このような不安や疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事では、フリーランスエンジニアがきついといわれる理由について、詳しく解説しています。
最後まで読むことで、フリーランスエンジニアの厳しい実態について知ることができるでしょう。
また、本編では独立してきつい思いをしないための対策も紹介しています。
ぜひ、フリーランスエンジニアになるための指南書としてお役立てください。
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フリーランスエンジニアはきつい・しんどいといわれる理由
フリーランスエンジニアが「きつい」「しんどい」といわれる理由について解説します。
収入や雇用が不安定になるから
フリーランスエンジニアには、仕事が見つかる保証がないところが大きなデメリットです。
また、必ずしも好条件の案件が受注できるとは限らないため、収入に波があり安定しません。
取引先の都合や景気によって仕事を失うリスクがあるため、コンスタントに仕事を発注してくれる複数のクライアントをキープしていく必要があります。
スキル習得が難しくなるから
スキル不足を痛感した声もよく聞かれます。
特に20代〜30代の若年層に多く見られるのが現状です。
IT技術者は、クライアントから経験と実績が強く求められます。
求人サイトの募集案件を見ても、「未経験者」を受け入れている企業はほとんど見当たりません。
フリーランスエンジニアは能力向上を手助けしてくれる存在はなく、自力でスキルを底上げするしかないのです。
競合が増えて競争が激しくなったから
競合が増えたため、エンジニア同士の競争が激しくなったとの声も聞かれます。
フリーランスエンジニアの人口は、2022年時点で266,959人と2021年より115%近く増加しました。※株式会社Brocanteの調査結果より
増加した要因は、コロナ禍によるリモートワークの浸透や、IT業界の慢性的な人材不足です。
フリーランス人口に比例し、IoTやAI(人工知能)など、先端技術者向けの案件(求人)が急増しています。
今後は、市場価値の高いエンジニアは高年収になり、その他は低単価の案件を奪い合う現象が起こるでしょう。
ブラッククライアントに出くわすから
稀に、ブラッククライアントに出くわす可能性があるとの声も聞かれます。
ブラッククライアントは、以下の特徴が見られるので注意してください。
- 業務上で無理難題を押しつける
- 納期直前に突発的な仕事を押しつける
- エンジニアに罵声を浴びせる
- 契約以外の作業を押しつける
- 長時間残業をさせる(常駐型の場合)
- 賃金の未払いや不当な値引き交渉がある
不運にもブラッククライアントに遭遇した場合は、法テラスに相談するなど法的措置を取る必要があります。
常駐ばかりの仕事になるから
フリーランスエンジニアになったのに、「客先常駐ばかりで不満」という声はよく聞かれます。
常住型の働き方とは、会社員と同じように、契約先の企業に赴いて業務を進めることです。
そのため、時間や場所の制約が発生し、リモートワークができなくなるデメリットがあります。
また、常駐型は福利厚生や社会保障などの待遇が少ないため、会社員より損をすることも否定できません。
常住型が不満な場合は地道に営業活動を続け、継続案件が取れはじめたら迷わずシフトチェンジしていきましょう。
年齢を重ねると仕事が受注しづらくなるから
フリーランスエンジニアの案件は、年齢制限を設けていることが少なくありません。
とくに50代以降になると、受注できる仕事がガクンと減少します。
なぜなら、高齢になると病気などの健康リスクが高まるからです。
また、人は高齢になるにつれて新しい技術の習得が難しくなります。
このようなマイナス要因から、年齢制限のある案件が多くなり、高齢になるほど収入が伸び悩んでしまうのです。

フリーランスエンジニアできついと感じる4つのタイプ
フリーランスエンジニアがきついと感じる4つのタイプについて紹介します。
営業活動ができない人
フリーランスエンジニアにとって、営業ができないことは致命傷になります。
エンジニアは技術が高いだけでは、稼ぐことができません。
自ら働き口を見つけなければ、お金は1円も発生しないのです。
これは、副業としてクラウドソーシングを利用する場合も同じことがいえます。
安定を求め会社員に満足している人
今の会社勤めに満足している人は、フリーランスエンジニアに向かないでしょう。
フリーランスには自由と引き換えに煩わしい業務が多く発生します。なかでも最大の壁となるのが、収入源の確保です。
もちろん、手厚いサポートをしてくれる会社の上司や同僚は存在しません。
このほか、商売道具であるデバイスや場所の確保など、設備投資も必須です。
業務以外でプログラミングをしない人
業務以外で自主的にプログラミングをしない人は、フリーランスエンジニアに向いていません。
なぜなら、普段からプログラミングに触れてスキル不足を補填しないと、競合に負けてしまうからです。
近年はフリーランスブームにより、独立するエンジニアの数が急増しました。
今後は、従来の生存戦略では勝ち残ることができません。
Pythonやhtmlなど自分が興味のある分野や、需要の高いプログラミング言語に触れる習慣を持ちましょう。
憧れだけで独立しようとしている人
「月収50万円以上稼げる」といった憧れだけでフリーランスを目指すことは、おすすめできません。
なぜなら、フリーランスの現実は決して甘くないからです。
フリーランスエンジニアは会社員と違い、本職のIT開発に専念できないデメリットがあります。
実際には、収入源を得るための営業活動や、競合に勝つための勉強、煩雑な事務作業などに追われてしまうのです。
営業活動に苦手意識がある場合は、会社エンジニアを続けながら副業するか、転職をおすすめします。
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きついと感じないフリーランスエンジニアのタイプ
フリーランスエンジニアが向いている人の特徴について3つ解説します。
自主性がありスキルアップできる人
フリーランスエンジニアにとって、新しいスキルの習得は必須です。
フリーランスは、組織に所属して手厚い教育を受けられる機会がありません。
その場合、スキル習得のための学習環境が必要です。
もし経済的に余裕があれば、以下の方法を検討してみてください。
- 有料のWebコンテンツを利用する
- 勉強会やセミナーに参加する
- プログラミングスクールを活用する
- 資格を取得する
営業活動ができる人
IT技術習得に限らず、営業活動に注力できる人は、独立後に成功できます。
フリーランスになると、自分の代わりに仕事を受注してくれる社員がいなくなります。
成功者は売上向上のために、営業活動を怠りません。
たとえ人とのコミュニケーションが苦手でも、創意工夫をして1件でも多く仕事を請け負っているのです。
どうしても営業活動がうまくいかない場合は、マッチングサービスを検討してみてください。
自己管理ができる人
フリーランスエンジニアとして成功する人は、目標設定がしっかりできています。
「何のために働くのか」「何を目指したいのか」しっかりと自分と向き合ってみてください。
目指す指標が明確であると、ブレることなく目標達成に注力できるでしょう。
フリーランスエンジニアの口コミ(体験談)
当事者であるフリーランスエンジニアの口コミ(体験談)を紹介します。
会社員よりも稼ぎやすい
現役のフリーランスエンジニアの間では、比較的収入が安定しているとの声も聞かれます。
人によって経済状況はさまざまですが、フリーランスの方が会社員よりも収入が高く、ゆとりがあるとのことです。
「会社員は安定している」といわれますが、会社も絶対安全とは限らないといった意見もあります。
将来安泰を目指すなら、会社員ではなくフリーランスでたくさん稼いで資産形成するのが理想です。
働き方が自由になる
自由な働き方に、十分な恩恵を受けているフリーランスエンジニアも多数見られます。
なかには好きな時間にスポーツジムへ通い、健康維持に努めている人もいるのです。
時間の制約がないと、気持ちにゆとりが生まれ、健康的な生活ができるのでしょう。
フリーランスエンジニアできつい思いをしないための5つの対策
フリーランスエンジニアで、きつい思いをしないためのポイントについて紹介します。
対策①スキル習得に注力する
フリーランスエンジニアの悲惨な末路を避けるには、時代のニーズに合わせてスキルアップすることが大切です。
主なスキルの例は、以下のとおりです。
- AIに関するスキル
- IoTに関するスキル
- アプリ開発のスキル
- 電子機器の組み込みや制御のスキル
- クラウドの知識とスキル
- ビジネス英会話のスキル
フリーランスエンジニアの報酬は、需要の多さや技術者の希少さで変化します。
最新の情報や口コミをチェックし、常に人材価値の高いエンジニアでいられるよう努力しましょう。
対策②エージェントサービスを活用する
フリーランスエージェントの末路を悲惨なものにしないためには、フリーランスエージェントの登録がおすすめです。
フリーランスエージェントには単価が高く継続前提の案件が多く、スキルと経験に見合った仕事を見つけやすいからです。
さらにフリーランスエージェントには利用者に担当のアドバイザーがつき、仕事の受注や働き方の相談にも乗ってくれます。
営業活動や単価・条件の交渉が苦手な人、人脈の少なさに困っている人は、ぜひフリーランスエージェントを利用してみましょう。
対策③1年〜3年の実務経験を積んでおく
フリーランスエンジニアを目指すなら、最低1年〜3年以上の実務経験を積んでおきましょう。
エージェントサービスを経由して案件を受注する場合は、実務経験が重視されます。
実務経験は、習得しているスキルや開発環境などを主張できる重要な要素です。
とくにSIerの経験があると市場価値が高くなり、高単価案件を受注しやすくなります。
対策④SESでつながりを作る
会社員エンジニアとして実務経験が長く、実績のある人はSESで人脈形成するのがおすすめです。
SESは客先常駐型の雇用契約が特徴で、プロジェクトごとに働く場所が変わります。
さまざまな職場で高度な開発に携わり、企業と信頼関係を築くことで、独立したときに仕事を依頼されやすくなるのです。
ただし、未経験者の場合はシステム運用や保守に仕事が限られるため、SESによる恩恵は受けられません。
対策⑤SIerへの就職も視野に入れる
Slerで実務経験を積み、独立に備える方法もおすすめです。
Slerとは、システム開発に関する業務を請け負う企業のことです。
Slerに所属すると以下のような業務に携わることができるため、IT知識や技術力の向上につながります。
- 業務システムなどの設計開発
- スマートフォンやタブレットのアプリ開発
- ハードウェア用の組込みシステム開発
- サーバーやデータベースの構築
- ECサイトやクライアントのHP構築 など
また、Slerでは開発メンバーやクライアントと接触する機会が多いため、コミュニケーションスキルも習得できます。
まとめ|フリーランスエンジニアできつい思いをしないための事前対策を!
フリーランスエンジニアに転身してきつい思いをしないために、事前対策を心がけましょう。
近年は副業やリモートワークの浸透により、フリーランス人口が急増しています。
エンジニアやプログラマーなどのIT技術者は、競合に勝つための付加価値を身につけることが重要です。
自主的に足りないスキルを習得し、クライアントに求められる市場価値の高い人材を目指していきましょう。