JCBは国内大手のカード会社で、大手企業や金融業界への就職を希望している就活生であれば気になる企業ではないでしょうか?
JCBの就職難易度や働き方、選考対策などJCBへの就職を考える方に知っておいて欲しいことを解説します。
- この記事の監修および編集協力者

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JCB就職倍率や難易度は?
JCBを志望している就活生が気になるのが、内定獲得の難易度です。
過去のデータをもとに、倍率や難易度を解説します。
JCBの新卒採用人数と倍率
「マイナビ2024」で公表されているJCBの採用人数は下記のとおりです。
総合職群(G職) | 習熟職群(S職) | 合計 | |
2022年度 | 内訳非公表 | 内訳非公表 | 123名 |
2021年度 | 75名 | 31名 | 86名 |
2020年度 | 77名 | 33名 | 110名 |
2019年度 | 60名 | 26名 | 106名 |
「就職四季報」によると、2021年8月時点で2022年度採用の応募者数は14,183名、倍率は109倍となっており、かなりの高倍率であることがわかります。
2024年度の採用予定人数はまだ公表されていませんが、例年どおりであれば100名前後の採用が予想されます。
JCBの新卒就職偏差値と難易度
JCBの就職偏差値は54のBランク程度です。
金融業界全体で見ると偏差値70の日本銀行を筆頭にメガバンクや大手保険会社、証券会社が上位に名を連ねており、業界内では比較的難易度が低いといえます。
とはいえ、金融自体が人気業界でJCBの倍率も高いため、やはり内定獲得は簡単ではないでしょう。
JCBの選考フロー
「マイナビ2023」に掲載されているJCBの2023年度新卒採用の選考フローは下記のとおりです。
→職群選択(総合職群or習熟職群)
→適性検査
→面接(計3〜4回)
→内々定
面接・グループディスカッションの詳細は公表されていませんが、過去の体験談によると面接は計3回、一次・二次面接後に面談を挟み最終面接の流れでした。
ただしあくまで過去の例なので、今後の選考フローが変わる可能性は大いにあります。
JCBでは面接重視で選考をおこなっているので、しっかりと対策をして面接に臨みましょう。
JCBの職群別平均年収
JCBでは2つの職種で新卒採用を実施しています。
- 総合職群(G職):国内外の転勤あり
- 習熟職群(S職):勤務地限定
JCBでは有価証券報告書がないため公式に発表されている平均年収のデータがなく、口コミサイト「openwork」「JobQ」に寄せられている口コミをもとに職種別の平均年収と難易度を解説します。
JCBの総合職の平均年収・難易度
総合職群は習熟職群よりも初任給が高く、その後も年収は大きく差が開くようです。
平均値は700万円ほどですが、勤続年数や役職によっては年収1,000万円を超えることもあります。
職種別の難易度についてのデータはありませんが、一般的には幅広い業務に就く可能性がある総合職の難易度が高い傾向があるため、JCBでも総合職群のほうが難しいと考えられます。
平均年収 | 約700万円 |
初任給 | 218,000円/月 |
JCBの習熟職群の平均年収・難易度
習熟職群は総合職群よりも初任給が8,000円低く、その後も年収には差がでてしまうようです。
しかし総合職群よりも年収が低いとはいえ、平均年収は500万円で東京都の平均年収364.2万円(厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)と比べれば高水準となっています。
習熟職群では勤務地が東京に限定されており、国内外の転勤を避けたい方にはおすすめです。
職種別の難易度についてのデータはありませんが、一般的に地域限定職は業務の幅が限られるため、総合職に比べて難易度が低い傾向があります。
平均年収 | 約500万円 |
初任給 | 210,000円/月 |
JCBの採用に大学は関係ある?
JCBの選考を受ける際に気になるのが、学歴フィルターの有無です。
出身大学によって内定のとりやすさに影響はあるのか、過去の実績をもとに解説します。
JCB大学別就職人数ランキング
「就活四季報2023年版」によると、2022年度新入社員の出身大学別ランキングは下記のとおりです。
1位 | 慶應義塾大学 | 11名 |
1位 | 早稲田大学 | 11名 |
3位 | 立教大学 | 8名 |
4位 | 法政大学 | 6名 |
5位 | 明治大学 | 5名 |
6位 | 大阪大学 | 4名 |
6位 | 立命館大学 | 4名 |
8位 | 千葉大学 | 3名 |
8位 | 中央大学 | 3名 |
8位 | 同志社大学 | 3名 |
首都圏の有名私立大学を中心に、偏差値の高い大学出身者が上位を占めています。
早慶・MARCHクラスの出身者が多いことは間違いないですが、これらの大学は規模が大きく全体の学生数が多いため、相対的に採用人数も多くなっているとも考えられるでしょう。
JCB内定者の出身大学
「マイナビ2023」によると、JCBの2021年度採用実績大学は下記のとおりです。
国立大学 | 愛知教育大学、横浜国立大学、京都大学、九州大学、広島大学、佐賀大学、神戸大学、千葉大学、大阪大学、大阪教育大学、東京農工大学、東京工業大学、東京大学 |
公立大学 | 横浜市立大学、高崎経済大学、大阪市立大学 |
私立大学 | 学習院大学、関西学院大学、関西大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、芝浦工業大学、上智大学、成城大学、青山学院大学、専修大学、早稲田大学、中央大学、津田塾大学、東京理科大学、東洋英和女学院大学、同志社大学、日本大学、日本女子大学、法政大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、立命館大学 |
全体として上位校が多くなってはいるものの、日東駒専クラスなどの中堅大学も含まれており、学歴フィルターがあるとは言い切れません。
JCBに限らず人気企業で上位大学出身者が多くなるのは、学歴そのものよりも「簡潔かつ論理的に話せる」という能力を持った学生が上位大学に比較的多いことが理由だと考えられます。
JCBが求める人物像と合致することをしっかりアピールできれば、内定も不可能ではないでしょう。
就活生に人気のJCBに採用されるための対策
人気の高いJCBから内定をもらうのは、簡単なことではありません。
やるべき対策を4つ紹介するので、内定を目指すのであればできることはすべてやっておきましょう。
インターンシップに参加する
JCBでは夏冬に3daysインターンシップを開催しています。
参加者は選考の一部が免除される特典があるため、インターンシップに参加することで内定に近づくことができます。
プログラムをとおしてJCBについての理解を深めることもできるため、志望動機や自己PRにも生かすことができるでしょう。
インターンシップの参加にも選考があり、詳細はマイページにて案内されるため、情報を逃さないよう早めにJCBの採用ページからエントリーを済ませておくことをおすすめします。
OBOG訪問に行く
JCBの企業理解を深めるためには、先輩社員から話を聞けるOBOG訪問も有効です。
会社説明会などでは聞けないよりリアルな話を知れたり、選考のアドバイスをもらえたりと、OBOG訪問ならではの収穫があります。
「ビズリーチ・キャンパス」のような自分の大学の先輩にOBOG訪問ができる無料の就活生向けサービスもあるので、活用してみましょう。
自己分析で自信を持てるエピソードを用意する
「就活四季報2023年版」によると、JCBの求める人物像は下記のとおりです。
- チャレンジ精神
- フロンティア精神を備え、お客様をはじめ周囲から信頼される人材
「フロンティア精神」とは「開拓者精神」を表しており、未開拓地帯に分け入っていったアメリカの開拓者たちを象徴する言葉です。
チャレンジ精神にも通ずる言葉で、「挑戦」と「信頼」がJCBのキーワードといえます。
自己分析をしっかりおこない、この人物像に合致することがアピールできるエピソードを話せるよう準備しましょう。
業界研究で同業他社との違いを明確にする
志望動機でありがちなNG例が、「企業の志望動機」ではなく「業界の志望動機」になってしまうことです。
業界の志望動機だけでは不十分で、同業他社にも当てはまることを話してもその業界であればどこでもいいと思われてしまいます。
カード会社だけでも多くの企業があるなかで、「なぜJCBでなければいけないのか」「他社にはないJCBの魅力」を伝える必要があります。
事業内容や社風などの特徴をしっかり調べたうえで、JCBならではの魅力に自分の強みを絡めて「JCBと自分のマッチング」をアピールしましょう。
JCBの内定を獲得するための方法
「なかなか内定を獲得できない…」「とりあえず内定を持っておきたい!」という人は無料のエージェントサービスを利用しましょう。
就活エージェントサービスの基本的な特徴は以下のとおりです。
・ES(エントリシート)の添削
・履歴書の添削
・企業紹介
・面接対策

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