みにできるので、活かしていきましょう。
50代フリーランスエンジニアがスキルアップを目指す方法
フリーランスエンジニアとしてさらにスキルアップを目指したい方には、以下の方法をおすすめします。
オンラインコースの受講
インターネット上には、プログラミング言語や開発ツールの使い方を学べる「Udemy」や「Progate」といったオンラインコースが数多く存在します。
自分に合ったコースを選び、スキルアップに取り組みましょう。
書籍やドキュメントでの学習
開発に必要な知識は、書籍やドキュメントなどを通じて学ぶことができます。
最新の技術に関する情報をキャッチアップし、積極的に学習しましょう。
以下に、50代からフリーランスエンジニアを目指す人におすすめの書籍を紹介します。
- 「エンジニアリング思考力」(著者:山口周、出版社:SBクリエイティブ)
エンジニアリング思考力を身につけるための方法を解説している本です。問題解決力やクリエイティブな発想力を養うためのヒントが満載です。 - 「エンジニアは人間力が10倍大切」(著者:柴田徹也、出版社:PHP研究所)
この本は、エンジニアとして成功するために必要な人間力について解説しています。コミュニケーション能力やリーダーシップ力など、ビジネスマンとしてのスキルアップにも役立ちます。 - 「エンジニアが知っておくべきビジネスの教養」(著者:吉岡秀俊、出版社:SBクリエイティブ)
エンジニアがビジネスの視点を持ち、自分の仕事がビジネスにどう貢献できるかを理解するための本です。ビジネス用語や会計の基礎知識、経済的な視点などが解説されています。
オープンソースプロジェクトへの参加
オープンソースとは、作成者がソースコードを無償で公開していて、利用や改変、再配布が自由に許可されているソフトウェアのことです。
オープンソースプロジェクトに参加することで、実際の開発経験を積むことができます。
自分のスキルをアップデートし、新しいプログラミングスタイルを学びましょう。
コミュニティへの参加
プログラミングのコミュニティに参加するのもおすすめです。
他の人たちとコラボレーションすることで、新しいアイデアを得たり、問題解決のヒントを得たりすることができます。
プロジェクトの自己立ち上げ
自分自身でプロジェクトを立ち上げ、開発を行うことで、自分のスキルアップに取り組むことができます。
自己管理能力やマネジメントスキルも同時に向上させることができます。
50代フリーランスエンジニアが仕事を獲得できないときに採用率を上げる方法
50代のフリーランスエンジニアの方が仕事を獲得できなくなったときは、以下3つの方法を実践してください。
クラウドソーシングでアピールし続ける
クラウドソーシングサイトで仕事を見つけるときは、自己アピールをしっかりとおこなってください。
クラウドソーシングサイトは、すべてネットを経由してのやり取りになるので、年齢は関係ないと思われます。
しかし、ネットという特殊な性質上、使い慣れている方をクライアント側は求めています。
顔を見ない分、困ることが少なそうな若い年代が、仕事を獲得しやすいのも現実です。
そのため、50代のフリーランスエンジニアこそ自己アピールをしっかりとおこない、「若い年代以上に使える人間だ」と注目してもらいましょう。
最新技術を学ぶ姿勢を崩さない
最新技術を学び続けるように努力しましょう。
IT業界はつねに最新技術が発展していく点が特徴です。
最新の技術を扱えるエンジニアは、どの年代でも非常に重宝される人材です。
50代のエンジニアは、若い年代が持っていない経験や知識が豊富にあるはずなので、その知識とともに最新技術の知識もあれば、採用されやすくなるでしょう。
フリーランスエージェントを使用する
フリーランスエージェントを使用することも、考えましょう。
クラウドソーシングは自分で仕事を見つける必要がありますが、エージェントの場合は担当となるコンサルタントが仕事を紹介してくれます。
たとえばシニアも対象のエージェント会社である「レバテックフリーランス」では、50代60代向けの仕事を紹介してくれるエージェントです。
このように、50代向けに仕事を紹介してくれるエージェントも存在するため、活用していくことで仕事も獲得しやすくなるでしょう。
50代におすすめのフリーランスエージェント
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5位.フリーランススタート | ー | ・エンジニア向けのIndeed ・自力で案件を探したい人向け ・あらゆる案件が見つかりやすい | https://freelance-start.com/ 案件数:約480,000 |
6位.テックビスフリーランス | 20日 | ・税務代行が無料対応!! ・案件継続率97%超 ・業務時間後や土日でも相談対応OK | https://freelance.techbiz.co.jp/ 案件数:約30,000 |
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50代のフリーランスエンジニアが抱える悩みや不安
50代のフリーランスエンジニアは、以下3つの不安や悩みを抱えています。
収入が不安定である
50代だけではなく全年代に共通した悩みですが、フリーランスは基本的に収入が不安定です。
フリーランスは自分で営業をし、仕事を獲得する必要があります。
長期的に契約ができるクライアントを見つけることができればよいですが、必ずしも契約できるわけではありません。
収入がなくなることを防ぐためにも、継続的な仕事を見つけていく必要がある点が、50代の不安となっています。
医療保険や年金などの社会保障への不安
フリーランスは加入できる社会保険も限られており、年金も厚生年金ではありません。
企業で管理されていないため、フリーランスの場合は収入によって保険料も変わります。
50代にとって医療保険は大切な考慮事項です。
早めに調べて、対応しておきましょう。
高年齢は不利になることもある
フリーランスエンジニアにとって、年齢が不安要素になることもあります。
募集している求人によっては、「20〜30代まで」と年齢制限がされており、50代のフリーランスエンジニアが応募できる仕事は少ないです。
クライアントによっては年齢は関係なく、人間性や仕事の能力で決めてくれることもあります。
しかしながら、少なからず年齢による影響はあると考えられるので、事前に対策を練る必要があるでしょう。
50代のプログラマーは仕事ができない?現場の意見は?
50代のプログラマーは仕事ができないと言われることがありますが、現場の意見としては以下2つがあります。
年下の上司やリーダーからしたら扱いに困る
50代のプログラマーの上司は、年下である可能性が高いです。
20〜30代の若手は、自分よりも年上の部下をどのように扱えばよいか分からない場合もあります。
この場合は、仕事の問題ではなく年齢の問題なので、コミュニケーションを大切にしていれば解決するでしょう。
自己流にこだわる人も多い
50代の方は、長年の経験があるため自己流にこだわる人もいます。
若い年代よりも多くのことを経験しているため、ひとつのやり方に固執する方もいるでしょう。
しかし、ITは常に最新技術が発展していく業界であり、プロジェクトによってはチームを作って仕事をします。
柔軟にさまざまな方法を取り入れて、臨機応変に対応していくことが大切です。
50代のフリーランスエンジニアはたくさんいる!ブログで仲間探しもいいかも!
50代でフリーランスエンジニアになる方はたくさんいます。
フリーランスはひとりで仕事をおこなうので、寂しく思うこともあるでしょう。
その場合は、ブログやSNSを使用して仲間を探すとよいかもしれません。
情報交流をすることも、フリーランスエンジニアにとっては必要なことです。
まとめ|50代でもフリーランスエンジニアで活躍はできる!
50代でもフリーランスエンジニアになれます。
しかし、50代という年齢による影響は少なからず受けることになるため、仕事を獲得するための勉強や、自己アピールは怠らないようにしましょう。
また、シニア向けのフリーランスエージェントを利用するのもよいでしょう。。
フリーランスは、何歳でも続けていくことができる自由な仕事形態です。
50代で早期退職し、独立する方も多く存在します。
新しいことにチャレンジしたいと考えている女性もいるでしょう。
同じ不安や悩みを抱えている仲間を見つけて情報交換し、ぜひ新しい一歩を踏み出してみてください。